なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

R-2君、ピストン磨き、ピストンリングをセットした

2018年02月10日 23時57分30秒 | 車弄り、スバル R-2 (360cc)

本日のスバル弄りは3時間30分でした。

雨天なのでスバル車体のところで作業ができません。

ついては室内でお手軽にできそうな作業をします。

 

いよいよエンジンのピストンに手を出します。

右上が某方からわけていただいた1番ピストンでもちろん中古です。

左上が私の車体についていた2番ピストンです。

右下が私の車体についていて棚落ちしていたピストンから外したピストンリングです。

左下が某方からわけてもらった中古ピストンリング1台分です。

尚、私の車体についていた1番ピストンは欠けていたので使えません。そのときの様子等は次の過去記事を見てください。

(2013年10月03日のブログ)R-2君のピストンを拝んだら、欠けてるやん。ガーンと消沈....

(2013年11月02日のブログ)R-2君、ピストンリング確認、デスビ取り外し、ヒーターファン分解

2番ピストンはキズだらけです。このキズをどうしたらいいのん?ってブログに愚痴ったら、親切にもPO-C3さんがサンドペーパーで磨いたらいいよと教えてくれました。

ピストンってサンドペーパーで磨いていいのん?という驚きでインターネットを調べてみたら....

ヒストンリングの張力バランスが崩れるとスカートがシリンダーに当るのは当たり前のことらしい。当ればキズがつくわけで、かつ、熱膨張でシリンダーの変形もあってと案外ラフな感じらしい。

ポイントとしては...

ピストンにオイルが馴染むように800番ぐらいのサンドペーパーでクロスハッチにキズを付ける。

ピストンが暴れたときにシリンダーへのキズを少しでも軽減するために、ピストンスカートエッジ、サークリップの穴エッジを研磨して面取りする。

というのを学習です。

では、そのとおりに進めましょう。

しゃかしゃかとサンドペーパーで研ぎました。研ぎ汁はこんなことになります。

こんな仕上がりになりました。

 

次はピストンリングをセットします。

新品のピストンリングと、この作業のためだけに買ったピストンリングプライヤー。

ピストンリングプライヤーは、今回使ったらもう使うことはない工具になるんだろうなー。もったいないなー。

さてさて、ここで脱線しますよ。

このピストンリングを入手するときにあの仕打ちを受けたのです。

ピストンリングについては、某方の情報で新品がディラーから出るというのを知ってました。2014年の話ですよ。

なので近所のディラーへ部品入手の相談へ...

そして、お前のような古い車に部品を売る義務はない、敷地に古い車を乗り入れするな。と言われたんですよね。

仕方がなく、他府県のスバルディラーへ相談です。部品が出るのを知っているのに他府県へ行かなければならないこのバカバカしさ。

遠い他府県のディラーで相談すると、メーカーとしては地元のディラーで入手してほしいとのことなんですが、あの営業所の対応を説明したら、そういうことならばと取り寄せしてくれたんですよ。

これがその時に他府県のディラーで購入した証拠です。

このピストンリングの部品番号は、880039300です。

2014年1月当時にディラー店頭渡しの値段は、6590円でした。

まあー、その後も何回かこの他府県のディラーにお世話になってます。

しかしねー、部品の相談で1往復。部品が入ったからと引取りに行くのに1往復です。片道80km程です。

激貧は、そんなに頻繁に通えませんよ。

近所のディラーが部品を売ってくれさえすれば、こんなに苦労することもないのにねー。

と、またいつもの不憫な愚痴を書いてしまいました。

話を元に戻します。

2014年に入手してから、初めてのご開帳です。中身はどうなっているかワクワクです。

綺麗なピストンリングとご対面です。

それよりも、油紙とかに包まっているのじゃないのね。裸のまま紙箱に入っているのね。と驚きました。

このピストンリングを取り付けするのですが....

1番上のリングは形状が違うので大丈夫ですが、2段目、3段目が同じかっこうなんですよね。

よーくピストンリングを見たら、「2R」「3R」と刻印があるのです。

ついては、「2R」を2段目、「3R」を3段目にセットすることにします。

取り付け向きもありますよ。

2番ピストンは古いピストンリングが付いたままなのでそれをお手本にします。

結果として、ピストンリング刻印がある面を上向きとなります。

ピストンリングをはめるときにトップにキズをつけたらバカバカしいので、防止策としてマスキングテープを貼りつけました。

ピストンリングプライヤーは偉大でした。

お手軽にサクサクとピストンリングをセットできました。

ここで、新しいピストンリングと古いピストンリングを比較です。

古いピストンリングはピカピカ光っていたので、てっきりメッキされているのかと思ってました。

しかし、オリジナルは黒色でして、それがシリンダーに擦られて、あのメッキ肌のように磨かれているってことを知りました。

そうそう、写真を撮り忘れてました。古いピストンリングがどうなっているかを新品と比較すると、リングが研磨されてちびてるのね。こんなのも摩耗するのねとプチ発見でした。

次は2番ピストンです。これがキズだらけなんですよ。

頑張って、頑張って、しつこくシコシコとやりました。

研ぎ汁はこんなことに....

こんな感じに仕上がりました。あのキズだらけを磨きたくったんですよ。

 

このあとはピストンリングをサクサクとセットしました。

1番、2番のピストン完成です。

そうそう。2番ピストンはあえて古いサークリップを付けたままにしています。

というのは、このサークリップの取付に向きがあったんですよ。取り外すときに用心して確認しましたから...

そのため、意図的に1か所のサークリップを残してます。

きっとクランクの回転向きとの関係でサークリップの当り関係とかあるんでしょうねー。

 

以上、本日のスバル弄りでした。

磨くのに疲れました。きっと明日は二の腕が筋肉痛だと思います。


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