先に、目立てを施す前と終了後 を書きましたが、大事なことを忘れていました。
ひっこき
この仕事名は何?
特殊な種類の鋸以外の 刃面は、真っ直ぐにしてあります。
50~100本の目の刃先の高さが凸凹では切れ具合が良くないのは当然!
そこでやらねばならないのが「ひっこき」で、ヤスリを横に使って刃先を削ります。
当然、高くなっている刃先が削られて光ります。
チョット見では平らに見えていても、木を切っているうちに短かく為っている目が出来てきます。
その凸凹を修正する仕事が「ひっこき」です。
上の写真は ひっこき をした直後で、白くなっている箇所がヤスリで削られた所。
左端の大きな目は 検刃と呼んでいて、この後の仕事終了後に全体を斜めに削ります。
2本目の先端の光が小さいですね。
この程度では、この後の目立て仕事で無くなってしまいます。
当然、そこで再び ひっこくのです。
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目の形状や角度・深さを整えつつ、目立てを終わらせたのが、下の写真です。
目の側部は当然ながらヤスリで削り、下刃・上刃 をつけては居ますが
先端を主にした「ひっこき」のページですので、側面は光らないように写しました。
それにしても、、、、、、、ピントが合っていません! ごめんなさい。