一昨日、愛知県立中高一貫校
の学校説明会の日程の記事を
書いたが、
8月18日に行われた明和の
説明会は大盛況だったらしい。
対策は？」
（YAHOO!ニュース「メ～テレ」）
午前と午後の２回開催された説明会
には、約1300人から申し込みがあり、
名古屋のホールを小学6年生とその
保護者が埋め尽くしたと。
入試方式は、１次がマークシート
方式の適性検査、２次が面接。
面接は、１人あたり15分間で、
志望理由書を出してもらい、
記載されていることをもとに
子どもの経験を尋ねて、今まで
どんなことを経験し、その時に
どんなことを考えたり、感じたり、
工夫してきたのか等を見ると。
倍率は10倍になるとも言われている
らしい。
専門塾では、生徒１人１人に合わせた
教材を使って受験対策をしている
ようだが、１次も２次も、地頭が良い
子、すなわち、もともと頭が良い子
に有利な形式の感じがする。
さくら個別ができるまで
のブログページに
高校ランク票の最新版が
アップされていた。
前年と大きな変化はないようだが、
中堅校から下位校（特に尾張郡部
の中下位公立高校）が全体的に
レベルダウンしてるらしい。
この夏休み中に次の予定で
愛知県立中高一貫校に関して
各学校の学校説明会が
行われるようである。
（受付期間は、どの学校も
終了している模様）
愛知県立明和高校附属中学
普通コース
８月１８日（日）、
８月３１日（土）
ウィルあいち ウィルホール
音楽コース
７月２０日（土）
愛知県立津島高校附属中学
国際探究コース
８月３１日（土）
津島文化会館大ホール
愛知県立半田高校附属中学
普通コース
８月２５日（日）
瀧上工業雁宿ホール（半田市
福祉文化会館）大ホール
愛知県立刈谷高校附属中学
普通コース
８月２３日（金）、
８月２４日（土）
刈谷市産業振興センター
あいおいホール
明和、半田の普通は、尾張学区、
刈谷の普通は、三河学区であるが、
明和の音楽、津島の国際探究は、
県内全域が学区となっている。
名古屋からは、
中央アルプス、鈴鹿山脈、
日本三霊山（富士山、立山、白山）
の一つである白山、
「山は富士、嶽は御嶽」と謳われた
御嶽山
などが見えます。
そんな名古屋からの山岳展望の本が
6月に出てました。
「名古屋からの山岳展望」
横田和憲 著（風媒社）
横田和憲は、1955年、名古屋市
生まれ。
名古屋大学工学部電気科卒。
自動車部品の開発に携わった後、
陶芸工房「スタジオK2」を瀬戸市
に開設。
見る場所としては、
名古屋市西部では、
名駅のミッドランドスクエアの
名古屋市中部では、
旧テレビ塔（中部電力 MIRAI TOWER）、
名古屋市東部では、
東山公園の東山スカイタワーなどが
著名であるが、他にも色々な場所
がある。
「中学受験は親が９割
〔令和最新版〕」
西村則康 著
（青春出版社）
中学受験のプロ家庭教師である
「名門指導会」代表による
先月発刊されたばかりの
令和最新版の書。
「親世代の ” 受験常識 ” はキッパリ
忘れてください！」
「3千人以上を難関校に送り込んだ
中学受験のカリスマが教える
親が必ずすべきこと・絶対に
やってはいけないこと」
などの文章が帯に踊る。
「はじめに」では、
「小学校４年生の終わりも近づいた
２月ごろ」では、「中学受験を検討
するには遅すぎます。理想を言えば
小学校１、２年生のときには方針を
決め、その期間は家庭でも中学受験
の基礎となる能力や学力を高める
努力を意識的に毎日続け、３年生
の後半には入塾テストを受け、
４年生になる直前の２月からは
塾に通う、というスケジュールを
立てなければいけません。それが
今どきの「中学受験」というもの
なのです。」
「志望校の偏差値に差があっても、
中学受験というのはかなりの「覚悟」
と「準備」が必要なものです。
しかも、その覚悟をすべきは子ども
よりもむしろ親です。
夫婦の意見が完全に一致していて、
しかも中学受験に多くの時間を割く
覚悟があって初めて、中学受験の
準備が始まるといってもいいでしょう。」
と書いてある。
いやあ、首都圏のお受験事情は
大変だ。
（まあ、うちの長女も小学３年生に
なって間もなく、家族みんなで
