写真と文章で楽しむ小さな小さなギャラリー

折々の写真と短い説明文を不定期に更新したいと思います。

2024-07 両親33回忌、兄嫁17回忌法要と伏木方面ドライブ

2024-06-18 08:09:45 | 身近な写真

6/17鉢植えのラベンダーに追肥していたら何かうごめくものが? よく見ると3㎝ほどの小カマキリ(保護色で見ずらい) 例年だと複数のカマキリに出会うが今年は絶滅を心配したがホッ 今年初めて!

季節は巡りタチアオイの花がテッペンまで満開、最高気温が30度越え 真夏の感 しかるに今年は梅雨入りが遅くまだ当面宣言が出そうもない⁉

 先日 親の33回忌と兄嫁(主催者の甥にとっては母親)の17回忌に出席のため妻と富山帰省 北陸新幹線(はくたか)で大宮から富山駅まで約2時間、何と速いことか! 駅弁食べて窓外を眺めるともう富山だ 63年前は夜行列車で10時間ほどかかった

5人兄弟中存命は3番目の姉(ケァハウス暮らし)と5番目の私の二人(1番目兄、2番目姉、4番目姉は彼岸) 私が埼玉で就職したためか両親の死に目に立ち会っていない・・・

現在の家主 甥っ子のファミリーが主役 すっかり若返っている これぞ世代交代だ 親の33回忌に出席できるなんてなんと幸せなことか!主催してくれた甥夫妻に感謝の言葉が見つからない‼

翌日甥夫妻と高岡(伏木(ふしき))の国宝「勝興寺(しょうこうじ)」を見学・・・万葉集編纂者(へんさんしゃ)として有名な大伴家持(おおとものやかもち)が越中の国司として5年間過ごした館跡あたりに建てられた浄土真宗本願寺派の堂宇で23年もの年月を要して修復して江戸時代の伽藍が蘇った寺院 2年前に国宝に指定  静寂、広大、優美・・・久し振りに荘厳なお寺参り

他に氷見(ひみ)の丘陵地の「あいやまガーデン」バラ園、寒ブリで有名な「氷見港」に併設された食堂でキトキトな「刺身盛り定食」いただく  この辺りの海岸線は昔から眺望が素晴らしい景勝地  海岸線の向こうに3000ⅿ級の立山連峰を望む「雨(あま)晴(ば)らし海岸」このシーズンは靄(もや)で見えない、伏木港に停泊する帆船 海王丸等を満喫して帰宅 

今回は撮った富山の写真を載せる

義経伝説に出てくる 如意の渡し の伏木駅前の義経と弁慶像

旧伏木測候所(気象資料館)高台に古い建物

国宝勝興寺門前の大伴家持像 最近のものか

勝興寺鼓堂(こどう) 左右対称 城郭を思わせるような望楼形式 端正な2層の屋根がカッコ良い

勝興寺 総門  城郭を思わせる鯱(しゃち)を載せた高麗門形式 奥に鼓堂がぴったりと収まる  ガードマンから写真映えするオモシロイ配置を教わる

勝興寺 唐門  重厚な唐門が迎えてくれた 京都の興正寺から移築された檜皮葺(ひわだぶき)

勝興寺 本堂(国宝)京都の西本願寺に似ているとか 巨大な建築物 棟高23.5m 鉛葺き

本堂  蟇股 お寺というより城郭を見ているよう

本堂内部  阿弥陀様を安置  金箔細工がふんだんに

本堂外観   右手から眺める

勝興寺の歴史 文明3年(1471)本願寺八世 蓮如上人が創建した土山坊に起源 本堂は寛政7年(1795)建立 江戸時代は加賀前田家と密接な関係を保ちながら広壮な伽藍を築き上げて現在に至る… 

伏木駅前 古国府(ふるこくふ)の案内がひっそりと出迎えていた 

氷見の番屋街内部 このお土産屋街は賑わっている 県外ナンバー車多し

岸壁市場 サイクリングを楽しむ人たちで賑やか

氷見港の現在 寒ブリシーズンは賑わうが今は静まり返っていた

氷見丘陵地にある あいやまガーデン(個人所有) バラの旬は過ぎたが鶯の鳴き声も聞こえ別天地 インド人観光客も

あいやまガーデン 目を引いたクロバナロウバイ 初夏にチョコレート色の花を咲かせる ロウバイ科の低木 北アメリカ原産 花言葉は 深い慈愛・・・

 

あいやまガーデン バラの花を浮かべた池 おしゃれな雰囲気 

あいやまガーデン バラ園 

あいやまガーデン シモツケソウ満開 品のあるピンクはどこで見ても飽きない

あいやまガーデン 散策 満開のレースフラワーと深紅のバラ コントラストがうまく合致

景勝地 雨晴らし海岸 展望台 から義経岩を眺望する

帆船 伏木港 海王丸 夕やみが近く曇りで人出は少なく

海王丸と近代的な新湊大橋 この新湊大橋は「富山マラソン」の舞台で登りが長く最難関 されど眺める景色が最高のご褒美とか

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帰省中 法要 姉のお見舞い 高岡伏木方面ドライブ 面倒を見てくれた甥夫婦に感謝 お疲れ様でした 健康でいることの素晴らしさを再認識した帰省でした

プランタで育てているミニトマト(アイコ2株 赤、イエロー)が順調に成長 1m超え 沢山の実をつけている 今月末には初物収穫となりそう 

寂聴さんの遺句集(新聞報道から)刊行(2024/5/29)からそのまま転記 〈死ぬる日もひとりがよろし陽(ひ)だけ照れ 〈哭(な)かぬだけ蛍(ほたる)の恋(こい)の狂おしく

                                                                     ではまた