写真と文章で楽しむ小さな小さなギャラリー

折々の写真と短い説明文を不定期に更新したいと思います。

19-10 見どころ満載 ブリュッセル(3) 私が小便小僧像だ

2019-05-31 15:31:38 | 旅行

 五月に記録的猛暑。特に北海道。避暑地どころではない。明日は六月。そろそろ蒸し暑くなるね。

5/30ホトトギスが秋ヶ瀬公園で鳴いていた。鳥名はカメラマンたちに教えてもらった。

トッキョキョカキョクと鳴いていたが聞き取れなかった 地上8ⅿ位 初めての撮影だ 何とか見れる画像になった

 同郷の朝乃山(前頭8枚目)(12勝3敗 25歳 富山市呉羽町生まれ)初優勝。おめでとう!トランプさんから米大統領杯も…。富山の力士の優勝は103年ぶりとか。

次も頑張れ 令和初の優勝(NHK TV)

アメリカ杯も(NHK TV)  これもおもてなし?


 小便小僧像は日本にもあるがここブリュッセルは言わば総本家。しかも「世界3大がっかり」の一つと言われるようだ(他にデンマーク コペンハーゲンの人魚姫像、シンガポールのマーライオン)。理由は身長が60㎝と思いのほか小さいから? オリジナルは1619年フラマン人彫刻家ジェローム・デュケノワ作でブリュッセル市立博物館(王の家)に保管され、街頭の小僧はレプリカ…やけに新しい。今回はその小便小僧を紹介。

小便小僧のいわれは( ウィキペディアから借用)

①反政府軍がブリュッセルを爆破しようとしかけた爆弾の導火線に小便をかけて消し、町を救った少年がいたという武勇伝説。この少年の名はジュリアン、小便小僧の愛称「ジュリアン坊や」はここに由来するといわれている。

ブラバンド公ゴドフロワ2世に関する説。1142年当時2歳のゴドフロワ2世率いる軍は、グリムベルデンでの戦いの際、戦場の兵士を鼓舞するため、ゆりかごに幼い支配者を入れて木に吊るした。 そこから公は敵軍に向かって小便をし、味方軍を勝利に導いたという。

 いわれはともかく、注目はその衣装の多さ。2019年4月時点2000着以上。しかも今も世界中から届く。日本のものも。入りきれず近年専用博物館がお目見え。

 市立博物館(王の家)にはオリジナルの小便小僧特に貴重なものを展示。その中に「桃太郎衣装」がある。その写真を撮っていたら、可愛い声で〔ママ、ママ〕と日本の子供(4歳ぐらい)の声、そしてそばにお母さん。1週間子供連れでプライベート旅行とのこと。さすが!

 尚、近くに「小便少女」なる像もあり。鉄格子の中にしゃがんでいる姿を見た。なんでも評判が良くないとのこと。こちらは薄暗い路地にありツァー客もまばら。私のコメントなし。興味ある方はネットでどうぞ。


これが小便小僧60㎝ 本日の衣装 茶色のセンスのあるデザイン 大勢の観光客が眺める  小便はリサイクル

翌朝訪ねたらあれ~はだかん坊だ 誰かはぎ取ったのかな? それとも新着に着替え中?

市立博物館(王の家)にある初代小便小僧とか 黄金色 

市立博物館(王の家)で見つけた大理石の小さな小便小僧? これが本当のオリジナル? 白鳥にまたがっていた 

鳥の口から小便が  他にも貴重な資料が展示される

博物館最上階に桃太郎衣装の小僧 ケースに保管 犬と猿も鉢巻を締めてる ここで日本人の親子に遭遇

桃太郎衣装の近くに多分ナポレオンの衣装 ドイツ製かな?

博物館別館は小便小僧の衣装専用館 使用済みの衣装展示

世界中から来た色とりどりの衣装 見るだけでもくたびれる

4月4日現在1020着だ 世界一衣装持ち坊やでなかろうか?


19-09 見どころ満載 ブリュッセル(2)  ギャルリー・サン・チュベール 

2019-05-23 17:14:16 | 旅行

 大相撲が終盤戦。郷里の朝の山が絶好調(5/23 10勝2敗)。令和初の勝ち越し力士となる。インタビューで頭から当たる姿勢を強調。大いに期待したい。

さてブリュッセルのギャルリー・サン・チュベールとは

 ギャルリー・サン・チュベール(1846-1847建造 アールヌーボー全盛期に建造))は世界最古のアーケード街と聞く。長さは212m 高さ18m天井は全面ガラス張りで明るい。円形アーチが並びハイセンスなディスプレイ。 ベルギーのトップブランドが軒を連ねる。夢見心地な場所で日本の銀座4丁目的雰囲気。チョコレートのお店も。チョコ好きにはたまらない。私が撮った写真でいくつかを紹介。