南山中学高校女子部の校舎を
見に行ったり、
小学３年生の夏休みから河合塾の
小学グリーンコースの
中学入試準備セミナーに通ってた
けど。）
ただ、この親の覚悟を勝手にはき違えて、
実際上は子どもにばかり負担をかける
親が多くて、そういう親に対して、
某教育系ユーチューバーが
「中学受験に失敗した生徒は、大学受験
でも必ず失敗する。」
と警鐘を鳴らしているような状況に
なってるんだろうね。
子どもに中学受験させる親は
この本を読んで覚悟を決めましょう
ということになるか。
” 4万人が支持する塾講師が
伝えたい「戦略的高校受験」
のすすめ
「中学受験」をするか迷ったら
最初に知ってほしいこと ”
東京高校受験主義（東田高志）著
（Gakken）
首都圏の受験情報を毎日配信
している教育系インフルエンサー
による今年の５月に発刊された本。
表紙カバーには、
「子どもの自己肯定力を守り、
学力を身につける」
「公立中学→高校受験という
黄金ルート」
「中学受験をしないからこそ
身につく力があります。」
などの文章が踊る。
「中学受験をしてみようかと
考えている」
「中学受験を続けるか悩んでいる」
「中学受験をやめた」
「中高一貫校だけは受けてみたい」
「高校受験に決めている」等々
あらゆる親の悩みに答えます！と。
章立ては、
プロローグ 「中学受験」ではない
選択肢もある
第１章 小学生らしく過ごせて学力も
落とさない「戦略的高校受験」
の道
第２章 公立中高一貫校の受検はあり？
なし？
第３章 高校受験でおすすめ、「最強」
の学習ルート
第４章 親世代とは違う「内申点」の
考え方
第５章 偏差値だけじゃない！ 令和の
都立高校のリアル
第６章 「私立高校受験の世界」を
のぞいてみよう
中学受験に親が首を突っ込む前に
この本や、昨日紹介した「中学受験は
やめなさい」などを読んで、
受験業界の実態を知り、親が自分の
判断をすることが肝要か。
「中学受験はやめなさい
高校受験のすすめ」
じゅそうけん 著
（実業之日本社）
今年の４月に出版された本。
本の帯には、
「東大も医学部も高校受験ルート
で十分です！」
「わが子を追い込む中学受験、
本当に必要？」
「高学歴1000人以上にインタビュー」
などの文章が踊る。
中学受験というのは、
そこに手を染めている受験業者に
とっては非常においしい商売で、
教育なんかよりも金もうけ優先の
受験業者なんかは、盛んに、
「中学受験しないと将来は無い」
「中学受験させない親は親として
失格」などの脅し文句を使って
中学受験信者を増やすことに熱心
ではある。
が、一部の教育系ユーチューバーが
暴露しているように、
中学受験のためにダメになっていく
生徒の数が非常に多い。
中学受験をしたものの、それなりの
学校に合格することができず、
二線級未満の中学や三流大学の
附属中学に入学することになった
特に男子生徒がそうらしい。
「中学受験に失敗した生徒は、
大学受験でも必ず失敗する。」
と断言している教育系ユーチューバー
もいる。
実は、こういうことは、首都圏より
名古屋圏（特に名古屋市内）の方が
当てはまる。
今までも何度か書いているが、
名古屋市内には、私立の東海と
公立の旭丘というツートップがある。
名古屋市内で公立高校のNo.2は
明和であるが、実は、
この明和より進学実績が上の
私立高校は東海しかない。
それどころか、東海を除くと、
明和と同等レベルの高校も
私立高校には存在しない。
名古屋市内の男子が中学受験をして
トップ私立の東海に合格が微妙な場合、
あるいは合格ができなかった場合、
二番手校は、南山中学男子部とか、
名古屋中学とかになるが、この２校
とも、公立高校の３番手以降である
市立向陽、市立菊里、県立瑞陵、
県立千種などと大学進学実績では
どっこいどっこいという現実がある。
（でなければ、江南というやや遠方
に所在する滝中学を狙うか。
ただ、東海と滝の入学難易度の
差はそんなに大きくないので、
両方受けて、共倒れになるケース
は多い。）
つまり、中学受験のために、小学校
の３年生や４年生のときから塾に
通い、
土曜・日曜・祝日も塾や、
模試や、学校説明会で潰れ、
