その日は、たまたまナナ父が休暇をとっていました。
木曜日から体調を崩していたので病院に行き、早めに帰宅。
金曜日を休めば、金土日の3連休になる予定でした。
ここ数日、コッちゃんが元気がなくなって来ていたので、
一緒に居てくれるのは本当に心強かった。
* * * * * *
金曜日の朝、いつものようにシリンジでミルクを飲ませた後は
ヨロヨロと歩いたりしていたコッちゃんですが
お昼頃、ナナ父が起きて来て二人で様子を見ていると・・・
トイレの場所の近くで腰を下げるかっこうをしました。
シーかな? ウンかな?
すると、溶けたチョコレートの様なものが大量に出ていました。
実は食事が満足にとれなくなってから10日間も便が出ていません。
先生からは、固形物を摂っていないので出る物が無いのでしょう。
お腹を触診して溜まっている様子はないから大丈夫と聞いていましたが
これ以上になったら心配! と思っていたのでホッとしました。
何度も何度も力んで、ちょっと驚くぐらいの量でした。
出し切った様子を見てから、汚れたシッポやお尻を綺麗に洗ってあげて
ふかふかベッドに横たわらせると、コッちゃんもスッキリしたのか
落ち着いていました。
落ち着いてはいるものの、何となく目が離せなくて暫く横で見ていると
少しだけ呼吸が早くなっていくように感じました。
凹んだお腹が少し上下して・・・
ナナちゃんの時に経験していましたから、嫌な予感が。
もうどうしていいかわからず、コッちゃんに二人で話しかけながら
ただただ体を撫でていました。そんな状態は30分程だったと思います。
スーッと呼吸が止まり・・・
最期は、とても穏やかに眠るようでした。
また動き出してくれるんじゃないか・・・
今ちょっと動かなかった?
そんなこと二人で言いながら、体を撫でたり胸に手を当て呼吸の確認
などしていましたが、体の硬直はすぐに始まって来ました。
時計を見ると、13:55
これが悪い夢なら早く覚めて欲しい。
でも夢だとして、覚めたら・・・あんなに食いしん坊だったコッちゃんに
また、食べられない生活を続けさせてしまう。
温かかった体が冷たくなって来て、
もうコッちゃんの魂は、ここに宿っていない。
よく頑張ったね。 偉かったね。
どうしようもなく悲しくて、切なくて
涙が堰を切ったように溢れ出た。
珍しくナナ父が3連休だった初日に旅立ちを選んだコッちゃん。
二人が揃っている時に、きちんと最期の姿を見せてくれて・・・
こうなって、あー、そうだったんだ。と思いましたが
数時間前には、なっちゃんにも お別れの挨拶をしに行ってました。
眠っている なっちゃんに近寄って行き、体の上に被さるように。
なっちゃんに、その意味が分かったかどうかはわかりませんが
なっちゃんも、その姿勢のままで暫く動きませんでした。
私たちの都合を考えて旅立ちの日を決め、お腹もスッキリ綺麗にして、
なっちゃんにもお別れして身支度したコッちゃん。
本当に見事な最期だったと褒めてあげたいです。
日頃から人にもワンちゃんにも優しくて、お利口で、頑張り屋さんで
親バカかもしれませんが、本当に出来過ぎた良い子でした。
可愛いと思うだけでなく、我が家になくてはならない存在だった子。
ナナちゃんの時もテンちゃんの時も、なっちゃんのことも・・・
メソメソする私を、いつもコッちゃんが助けてくれていた。
本当に本当に心から、ありがとう。
大好きだよ、コッちゃん。
少しだけ、お別れ。
でもきっといつか・・・
また会おうね、コッちゃん。
2015年5月22日
ココ 享年15(推定年齢)
これまで、コッちゃんを可愛がってくださった皆様
本当にありがとうございました。
木曜日から体調を崩していたので病院に行き、早めに帰宅。
金曜日を休めば、金土日の3連休になる予定でした。
ここ数日、コッちゃんが元気がなくなって来ていたので、
一緒に居てくれるのは本当に心強かった。
* * * * * *
金曜日の朝、いつものようにシリンジでミルクを飲ませた後は
ヨロヨロと歩いたりしていたコッちゃんですが
お昼頃、ナナ父が起きて来て二人で様子を見ていると・・・
トイレの場所の近くで腰を下げるかっこうをしました。
シーかな? ウンかな?
すると、溶けたチョコレートの様なものが大量に出ていました。
実は食事が満足にとれなくなってから10日間も便が出ていません。
先生からは、固形物を摂っていないので出る物が無いのでしょう。
お腹を触診して溜まっている様子はないから大丈夫と聞いていましたが
これ以上になったら心配! と思っていたのでホッとしました。
何度も何度も力んで、ちょっと驚くぐらいの量でした。
出し切った様子を見てから、汚れたシッポやお尻を綺麗に洗ってあげて
ふかふかベッドに横たわらせると、コッちゃんもスッキリしたのか
落ち着いていました。
落ち着いてはいるものの、何となく目が離せなくて暫く横で見ていると
少しだけ呼吸が早くなっていくように感じました。
凹んだお腹が少し上下して・・・
ナナちゃんの時に経験していましたから、嫌な予感が。
もうどうしていいかわからず、コッちゃんに二人で話しかけながら
ただただ体を撫でていました。そんな状態は30分程だったと思います。
スーッと呼吸が止まり・・・
最期は、とても穏やかに眠るようでした。
また動き出してくれるんじゃないか・・・
今ちょっと動かなかった?
そんなこと二人で言いながら、体を撫でたり胸に手を当て呼吸の確認
などしていましたが、体の硬直はすぐに始まって来ました。
時計を見ると、13:55
これが悪い夢なら早く覚めて欲しい。
でも夢だとして、覚めたら・・・あんなに食いしん坊だったコッちゃんに
また、食べられない生活を続けさせてしまう。
温かかった体が冷たくなって来て、
もうコッちゃんの魂は、ここに宿っていない。
よく頑張ったね。 偉かったね。
どうしようもなく悲しくて、切なくて
涙が堰を切ったように溢れ出た。
珍しくナナ父が3連休だった初日に旅立ちを選んだコッちゃん。
二人が揃っている時に、きちんと最期の姿を見せてくれて・・・
こうなって、あー、そうだったんだ。と思いましたが
数時間前には、なっちゃんにも お別れの挨拶をしに行ってました。
眠っている なっちゃんに近寄って行き、体の上に被さるように。
なっちゃんに、その意味が分かったかどうかはわかりませんが
なっちゃんも、その姿勢のままで暫く動きませんでした。
私たちの都合を考えて旅立ちの日を決め、お腹もスッキリ綺麗にして、
なっちゃんにもお別れして身支度したコッちゃん。
本当に見事な最期だったと褒めてあげたいです。
日頃から人にもワンちゃんにも優しくて、お利口で、頑張り屋さんで
親バカかもしれませんが、本当に出来過ぎた良い子でした。
可愛いと思うだけでなく、我が家になくてはならない存在だった子。
ナナちゃんの時もテンちゃんの時も、なっちゃんのことも・・・
メソメソする私を、いつもコッちゃんが助けてくれていた。
本当に本当に心から、ありがとう。
大好きだよ、コッちゃん。
少しだけ、お別れ。
でもきっといつか・・・
また会おうね、コッちゃん。
2015年5月22日
ココ 享年15(推定年齢)
これまで、コッちゃんを可愛がってくださった皆様
本当にありがとうございました。