ギャルリー・サン・チュベール夢の世界 円形アーチ毎ブランド店が並ぶ 天井はガラス張りで明るい

手袋店 4月はまだ冬ものも 色とりどりの手袋が並ぶ

ノイハウス 1857年創業時は薬局、その後チョコ屋に 

ラフォーリー・デカドー 有名なギフトショップ 季節に応じた品揃え

ピエール・マッコリーニ 1995年パティシエ世界一に チョコ

ベルギーはレース織物が有名 起源は15世紀のルネッサンス期に修道院等で。17世紀に盛んに可愛い子供用品が並ぶ

英雄セルクラース像

 グラン・プラスで最も古い館の一つ「星の館の壁にある英雄ブロンズ像この像に彫られたセルクラースは12世紀からブラバン公に統治されていたブリュッセルの街を、1356年にルイ・ド・メール率いるフランドル軍から守ったことで英雄になった…。像の左手にふれると幸運になるという言い伝えも。観光客が絶えず 私も何とかタッチ

ゴジバ 1926年創業 日本でも有名なチョコ屋 志木市の丸井にも支店

メゾン・ダンドワ 1829年創業ビスケット屋 焼きたてワッフルを楽しむ チョット甘め(4.5€)


19-08 旧古河庭園のバラ 《エグランタイン マサコ》

2019-05-19 09:14:24 | 身近な写真

 令和になり早や3週間ほど。皇室行事も終り落ち着きを取り戻した。本屋には万葉集本が平積みで並ぶ。今年は万葉集ブーム到来の予感。新元号の考案者はやはり中西進さん。雅子さまに関する特集記事に“皇后さま飾らぬ人柄”“秀才の外交官”とある。堪能な語学で国際交流推進大いに期待。

 5月8日の新聞記事に旧古河庭園《エグランタイン マサコ》と言う薔薇の写真。早速旧古河邸(東京都北区、JR駒込駅)へ急ぐ。天候にも恵まれ大勢の人出。早咲きバラが満開。なんでも天皇、皇后両陛下のご成婚を記念した淡いピンク色のバラ。

広大な庭園には池、木立、お茶室有で散策しながら1日ゆっくりと森林浴でき、素晴らしい環境だ。

私見だが《エグランタン マサコ》は優しい色合いの大輪で新皇后に相応しい。来年も見事な花を咲かせてほしい。

余談だがテレビ東京のロケに遭遇。渡辺正行の朝散歩とか。いつ放映かは知らない。

プチ情報:このバラは1994年イギリス生まれ、作出者はデビッド オースチン花径大輪花色ソフトピンク香り強香

 

約700平方メートルのバラ園には早咲きのバラが満開 シニア入園料70円 

両陛下のご成婚を記念したソフトピンクの大輪バラ 《エグランタイン マサコ》

《ロイヤルプリンセス》はまだツボミ(5/8) 純白のバラ 愛子さん誕生記念と思う

テレ東京の朝散歩のロケと遭遇 渡辺正行さんの元気な声が聞えた

都会の真ん中とは思えない静寂の世界へ  池と灯篭 ツツジも満開

木立の中のお茶室が静寂さを際立たせる  明かりがついていた


 


 



 

 

 

 

 

 


 

 

 



19-07 ブリュッセルは見所満載(1)

2019-05-12 12:46:22 | 旅行

暑い!昨日は真夏日の場所もあった。又熱中症の季節が来る!最近 幼児を巻き込んだ痛ましい交通事故が多い。世の中何かおかしい。私も注意せねば… 

 この時期(43日)ベルギーは桜が満開。ヨーロッパでは桜は単に数ある花木に過ぎない、日本の「花見」はないと聞く。

 首都ブリュッセルと聞いてもピンとこない。チョコとビール、EU本部のある都市程度。しかしブリュッセルは魅力的だった。まず食事が美味しい。ビールがうまい。そして世界遺産(1998年グラン・プラス)も。

 令和天皇夫妻が20年前訪れたフィリップ王太子結婚披露宴 1999年)2013年に即位、現在はフィリップ国王59歳)に。56日付新聞では親日家で10回以上来日。令和天皇と親交とある…

バスからEU本部が見えた。そう ブリュッセルにはEU本部がある。いわゆるEUの首都なのだ(EU発足前からベルギーはヨーロッパの中心として重要だった)。

 ベルギー王宮は壮大だが道路わきで写真タイムのみ。国旗が掲揚され国王が執務中のしるしだ。

 隣接のブリュッセル公園は昔王様の狩場だった場所。公園側を見ると枝を横につなげてある木々が目に付く。こんなの初めて。目的は何だ?夏場の日よけか? 日本でもやったらどうか?オリンピックには間に合わないが。

バスを下りる手前のミッシェルと聖グードラ大聖堂のファサードが優雅な姿を現す。今まで見た中で最高と思う。

 目玉は世界遺産グラン・プラス(広場)…この一角はまさしく中世だ。大広場の周りにブリュッセル市立博物館(ネオゴシック様式 通称王の家)、ひときわ目立つ尖塔ブリュッセル市庁舎(ゴシック建築 尖塔 96m)、ギルドハウス群(17世紀、金色の装飾が見事)。他に小便小僧、小便少女、英雄セルクラース像、アーケード街(ギャルリー・サン・チュベール)…

見どころ満載!