ゴールデンウィークや年末年始も
塾の特訓講座や合宿で潰れ、
夏休み、冬休みは、毎日のように
塾通いするという生活を３～４年間
続けた結果、東海に合格できなければ、
公立高校の三番手以下の大学進学実績
の学校と同レベルか、あるいはそれ以下
の私立に入学することになるのだ。
公立高校が不毛で全然楽しくない学校
であれば、それもしょうがないと
言えなくもないが、
名古屋市内の上位公立高校は、
旭丘から千種までのトップ６はもとより
それに次ぐ桜台や中堅校の松蔭、中村
なども非常に自由な学校として有名で
それらに入学できれば青春を謳歌
できそうなのだ。
高校受験では、内申が、内申が、
と言う人もいるが、
内申など、あくまでも学力がメイン
で、成績が良ければ、あとは、
提出物の期限を守って、授業を
ちゃんと受けていれば良いだけの
話である。
それに、最近では、特に有力私立大学で、
推薦率が５割とか、６割とかになっており、
大学入試では、ヘタすると推薦が主力
にすらなりつつあるが、
大学入試の推薦でも、当然に、
内申（調査票）が重要であり、
定期テストで良い点をとり続ける
技能と、
教師に良い印象を持ってもらう技術
が必要で、
高校受験の際に公立中学で内申を取る
経験が、
実は、大学受験でも役に立ったり
するということもある。
究極のところ、中学受験をするか
どうかは、好みの問題で、
中学受験をしなければ不利というのは
少なくとも名古屋に限れば、
あきらかにウソということにはなる。
赤福が全直営店で夏季限定商品の
「赤福水ようかん」を販売中。
名古屋市内では、
ジェイアール名古屋タカシマヤ店、
名鉄百貨店本店、名古屋三越栄店、
松坂屋名古屋店の４店舗でのみ
取り扱い。
こりゃたまらん
↓
夏休みの宿題で困っている
地域の子どもたちを助ける
企画に名城大学が取り組む。
人間学部の髙橋香苗助教ゼミの
ゼミ生15人が８月１５日（木）
に、イオンモールナゴヤドーム
前店で「夏休み・宿題サポート隊！」
を初開催。
小学生100人を対象に、ゼミ生の
学生が夏休みの宿題を無料で
サポート。
空きがあれば当日参加も可能で、
（予約は8月5日から開始
している。）
勉強時間中の保護者の同伴は
不要と。
マンション管理士の願書受付が
始まっているようです。
管理センター」HP）
昨年は、マンション管理士試験の
受験願書を出しておきながら、
そのことをすっかり忘れ、
受験すること自体をすっぽかして
しまい、
（「今日は、マン管の受験日だった」）
今年は、どうするのかというところだが、
もう受験をするつもりはなくなっている。
最近は、詰め込みの勉強が
しんどくなってきており、
（肉体的によりも精神的に）
今さら、試験のための勉強でも
ないだろうという意識が出てきてた
ところ、
和田秀樹氏の近著で、
「60歳からは勉強するのをやめて、
無理なインプットより、
ラクして楽しいアウトプットを」
と書いてあるのを見つけ、
完全に、試験勉強は、もういいや
という感じになってしまった。
「60歳からは勉強するのを
やめなさい」
和田秀樹 著
（SBクリエイティブ）
また、ブログに資格七冠王とか
資格八冠王とか表記して、
数だけ増やすのも何かアホらしく
なってきた。
なので、今年は、マンション管理士試験
の受験願書を出さず、
新たに何かの試験のための勉強をする
ということもせず、
ブログ名にも、資格八冠王とか書くのも
やめて、以前の「資格三冠王」に戻す
ことにした。
夏の甲子園29度目出場の
愛知の中京大中京が
大会での100試合目に白星
を挙げたが、
これは全国最多の79勝目
でもあった。
中京は、久々の夏の甲子園
での勝利（9年ぶりとからしい）
だった。
わが母校の中央大学は、
先月31日に、理工学部を再編し、
理工系３学部の「基幹理工学部」、
「社会理工学部」、「先進理工学部」
を2026年4月に開設すると発表した。
「基幹理工学部」は、数学科、物理学科、
応用化学科、生命科学科の４学科で構成
され、入学定員は、順に、70名、70名、
145名、75名の計360名、収容定員は、
計1,440名
「社会理工学部」は、都市環境学科、
ビジネスデータサイエンス学科、人間
