デンカの宝刀(一男二女の父、元政府系金融機関職員の資格八冠王)

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中央大学 対 東京大学(その203:女性初の官僚トップ)

2024年07月02日 | 中央大学 VS 東京大学

女性初の官僚トップ対決

 

畝本直美 VS 松原亘子

 

すなわち

検事総長 VS 労働事務次官

 

なお、各省庁の官僚トップは

事務次官であるが、法務・検察だけは

例外である。

法務・検察のトップは検事総長

法務・検察のNo.2は次長検事、

法務・検察のNo.3~No.10は

 東京高等検察庁検事長

 大阪高等検察庁検事長

 名古屋高等検察庁検事長

 広島高等検察庁検事長

 福岡高等検察庁検事長

 仙台高等検察庁検事長

 札幌高等検察庁検事長

 高松高等検察庁検事長

そして、

法務・検察のNo.11が法務事務次官

である。

なので、検事総は、法務・検察の

トップということになる。

 

畝本直美は、1962年7月9日、

千葉県千葉市出身。

1981年、千葉県立千葉高校卒。

1985年、中央大学法学部卒。

(私と大学の同期)

1988年、東京地方検察庁検事任官

1991年、名古屋地方検察庁検事

1995年、東京地方検察庁検事

2006年、東京地方検察庁検事兼

法務省大臣官房司法法制部参事官

兼法務省大臣官房付、

2012年、法務省刑事局公安課長

などを経て、

2015年、高知地方検察庁検事正

(女性初、全国の検事正としても

 史上10人目)

2016年、最高検察庁検事

2021年、広島高等検察庁検事長

(女性初の検事長

2023年、東京高等検察庁検事長

(女性初)

2024年6月、戦後33代目の検事総長に決定

(女性初、就任は2024年7月9日)

夫の畝本毅(東京地検特捜部副部長、

大阪地検特捜部長、大阪地検検事正、

高松高等検察庁検事長など。私が

司法修習生のときは、私のクラスの

検察教官だった。)は、

中央大学の先輩で、検事任官の後輩

にあたる。

 

松原亘子は、1941年1月9日、

島根県出身。

1959年、東京都立日比谷高校卒。

1964年、東京大学教養学部を1年留年して

卒業し、労働省に入省。

入省後、婦人局長、労働基準局長、

労政局長などを経て、

1997年、労働事務次官に就任(女性初の

事務次官)

夫の松原東樹も、労働官僚(職業能力開発

局長など)だが、

日比谷高校の1年後輩、東京大学の同級生

にあたる。

 

 

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