更新遅くなってごめんなさい、体調不良と確定申告で時間を取られました(´・ω・`)
今回はベトナム戦争で使われていた武器と、米軍の枯葉剤散布による影響をご紹介します。
今回後半に戦争被害者の奇形児の写真が出てくるので苦手な方はご遠慮ください。
さて早速参りましょう。こちら兵士が携行した拳銃、不謹慎ですが男としてはこういうのを見るのが好きです。
ショットガンですね、室内戦とかならなんとなくわかりますが野外でショットガンってどうなんでしょう?射程短いっぽいけど使えるのかな?
こちらはM16、中学生のときにサバゲーやってた友達がM16持ってました。
グレネードランチャー、手榴弾では届かない距離や敵が潜む塹壕(ざんごう)に対して使われていました。
塹壕とは土を掘って溝に隠れて敵と戦うアレです。
対戦車地雷、大きさは30cm四方くらいありました。重さの軽い人間が踏んでも爆発するのでしょうか?
次はクレイモア指向性対人地雷です。指向性とは全方位に爆発するのではなく、決まった方向へのみ攻撃するやつです。
重さ1.6kgで中身はC4爆弾と700発の鉄球が仕込んであり前方60度の有効加害距離は50mに及びます。
ワイヤートラップによる起爆は対人地雷禁止条約(そんなのあったのか)に違反するが、リモコンによる起爆は無差別攻撃ではないため有効とのこと。
てっきり赤外線レーザーでピッってなって爆発するのかと思ってましたが、もしかしてゲームのメタルギアとかで使ってるクレイモアは条約違反ってことですか?
ちなみに下の棒が二股に分かれるので自立します。
これは釘爆弾ですね、爆発するとこの釘が四方八方に飛び散りとっても危ないです。
さて、武器の紹介はこれくらいにして次は米軍が行った枯葉剤散布についての部屋にやってまいりました。
そもそも枯葉剤ってなに?というかそのまんま除草剤なんですがベトコンがジャングルに紛れてゲリラ戦をするので米軍がとても苦戦したのですね、ジャングルのせいで空から爆撃しようにもベトコンが見えないので効率が悪い。
「じゃあジャングル枯らしちまおうぜ!」ってアメリカ的大雑把な思考で枯葉剤を後先考えずにブリブリ撒いたのが後々問題になりました。
この旗にはエージェントオレンジと書いてありますがこれは枯葉剤のことです。
下にはダイオキシンキルと書いてありますが、その通り猛毒のダイオキシンがたっぷり含まれています。
枯葉剤散布の様子。木を枯らすのが目的といえど、もはや化学兵器と言っても過言ではない。
ちなみに部屋に入ってすぐこんな箱がありました、なんだと思います?
わたくしもなんだろう?としゃがんで下を覗いてみたんですが…
赤ちゃんのホルマリン漬けでした(- -;)
枯葉剤の散布は森林を枯らすのに成功しましたが、多大な弊害ももたらします。
枯葉剤によりたくさんの奇形児が生まれることとなりました。
もうなんかね、見ててツライ(´・ω・`)
最後は隣の小さな部屋に子供達が書いた戦争の絵がありました。
右上は枯葉剤ですかね?
現地の博物館で見るのは教科書とかで勉強するのとは違って、とてもリアルに伝わってきますね。
肌で雰囲気を感じれたというか(もちろん戦争の当事者とは比べ物になりませんが)自分の思ってたのより戦争の内容が相当エグかったです。
これは今回の旅の目的でもありましたが、本当に来てよかったと思います。
ホーチミンに来たら是非寄っていただきたい。
ちなみに敷地内にはハイランズコーヒーもあるので疲れたらここで冷たいコーヒーでもどうぞ。
'18ベトナム 15へ続く