総合理工学科の３学科で構成され、
入学定員は、順に、90名、115名、75名
の計280名、収容定員は計1,120名。
「先進理工学部」は、精密機械工学科、
電気電子情報通信工学科、情報工学科
の３学科で構成され、入学定員は、順に、
145名、135名、100名の計380名、
収容定員は1,520名。
中大理工学部は、後楽園という超好立地
にあり、今までも、MARCHの理工学部
の中で、上位から中位くらいにに付けて
いたはずであるが、
これで更に充実した理工系を目指すか。
2024年、愛知県内の主要な
12私立大学の人気ランキング
○ 志願者数
１位 名城大学 42,649人
２位 中京大学 24,857人
３位 南山大学 21,834人
４位 愛知大学 19,412人
５位 中部大学 18,823人
６位 愛知学院大学 17,534人
７位 愛知工業大学 11,871人
８位 愛知淑徳大学 11,487人
９位 名古屋外国語大学 6,978人
10位 名古屋学院大学 6,757人
11位 椙山女学園大学 3,007人
12位 金城学院大学 2,884人
○ 入学辞退率（これは下位ほど受験生に
好まれているということか）
１位 名城大学 86.36％
２位 名古屋外国語大学 85.53％
３位 南山大学 84.23％
４位 中京大学 83.65％
５位 愛知淑徳大学 83.14％
６位 愛知大学 82.29％
７位 愛知工業大学 81.57％
８位 中部大学 80.27％
９位 名古屋学院大学 79.15％
10位 愛知学院大学 77.19％
11位 椙山女学園大学 68.69％
12位 金城学院大学 63.83％
○ 実質倍率
１位 名城大学 2.64倍
２位 愛知大学 2.49倍
３位 中部大学 2.47倍
４位 愛知学院大学 2.40倍
５位 中京大学 2.34倍
６位 名古屋外国語大学 2.32倍
７位 愛知工業大学 2.28倍
８位 名古屋学院大学 2.24倍
９位 南山大学 2.23倍
10位 愛知淑徳大学 1.96倍
11位 椙山女学園大学 1.54倍
12位 金城学院大学 1.30倍
志願者数では、理系に強い名城大学が
4万人超えでダントツの１位。
４位までを南愛名中が占め、まあ、
無難な結果か。
椙山女学園大学と金城学院大学は、
志願者数がボトム２なだけでは
なく、
実質倍率も椙山が1.54倍、金城が1.30倍
と12校の中で、最も低い２校となって
おり、なかなかに女子大は苦しいようだ。
入学辞退率については、低いほど
受験生に好まれていると言えそうだが、
一般受験よりも推薦比率が高い大学では
入学辞退率が低くなるであろうから、
単純に、入学辞退率が低いから受験生に
人気がある大学とは言えない。
JR名古屋高島屋で開催される
冬のアムール・デュ・ショコラは、
売上高40億円を超える日本最大の
チョコレートイベントだが、
これが今年から夏も開催される
ようになった。
有名店や有名パティシエなど
約30の国内外ブランドが集う
夏のスイーツの祭典。
本年が初開催だ。
午前2時、3時から並んでいる人
もいるらしい。
テレビのインタビューでは、岡山
から来ている人がいた。
個人的には、ゴディバ初の
チョコレートかき氷に興味津々。
ただ、大盛況のようなので、
また東京あたりにマネされることに
なるかね。
岸田里生は、1946年3月10日、
長野県岡谷出身。
中央大学法学部卒。
劇作家、演出家、シナリオ作家、
小説家、翻訳家。
2003年6月28日没。
1974年、寺山修司が選考委員を務めて
いた第1回新書館フォアレディース賞を
「不眠症の猫」で受賞。
これをきっかけに劇団天井桟敷に参加。
小劇場運動の旗手の一人と目され、
怪奇幻想的な作風で、小説も書いたほか
テレビドラマのシナリオも多数執筆した。
「岸田里生の劇世界
アングラから国境を越える演劇へ」
岡田蕗子 著（大阪大学出版会）
岡田蕗子は、1986年、奈良生まれ。
大阪大学大学院文学研究科博士後期
課程修了、博士（文学）。
同大学院文学研究科演劇研究室助教
などを経て、
京都芸術大学舞台芸術学科専任講師。
専門は、演劇学、近現代日本演劇史。
