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撞木柄のガガり鋸を求めて戴いた四国の方から、写真が送られてきた。
きっかけは、オークションサイトからの質問。
その方の評価を見ると、悪い!
然し、文面にはオークションのやり方が解らないので困まっている様子でした。
不案内な為に、評価を悪くしただけなのだろうと、メール交換に進めた。
「自分で板を取りたい!」が、目的で縦挽き鋸を探していた。
何通かのメール交換の末に、撞木柄のガガり鋸を納品。
約一年経ったところで画像添付のメールが届いた。
その後が、気になっていたので直ぐに思い出した。
発送直後に県内のご夫婦の来宅があり、電話では「窓鋸を見たい」でしたが、
仕事場に入るなり、「縦挽き鋸を見せて」でしたので、ビックリ !
おっしゃったのが奥様でしたから。
二件も続いた縦挽き鋸。
女性が木工作業の板取りを自身で作業するとは、世の中、変わったなぁ!
この印象が強かったので、記憶に残っていました。
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添付写真は これ! 予想に反したタップリな重量感。
一見、問題が無いようですが、「ラインが合わせられなかった !」との事。
この太さに水分タップリと見える、赤松。
余程の慎重感を持たないでは、鋸身の薄さが負けてしまいますね。
せめて乾燥材であれば、良かった。
厚みが有り、重量が手助けする大鋸なら、気持ち良く切り込むでしょうね。
「シャリー シャリー」音が聞こえそうです。
手持ちの落札した大鋸を特別安価で提供しようか ? と、思いましたが
押し売りに為りかねないし、「甘く考えていた。勉強になった。楽しかった!」
「対象にする木材を検討しつつ、趣味とします ! 」
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これで良かったのでしょうね。
でも、近くだったら大鋸持参で出掛け、大鋸挽き体験をして頂きたいです。
ーー 中屋伝左衛門 この冬 最高降雪量の会津 ーー