ナナ de ココナツ

ナナちゃんの家に保護されたココちゃんがやって来ました。2010年秋、なつちゃんも家族の仲間入り♪

日本テレビ「スッキリ!」

2007-10-04 | Weblog
今朝、日本テレビ「スッキリ!」で
“動物管理センターの実態”を放送すると聞き
ドキドキしながら観ていました。

番組が始まりTVからワンちゃんたちの悲壮な叫び声が流れました。
すると、今まで私に抱っこされて、まったりしていたココちゃんが
バタバタもがき腕の中から飛び出したんです。
一旦、廊下の方へ走ったのですが、すぐに戻って来ると
身体を硬直させ、じっと画面を見ていました。

ココちゃんは数ヶ月前、管理センターに収容された子です。
TVから流れる悲壮な叫び声の意味が分かったのでしょう。
そして忘れかけていた記憶を思い出してしまったのかも
しれません
パパが慌てて別の部屋に連れて行きました。

番組ではガス室の様子、連れて行かれるまでの様子を
人間の顔以外はボカシなしで放送していました。
そして、ガス室で行われることは決して安楽死ではないことも。
誰が付けたのか知りませんが収容最後の部屋=ガス室は
『ドリームボックス』と言う名称でした。
20分間もガスを吸わされ苦しんで死んでいくのです。
何故ドリーム・・・。

子猫を連れて来た家族。
理由は「旅行に行くから」でした。
父親は子供に「海へ行きたいか、猫を飼うか」決めさせたそうです。
母親も子供も泣いていました。
でも、その家族にはこれから楽しい旅行が待ってるんですよね!
この人達の泣いている涙は何?
子猫はあなた達が遊んでいるその時『ドリームボックス』に押し込まれて
苦しみながら死んでいくんですよ。
どうして預かってくれる人を探さなかったの?
ペットショップに預ける方法だってあるでしょう?

命あるものを飼うってことは、時には自分を犠牲にするものだと思います。
“可愛い可愛い”だけじゃなく、最後まで責任もって面倒みること。
そして命の大切さを子供に教えるのが親なのに!!(怒)

母親がこんなことも言ってました。
「飼える時が来たら、またここに貰いに来る」と。
つくづく何も分かってないんですね、この人達。
空いた口が塞がりません。

母親に抱かれている子猫の目が無邪気で直視できませんでした。


もう一つは年老いたハスキー犬。
起立することも出来ず、食事も排泄も自分では出来なくなり、
飼い主が困り果てて持ち込んだとのこと。
介護は人間もワンちゃん自身も辛いことだと思います。
でも何故、病院での安楽死を考えてあげなかったのか?
収容所で行われることは安楽死だって信じてるんでしょうか。
最後の日、歩けないこの子は職員の人に抱きかかえられて
『ドリームボックス』に入れられました。
抱きかかえられたら必死に足をバタバタさせました。
動くことも出来なかった子が精一杯の抵抗です。
十数年も過ごした家族に看取られることもなく処刑場のような
場所で最期を迎え、どんな気持ちだったでしょう。

涙でまともに観ることが出来ない・・・。

今の私に何が出来るのか?
ココちゃんの里親にはなったけれど、まだたくさんの子たちが
救いを待っている現実は変わりません。

このあと、日本テレビ「スッキリ!」に番組の感想と再放送の
要望を投稿します。
この様な番組をもっとたくさんの人に見て貰いたいから!
動物愛護が進んだ欧米でも“虐待や遺棄”はあるのです。
でも、声をあげる人が多いとのこと。
そしてそれを支援する人達も・・・。

今日はナナ・ココちゃんをシャンプーしました。
フワフワになってシャンプーのいい香りをさせながら
ご褒美のおやつを今か今かと待っている二人です。
いつもこんな笑顔を見せてくれるんですよ




珍しく真面目な話をしてみました。
こんな私でもたまにはネ!