「アンバランス・ゾーン」 荒井尚子 1990年

荒井尚子のデビューシングル。

現在、風見しんごの奥様。

①アンバランス・ゾーン
作詞・作曲：中原めいこ、編曲：新川博
わざわざ「adviser 中原めいこ」とクレジットされてる。中原さん色の強い、というより君たちキウイすぎるでしょ！とツッコミ必至のラテン歌謡。パーカッション乱れ打ち、哀愁のスパニッシュギター、けたたましいシンセの響きと、サービス満載なアレンジはメジャー感たっぷり。ため息系女声コーラスがムードを盛り上げる激キャッチーなサビにも、ヒットの匂いがたちこめている。リズムもよく、ノリノリの歌唱は中原さんのデモ＆歌唱指導を忠実に再現しているのだろうけど、中原さんよりちょっと落ち着いた雰囲気か。色気もあり、完成度が極めて高いのにセールスはパッとしなかった。何が足りなかったのか？聴いた感じでは「ひとつまみの野心」あたりかなあ。

②青春のオードヴィ
作詞：麻生圭子、作曲：小野香代子、編曲：難波正司
唯一のアルバム『ジュヴゼーム』(1990)のラストナンバーとして収録されたバラード。しっとり歌ってもなかなか。いやむしろ①よりこっちのがShokoさんの声に合ってるかも。

定価930円、レンタル落ち100円。
化粧で顔立ちが分かりにくい。ヘア＆メイクさん、ちょっと力入りすぎた。