ブーゲンビリアのきちきち日記

神奈川の米軍基地のある街から毎日更新。猫と花と沖縄が好き。基地と原発はいらない。

<社説>目取真さん拘束 反対運動弾圧は許されない (琉球新報4・4)

2016年04月10日 11時03分35秒 | 沖縄
お早うございます。と言っても、11時すぎてしまいました。やっとメール300読みました。
あと80くらいありますが、フェイスブックからの連携が多いです。個人的なメールはゼロ!
原発と基地問題が中心だと改めて思いました。

写真はピースボートでの私の部屋です。
一人ではもったいないような広いベッドでした。

船に乗ったのは3月31日ですが、佐世保に着くのは4月3日です。
4月1日は天気が悪く海しか見えないので、沖縄・辺野古を思いながら
済州島の本など読んでいて、滅多にしない電話を、自宅にかけました。
胸騒ぎがした訳ではなく、退屈していたのですが・・・

ニポンの沖縄と、韓国の済州島が私の中ではつながっている「事件」なので、
無意識にも辺野古が頭から離れない今日この頃です。
そんな訳で、船の上でも電話で目取真さんが逮捕された事は知っていました。
思ったより早く釈放されてよかったです。



遅ればせながら、以下の記事が感動的だったので、転載します。

<社説>目取真さん拘束 反対運動弾圧は許されない
2016年4月4日 06:02 琉球新報

 
思想・信条、表現の自由を力ずくで抑え込むことを意図した、米軍側による「不当身柄拘束事件」と呼んでいいだろう。沖縄の新基地を拒む民意を敵視した弾圧は許されない。沖縄社会の反発が一層強まることを自覚すべきだ。

米軍キャンプ・シュワブの提供水域内に立ち入ったとして、第11管区海上保安本部に刑事特別法違反の容疑で逮捕された芥川賞作家の目取真俊さん(55)が釈放された。米軍側に拘束されてから34時間ぶりだった。
 
目取真さんは名護市辺野古への新基地建設をめぐり、海上での抗議に身を投じてきた。新基地ノーの民意を象徴する存在でもある。
 
釈放は当然だが、これで一件落着には到底ならない。
 
普段通りの抗議行動をしていた目取真さんと仲間のメンバーを複数の米軍の警備員が陸域から撮影していた。明らかに通常と異なる態勢だった。突然拘束された際、警備員は目取真さんの本名を呼んだという。狙い撃ちにした可能性が濃厚だ。
 
さらに、海上保安庁に引き渡されるまで目取真さんは8時間も基地内に留め置かれた。弁護士との面会も拒まれた。重大な人権侵害の恐れが拭えない。
 
目取真さんの弁護士は「反対運動への不当な弾圧であり、長時間拘束は逮捕監禁罪に当たる」とし、米軍や捜査機関を批判している。
 
目取真さんの拘束後、弁護士が沖縄防衛局、県警、海上保安庁に所在を確認しても、詳細は判然としなかった。主権の及ばない米軍基地内で自由を奪われた自国民の動向を、国の機関が確認できない異常な事態である。結果的に主権の喪失と人権侵害を帯びた長時間拘束に加担したことにならないか。
 
代執行訴訟が和解し、国は新基地工事を進める権限を失った。工事は中断しているにもかかわらず、日米両政府は工事を進めるために設けた制限水域を維持している。
 
法的疑問が付きまとう制限水域内で、基地内侵入や妨害の意図が全くなく、日米双方に実害を及ぼさないはずの市民が拘束されたことに正当性は見いだせない。米軍の実力行使の背景には、工事中断への焦りがあったのではないか。
 
今回の日米の行為を不問にしてはならない。法的問題をつまびらかにし、新基地に抗議する市民を抑え込む政治的意図を帯びた不当な警備をやめさせねばならない。

___________

以上転載



4月3日に佐世保について、地元のある人に目取真さん逮捕のその後を聞くと、
直ちに新聞の切り抜きを出して、釈放されましたよと安心させてくれました。
きっちり書いた中国新聞の記事に敬意を表したいと思います。
神奈川新聞は読んでいませんが、沖縄に次ぐ基地県である
神奈川での報道はどうだったのでしょうか。
琉球新聞の通り、日米の行為を不問にしてはならないと思います。

それにしても、ニポンとアメリカのやっている事は、馬鹿すぎます。
これで、益々、特に女性が沖縄へとむかうでしょう。
芥川賞作家という肩書きなどは、どうでもいいのですが、
海を守るための、絹さやのようなカヌーは、
もはや、「ぶんご」にも負けないでしょう。

さらに、定年退職して時間も飛行機代もある、
Mさんのような、やる気満々の女性ほど強いものはないのに。
はあ、私のほうが若いのに、カヌーに乗れなくて残念~
おばあの死に場所が、あのエメラルドの海になりますように。

これは内戦だと私は思います。
スペイン内戦を、想起しました。


その前に、ピースボートにも、また乗りたいですね。
夏には、釜山、上海や、沖縄入港コースもありますね~

http://www.pbcruise.jp/peacegreen/2016/





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