私の祖母は結構マイペースな人で、おばあちゃんと言うよりも
女の人と言うような感じの方で、よく、愚痴をこぼす人です。
以前はそんな祖母が嫌だったのですが、時が経つにつれて
自分の中で祖母に対する思いの変化があり、
今ではそんな祖母の事が可愛く思えるようになりました。
(以前、祖母が、郵便局に用事があったので連れて行った時のお話しです。)
今日おばあちゃんを郵便局に連れて行った。
いつものパターンで急かされたので自身少しイライラしていた。
郵便局の用事を済ませ、その夜、おばあちゃんが
「昨日はありがとう」といっていたので「昨日じゃないよ今日だよ」と言った。
だけど、その時向けられた(ありがとう)の言葉に
私は心から感謝の気持ちを持ってなかった事に今、気づいた。
うわべだけの(どういたしまして)だった。
私は「ありがとう」って言われるのが、自分がした行いに対して
当然と思っていたところがあった事に気づいた。
謙虚な気持ちを忘れていて傲慢だった。
ありがとうという気持ちを素直に受け取ると言う事の大切さ。
当たり前は、当たり前でない事、いつも新しい(新鮮)なこと。
そういうことを忘れていた事を思い出させてくれました。
そして、改めて、相手の嫌と思っていた部分は自分の中にもあった事をわかりました。
そして、そういうことに気づかせてもらえたこと。
おばあちゃんありがとう

。
とっても、とっても大切な事をいつも気づかせてくれる人。
いつだって、今しかないということ。
反面教師ではなく、身を持って教えてくれる教師。