会津の鋸鍛冶屋です。目立てを習得して頂きたく、Youtubeに目立て関係の動画をアップしています。お目通し下さい! 

目立てを身に付けたい方に仕事場にて実習支援しています。勿論、無料。
メールからの日程調整を致しましょう。

京都から 8時間かけて!

2019年03月23日 15時20分42秒 | 日記

 

京都からの最短距離ルートは日本海側走行。

短時間の休憩をで多くしたトラブル無し走行が、見込みより早い到着になった。

 「鶴ヶ城を観たいので、同行して貰えるか?」とLINE連絡。

勿論「OK」で、見ものが{ 雪吊り} しか無いのを覚悟でハンドルを握った。

 

まだまだ固い桜の蕾だが、太く黒い樹木がの群れが、一面の花盛りを

想像させてくれた。

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明るさが残っているのに、居酒屋へ。は

勿体無いので、仕事場へ。

 

ガラス戸の前に歩を運んだ途端、

「又、来れた。嬉しい!」「懐かしい!」

 明るい内にと、進める。

 

今回は、狂い取りを、復習+少し奥へ。

写真の大きな鋸の曲がりが直せない!

挑戦。

 

 

頃合いをみて、予約しておいた居酒屋へ。

ヽ(*´∀`)ノ

 何種類もの会津地酒!

どれほど?

「覚えていません!」美味かったのは

「間違いない!」  です。

 


中屋友右衛門作の窓鋸

2019年03月23日 13時16分58秒 | 日記

目立て依頼があった。


子供の頃から馴染みがあった、中屋友右衛門の窓鋸。

鶴ヶ城から江戸への道。

我が工場がある博労町を直進し、東に曲がって滝沢町。

博労町、滝沢町共に鋸鍛冶屋が多かった。

その滝沢町に在った「中屋友右衛門」鋸鍛冶屋。

さらに進むと、飯盛山を右に見て、峠の登る手前に、ご本陣がある。

今は、新たな道路が通って変わってしまったが、

懐かしく想い出す事が出来た。

 数本が折れている。

刃渡り 2尺(60cm、幅20cm)。
猪苗代町の造園業者さんが古道具屋から入手し、汚れを落とした綺麗な鋸身。


ヤスリチェックをすると、「いい塩梅」の硬さ。
刃先折れが4本あったが ひっこくと、拡大写真程度なので充分に楽しめる。

、、、と言っても、硬い鋸身は容易には擦り込めない。

「急がなくて可」と有難い言葉に甘んじて進めるつもり。
動画を作ってみるか?

三脚使いの独り撮影は「難しいだがらし」。(気が向いたら,,,)

 


京都から来てくれる!

2019年03月13日 13時27分13秒 | 日記

突然のLINEで、「17日は空いていますか?」。

たまげだー !

高い樹の上で作業する T青年は京都の人。

< 空師 > < 造園業 >として、活動する好青年。

写真で使っているのは、伝左衛門の窓鋸


栃木県で空師としての指導を依頼されたので

会津まで足を伸ばしたい!と。

それだけの価値があるのか?と問うと、

「あの鍛冶史写真集を読んで行きたくてならなかった」。

数ページに掲載の写真が、仕事場の どの場所か?は

瞬時に判る程の来宅回数。

「滅多に無いチャンスなので、是非!」と。


有り難く思った伝左衛門からの提案

「16日夜に来れば呑めるね」でした。

即答は「嬉しい!」

希望が 地酒 でしたので、居酒屋を予約。


やってみたが出来ないでいる、狂い取りを

処置して欲しい、もう1度教わりたい、の

要望共々の笑顔を見る事が出来る。


遠足前の小学生気分の75歳・伝左衛門です。



再活用へ向けて!

2019年03月09日 11時44分21秒 | 日記

オークションサイトから落札するのは勇気が要る。

不鮮明な画像から鋸身の状態を推測するのは難しい。

再活用可能」が絶対条件。

自分を信じての落札は、リスクを覚悟。

幸いな事に、これまでの数十枚には無かった。

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先日、立て続けて、三種類の鋸が落札された。

マチ部が長い特徴の{横挽き鋸}

活用できる人の目に付かなければ進展はないが、探している方が

目にしたら「絶対に役立つ!」と信じての出品でした。

大鋸と撞木柄のガガリ鋸

それぞれに問い合わせからの返答により、納品できました。

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あぁ、無くなってしまった」ので、オークションサイトを検索。

いっぱい有る!  それぞれをチェック。

錆が深くて、道具とは なり得ない鋸。

刃先が折れて、手直しが容易ではない鋸。

設定金額が高額な鋸。

目立てに自信が無い人が「使える」と勘違いしない事を祈る。

 

私の場合は、再出品し、落札して頂くので安価が必須。

二千円以上の送料負担を要考慮。

手間を掛けても、比較的低額で提供できそうな鋸を見つけ

二枚を落札した。

一尺八寸刃渡り(写真の3寸は間違い)」

例によって、目の角度・深さは手直しが必要だが、何とか成る。

<成る>は <鋸に関われる>ですので、嬉しくなった

 中屋伝左衛門 です。