いきなりEU本部が現れた、モダンな建物だ


ベルギー王宮の屋根に国旗がはためく、国王が執務中のしるし 記念撮影のみ


ブリュッセル公園の三つ編みの木、枝を刈りこんで隣の木とつなげ、日本のハサのよう。目的は?

公園のメインストリート、まだ芽吹いていない木もある

ミッシェルと聖グードラ大聖堂  坂の途中にあり、バスから眺めるファサードの階段が優雅で最高でした。1226年から建設、完成は15世紀末300年もかかった。ベルギー王室とかかわりが深く冠婚葬祭などに使われる格式の高い教会とのこと。1516年カール5世の戴冠式、…現フイリップ国王の結婚式もここで行われた。つまり令和天皇夫妻(皇太子夫妻時1999年)が出席されたのはこの教会と言う事になる。ツァーバス(左手に見える)を下りてグラン・プラスへ歩く。

グラン・プラス近くのストリート・ミュージシャン達 レストラン街が美味しそう

 

グラン・プラスは観光客がすごい ブリュッセル市庁舎の尖塔が聳えものすごく目立つ。カメラにおさまらない。

シンボル的存在。尖塔は96m 後期フランス・ゴシック様式とある。左右のギルドハウス群 金色の装飾が華麗だ

右側の黒い建物がブリュッセル市立博物館(通称 王の家)小便小僧のレアグッズ博物館 左手はギルドハウス群

遠足の小学生が休んでいる(座って)

ブリュッセル市立博物館(ネオゴシック様式 通称王の家の右側に金色の装飾が。これもギルドハウス

一番古いギルドハウスらしい 17世紀に今日の姿が完成したようだ

広場には花屋さんが一軒出ていた シーズンインになると盛り上がるかも

観光馬車もお出まし 料金は1台30分 50ユーロ(6000円程度)貴族の気分になれるかもね! 


グラン・プラス北側のイロ・サクレ地区 レストラン シェ・レオン ムール貝の白ワイン蒸し 

大きな容器に一杯出てムール貝だけでおなか一杯に…大変美味しかったけど他に何か出ないの?と考えた

これって贅沢かな!                                 続く




19-06 ベルギー アルデンヌ地方 ディナンで “No take out!”

2019-05-04 17:08:07 | 旅行

 

 令和時代が幕あけ。新天皇は59歳。令和特番でご学友が語るエピソード…、各地で各種イベント。今日は一般参賀の日14万人とか。日本は慶賀一色。 明日は子供の日。みんな元気に育ってほしい。

 宗教テロ、内戦 ベネズエラ、ウクライナ、スリランカ、と大問題山積。どこに行っても世界遺産の大聖堂がある。宗教は人間を救えても戦争はなくならずか…

 デュルビュイから車で1時間、山間の町ディナン(人口14000人)に。 マース(ミューズ)川沿いに端正な街並み。メインストリートのノートルダム教会、教会裏の丘の上にシダデル(城塞 じょうさい)が迎える。シダデルには昔の大砲があり、第1次世界大戦中フランス軍とドイツ軍の戦場となった映像が展示してあるようだ(時間がなく登らず)。

 クラリネットからサックスを考案したアドルフ・サックス1814/11/6-1894/2/4)の生まれ故郷。アドルフ・サックス通りに、こじんまりな記念館がある。マース川にはクルーズ船サックス号。サックスのオブジェの立つシャルル・ドゴール橋。もう一つは固焼きせんべいならぬ固焼きビスケットとか。

 この日はあいにく天候も定まらず時折雨が吹き付け結構寒い。 アドルフ・サックス通りの小さなサックス記念館を覗いて、マース川沿いの老舗レストラン Café Leffe(レフ)へ。ドァを開けると「No take out!」と男性の声…持ち帰りはない‼…。構わず入口近くの空きテーブルに。傘をたたみ"Two coffee please!”(連れは酒が飲めない)。カウンターの女店員は優しくコーヒーは美味しかったが…(声の主は男子店員)。飲み終わると即退去。お金がなさそうに見えたのかな?お茶しそうもないと思えたのかな?それともアジア人お断り? ともかく気分が乗らなかった。

マース川沿いの大通り右側のノートルダム教会の右上にシダデル(見えづらい)

古い街並みが続く 人けがない

 

観光船 サックス号の名前が見える 係留され動く様子がない

サックス博物館前のオブジェ、サックス氏が座っている。記念撮影用だ

サックスのオブジェが並ぶシャルル・ドゴール橋 歩道も広く取ってある

名物の固焼きビスケット屋(クック・ド・ディナン) 大きくて硬いらしい 1年ほどで柔らかくなるそう