愛知県出身の著名武術家と
東京都出身の著名武術家の
その２、すなわち、
姉川勝義 VS 笠尾恭二
左「実戦古武道 やわら入門」
姉川勝義 著（愛隆堂）
右「中国拳法 少林拳入門」
笠尾恭二 著
左「実戦武術物語」
姉川勝義 著（壮神社）
右「中国武術史大観」
笠尾恭二 著（福昌堂）
姉川勝義師範は、大正11年、
愛知県に生まれる。
八光流柔術の開祖・奥山龍峰師範
に師事し、八光流免許皆伝。
神道天心流拳法の上野貴師範に
師事し、免許皆伝、第十一代を
継承。
全日本合気道連盟八段、
元日本古武道振興会特別会員。
玄制流空手、少林寺拳法も修行。
鹿島神伝直心影流の第17代
石垣辰雄師範、
鹿島神流の国井善弥師範、
武田大東流の小林大竜師範、
不破流の不破咲三師範、
剛柔流空手の山口剛玄師範、
太気拳の沢井健一師範、
サブミッションアーツの
麻生秀辰師範などとも交流。
小田原を拠点に、神奈川県、
静岡県などで柔術拳法の普及に
尽くした。
笠尾恭二師範は、昭和14年、
東京に生まれる。早稲田大学卒。
武号は楊柳。
大学在学中、空手部に所属し、
松濤館流空手を学ぶ。
青少年に空手指導のかたわら、
中国武術を研究。
楊名時老師、王樹金老師に師事して
太極拳、形意拳など内家拳を修行、
香港で、邵漢生老師、林章松老師
から精武体育会系の南・北少林拳
を学ぶ。
中国内功武術楊柳会会長、日本空手道
流水会顧問。
多くの著作物により中国武術の普及に
尽くした。
