なにしろ「肺気腫」の病名と高血圧数値がショックで
夫もわたしも
診察室を後にしてお会計待ちでボーッと座っていた
しばらく放心していたら
ふと気がついた
次に来院するのは肺気腫と高血圧の薬がなくなる頃か？
そういえば
血液検査の結果はまだ聞いていないことも気が付いた
お医者さんも忘れていたのかな？
肺気腫のことを説明するのに
専念したため
忘れていたのだろう
血液検査の結果は
わたしの知っているかぎりでは
多分一週間くらいで出るのではなかったかと思いながら
処置室の看護師さんに検査結果が出るのはいつかと尋ねた
一週間から１０日と看護師さんは教えてくれた
昨日で
初診察から12日が経った
夫はあれからずーっと家に居た
薬を飲んで
わたしが作る薄味の野菜多めの食事を取り
わたしが仕事の日は洗濯をしてくれたが
あとは
テレビを見ることが主でゴロゴロ
他にはコンビニにスポーツ新聞をたまに買いに行くことと
市役所に確定申告をしに行ったくらい
でもこの12日間が夫には必要だったようだ
まとまった休みもなく働いてきたから
疲れも貯まっていたのだろう
体の疲れを取るよい機会だったのだ
そして今回の
自分の体の異変を自覚し受け止め
病気と共にこれからは暮らしていく覚悟が
この12日間でしっかりできたようだった
「心が折れた」
「息苦しい」と言ってたのが
今では
「大分良い」と
「歩いても苦しくない」と
でも
血液検査で何か問題のあることが出て来たら？
不安はあったからモヤモヤしていた
わたしの休みに合わせて
昨日病院に行った
血液検査結果は
思いの外
成人病、生活習慣病を疑うような
特に問題となる項目はなかった
これで気持ちのもやもやも晴れた
夫もわたしも
安堵！やれやれ～
夫は
３月３日から仕事にも出ることになり
以前の通り週五のフル勤務ではないがそれでも
仕事に出掛けられるのは
夫にはとても良いことのように思う
出来ることをやっていく
夫もわたしも
そういう暮らしから
得るもの
感じるものを大切に生きていけたら
「良」