見っけ

リリースからほぼ1ヶ月・・
やっとです
やっと語れます
長かった・・
辛かった・・
どんだけ「見っけ」に救われてきたか・・
毎日のように聴いて、カラダの隅々まで染み渡った
ウイスキーのようにすぐには馴染まない感じも好き
このアルバム、流れが最高です


【見っけ】
アルバムの始まりにぴったりな活力のある曲
プロ野球の選手登場曲とかにも合いそう
これから何か始めよう！って時にはちょうどいいよね
朝に聴きたいかも
初っ端からライブが楽しみになるこのワクワク感
12月まで待てない・・

【優しいあの子】
無条件に「なつぞら」のオープニングが脳内再生され、北海道の大自然が目に浮かぶ
ドラマの中で優ちゃんが生まれたとき、なんだか「ああ、そうゆうことか・・」って
「魔法のコトバ」もだけど、
作品ありきで書き下ろした曲を作らせると草野マサムネの才能がありあまるよね、ほんと
毎回震えるくらい感動してる

【ありがとさん】
いや、切ない
雑誌のインタビューで
“相手の死じゃなくて自分の死”って書いてあって、ああ・・って
ところどころお茶目な照れ隠しが散りばめられていて
だからこそより一層切なく、そして紅茶がぴったりなのだ
それでいて曲調はしっかりロックテイストってところがスピッツらしい

【ラジオデイズ】
ラジオ愛溢れまくっている珍しくストレートな歌詞
めちゃくちゃラジオ好きなの伝わってくる
それでいてここまで好きな想いを表現できることがすごい
わたしなんかの凡人だと言葉が足りなくて、実際こんな陳腐な感想しか並べられないからやっぱりすごい！としか言いようがないんだけど
「見っけ」の隠れキャラ的そんな一曲

【花と虫】
これ、好き
心が穏やかなときは穏やかに
切ないときは切なく
落ち込んでいるときにはそっと寄り添い
どんな感情のときも聴いていて心地いい
そんないろんな顔を持っている
どんな風にもとらえられるし、それぞれが違うイメージを持っているんだろうな
ぜひライブで聴きたい

【ブービー】
不偏的というか
もはや文学だよね
詩だよ
クラシックだよ
この世界観を最初でも最後でもなく中盤に入れてくるあたりが素晴らしくスピッツなのだ

【快速】
なぜか耳に残る曲
朝起きると頭ん中で流れてることが多いんだよね
「速く 速く」って
言葉のスピード感とメロディのスピード感が丁度いい
“ポジティビティ”って言葉がまったく押し付けがましくなく、むしろさり気なくって好き

【YM71D】
“やめないで”なんだ
これスピッツ好きな人、絶対パスワードとかに使うでしょ笑
スラムっぽい不安定さと、そこに射す希望の光みたいな雰囲気
タイトルの「YM71D」が山吹色にしか見えないんだけどなんで？
マサムネさんがこの曲のタイトルの由来語っているとき、なんかすごく可愛い

【はぐれ狼】
ザ・スピッツというか、一番スピッツっぽい
タイトルも曲も歌詞もスピッツっぽい
スピッツを知らない人にスピッツってどんな曲？って聞かれたら、この曲紹介するかも
ここから次の「まがった～」への流れが好き

【まがった僕のしっぽ】
この曲ジワる～！
曲変がなんかクセになるというか
エロスと西部劇というか
深緑の感じというか
言葉の砕け具合というか
いろんなものが刺激してくんのよ
で、次がさっぱりした曲だからたまんね

【初夏の日】
これ、ライブ化けしそう
湧いてくるイメージが素敵すぎて
ささくれだった心が洗い流される
優しさしかない
“木曜日”ってフレーズが好き

【ヤマブキ】
一目惚れならぬ一聴き惚れだった
ゴースカで聴いたけど、やっぱり最高だわ
で「SONGS」で演奏しているの観てまた感動
なんかわかんないけど震えるくらい感動した
格好良さがぎゅっと詰まってる

【ブランケット】
タイトルとのギャップ
やわらかい曲かと思ってたら、がっつりロック
スピッツっぽいっちゃあスピッツっぽいか
この終わり方からの「見っけ」へのつながりが、これまた最高


というわけで、無限にリピート再生なのよ
これ、ライブまでこんなかも