なごやか けったましーん  blog

ながやかPORSCHE 964 の日々状況を綴ってまいりましたが・・。since2008.04.01

雪の蓼科山登山 なめてました。3度目の正直でやっと登れました。

2017年02月26日 12時43分53秒 | ブログ

今までだったら なにはさておき ゴルフの予定が優先的に入っており

週末はゴルフという生活リズムでしたが 昨年辺りから 第一優先は 登山になってきました。

ただ私の場合 天気が良い日しか行かない軟弱な 登山です。

まず登山優先ですので 仲間と一緒のゴルフの予定はなかなか入れられません。

ゴルフの予定を入れていて 天気がすごく良かったら 登山に行けば良かった って

思っちゃいます。

今年もゴルフに行ったのはたったの1回しかありません。

なので今週も 週の半ばから

天気が非常に気になります。

今週もゴルフのお誘いをお断りして 土、日と 上高地に雪中キャンプ行きたいと考えておりましたが

どうやら上高地は お天気が悪いらしい。

上高地は 雪マークいっぱいです。

当日の朝も ひょっとして好転していたらと思い見てみましたが さらに悪い天候になってました。

ならば 3週連続になりますが 北八ヶ岳 蓼科山 登山リベンジに行くことにします。

 

午前中に登れば 良いお天気で大丈夫そうです。

風速も20m/s以下なら 全く問題ないでしょう。

2月25日

午前4時前 起床 いつものように身支度を調え荷物を車に乗せて

(今回は ちゃんと靴も乗せましたよ。先週の失態はごめんです)

午前4時20分 気温-1℃ 自宅を出発。

途中コンビによって朝ご飯補給 走行しながら食べます。

午前6時10分 気温-4.5℃

諏訪湖SA付近を走行 南八ヶ岳方面 やっと明るくなってきています。

諏訪インターを降り お昼ご飯用のおにぎりを買い忘れていたので 補給。

午前6時50分

女乃神茶屋の登山口駐車場へ到着

先週は 午前7時過ぎでも 空きがあった駐車場ですが この日は一杯でした。

なんだろうこの違いは 先週も土曜日で天気予報も良かったのになぁ。

仕方ないので 少し下った 女乃神展望台の駐車場に止めさせていただきます。

(本当は駐めちゃ行けないんだろうなぁ)

ここに駐めて身支度を調えて 徒歩10分ほど 登山口に向かいます(戻ります)

午前7時40分

いよいよ登山開始です。

他の登山者の方は駐車場からすでにしっかりとしたアイゼンを付けて登って行かれていますが

登山道に入って5分ほどは踏み跡もしっかりして スノーシューも何も付けなくても

歩けます。

みんな大げさだなぁ なんて思っておりましたが

すぐに 登りが始まり

登山靴では滑って登りにくいほどの斜度になってきます。

こりゃいかん と軽アイゼンを装着。

歩を進めます。

少し登っては 少し平坦なところを また登っては 少し平坦なところと繰り返し

2時間弱歩いた頃から 登りがきつくなってきます。

どなたかのブログ記事で 森林限界を超えてからの最後の登りがきつい と

書いてあったように記憶していたので

まだまだ森林限界も見えてこないし これよりもきつい登りあるのぉ 泣きそうになります。

 この辺りの画像は 帰りに撮った画像です。

行きは登るのに一生懸命で 振り返って景色は見るもものの 写真を撮る気にはなりません

途中 林の中は風もなく暑く 急坂になってくる頃は 休憩の回数が増えます。

私のアイゼンは本格的なアイゼンではなく

軽アイゼンと呼ばれる爪も短いためか

踏み跡のしっかりした登山道で 雪も締まっており 気温が低い場所は

凍っているところは グリップが効き辛く 坂道でスリップしてしまいます。

またピッケルではなく ストックしか持っていないので 足が滑った場合

ストックでブレーキをかけるのも 効いたり効かなかったり で

この傾斜で足もストックも効かず滑り落ちてしまったら大変です。

  

止まらず下から登ってくる人を巻き込んだり

滑り落ちて木にぶつかったり岩に頭をぶつけてしまうと 怪我をしたりして下山もままならなくなりそうです。

初心者の私は 冷や冷やして登ります。

 
森林限界を超えるか超えないか辺りの傾斜が一番きつく(帰りに分かるのですが)
 
こんなところでずるずる滑り登るのに苦労するなら 森林限界を超えた急坂は登れないなぁ と思い
 
森林限界を超えたところで 引き返そうか などと考えて登っていました。
 
だんだん木が少なくなって 風も強く吹いてくる感じだったので 暴風対策をして
 
木々が開けるところまで登ると 斜度が緩くなり 
 
行けるところまで行こうとなります。
 
  
 
ここまで来たら傾斜も緩くなり 山頂まであと少し 
 
森林限界を超えた 急登は???? つい先ほどの泣きそうになった 場所がそうみたいでした。
 
あ~っ よかった。
あれ以上の急登は私の技術装備では 危険なので引き返していたところです。
 
午前10時15分
 
 
 
 
 
 

写真を山頂で撮るのですが たぶん気温は-15℃くらい 風速は 15m/s位かなぁ
手袋を外す手も 一気に冷たくなって 悠長に景色も撮ってられません。
 
それでも 広く平らな山頂を30分ほど歩き回り
 
午後10時50分 下山開始です。
 
下りも心配していましたが ずりすり滑りながら降りていき
ブレーキをかけるときは ふか雪の方に少し入れば止まれますので
サクサク降りて行きます。
 
午後0時10分
 
サクサク降りて 登山口駐車場そばで 蓼科山を望める ふか雪の中を突き進み
雪原の中でお昼ご飯にします。
 
 
 
踏み跡を外れると 足は膝まで 埋まります。 そんな雪原を突き進み
 
 蓼科山を見ながら おにぎり とコーヒー をいただきました。
 
 今回はスノーシューや 簡易チェーンは必要なかったですね。
総重量 約9kgでした。
 
お昼ご飯をいただいて 車を止めているところに戻り 

  気温は2.3℃ 

午後1時に 駐車場を後にします。

正面のお山は 北横岳。

 

帰りの中央高速では 中央アルプス 南アルプス 雪をいただいたお山が綺麗でした。

小黒川SA

 

 

とこんな良いお天気に山が登れて幸せな1日でした。

 

蓼科山

もっと傾斜が緩やかな スノーシューで行けるようなお山と思っていましたが

アイゼンの練習になるような良いお山でした。

また行きましょう。

今回の登攀ルート 女乃神茶屋登山口(1724m)から蓼科山山頂(2,531m)まで(標高差808m) 往復でした。