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ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

デジカメ Pentax K200D ピント調整をやってみた

2018年09月25日 16時22分59秒 | 家電修理

先月の散在にて入手したデジタルカメラですが....

台風、台風、あうーっ。台風の置き土産の後片付けに、家を修理したくても資材が入手できん、とか、そんなこんなで多忙のままで、カメラを入手したはいいがまったく手を付けないまま放置プレーで約1か月です。

世間では、こういった趣味色の強いグッツは入手したらお子様に与えた玩具のようにすぐに弄いたくるものだと思いますが、私の場合は、入手していざ触るぞというタイミングで必ずといっていいぐらい邪魔が入るのです。今回の邪魔者は天災だったんですよ。

そのデジカメを使いはじめるべく、やっと触る時間が取れたのが昨晩だったのです。

使うためにピント調整をして、なんやかんやと本日も数時間触りまして、これならメインカメラとして使ってもええかなーという状態になりました。

そのピント調整した時の内容を自分が後でどうしたっけ?と調べるときの備忘録としてブログに書きます。

 

注意

メーカでは公開されていない裏メニューにてカメラの調整をしています。

もちろんメーカーはそんな作業を公に公開してませんし認めていません。

ついては、各人が自己責任にてする作業になります。もし裏メニューをいじくってカメラをおかしくしてもメーカーの補修はおろか修理を受け付けてもらえなく可能性もあります。

裏メニューをいじるのは個人が勝手に改造することと同意だとお考えになったほうがいいです。おすすめする作業ではありません。壊れるリスクを受け入れられない方は作業しない方が賢明です。

私のマネをしてカメラが壊れたとしても、私は一切責任は負えません。

もしマネをされる方は、自己責任において作業してください。

と、お約束の文言を書いておきます。

 

散財して入手したカメラは pentax K200D です。はっきりいって今更というスペックだろうと思います。しかし、激貧にとってはやっとこさ中古で5000円以内の予算に入ってきたカメラなんです。

2018年9月13日のブログ記事から入手したカメラの写真を引用します。

実は...K200Dより、K-mを狙っていたのですが....

K-mはまだまだ5000円の予算内に入ってこないのよね。

 

さて、K200Dですがヤフオクで落札入手しています。

そのときの出品文面に

※訳ありの理由:ペンタックスで、点検してもらったとき、AF(オートフォーカス)が少し甘くなっているとの指摘を受けています。

とあったのです。

要するに、なにやら難があるとうたっているものを落札しているってことで、私が手を出しそうな物件でしょ。だって、K200Dでも正常に撮影できてますって出品しているものは1万超えコースですから...

本音は、メーカーがAFが甘くなっているといっているのなら、微妙にピントがずれているだけなのでは?ピントが大きくずれていたらピントが合っていないというだろうし、修理必要なレベルならその旨の告知があるだろうし...って考える私は能天気思考でしょうか?

ちなみに、K200Dはすでにメーカーのサポート期間終了しています。なのでメーカーに修理に出しても修理できる確率はかなり低いはずです。というのは修理保守部品が在庫しているかなのよね。部品があればしてくれるといった対応になるんとちゃうかなー。

まあー、そういうなにやら寂しい待遇になってしまった機種なのよね。

 

ではでは、「オートフォーカスが甘い」ってどういう症状なのか確認です。

って、普通に撮影する限り、パソコンの画面で撮影した写真をパッと見る限りでは特に変ではありません。が、しかし写真を拡大すると、なるほどということです。

ピントが甘いというのではなく、ピントが後ろピンなのかなーと考えます。

 

デジカメのピント調整の手法についてはインターネットをぐぐるといろいろと出てきます。

私は次のサイトの方法でしてみました。

https://photo-studio9.com/af_check/

同じようにピント調整した内容が記されていたので、まんまそれを参考にします。先駆者の情報をありがたく教授する次第です。

https://jittodesign.org/post-11811-11811/

で、コシがあって表面の肌が綺麗な用紙が必要なのですが...

そんな都合のいいものが激貧環境にあるはずないでしょ。

なんかないかなーと探して薄い青緑色の紙を見つけ出し、それにレーザープリンターで印刷しました。(本業で作成する仕様書の区切り表紙に使う紙ですよ)

段ボールに貼り付けて組み立て完成

って、こんな色紙でいいのかよ?色のある被写体に対してカメラがAFを迷うのではないかとか...

だって白色のコシのある用紙なんて買えない(このために用紙を買うって嫁にいうたら怒られますよ、激貧は手元にあるものでなんとかするのです)ので...

さて、どのレンズとの組み合わせで確認するかなんですけど...

というのは、カメラ本体にピントズレがあるように、レンズにもそれぞれの個体でピントズレってあるのよね。機械物で可動物、それも精密と緻密が要求されるものだから、組立制度のばらつきに、使用と経年に伴うズレとかで個性ができちゃっているのよね。

なので、これが狂っていない基準というのがあればいいんだけど、またはメーカーにオーバーホール調整してもらったものがあればいいんだけど、そんなまっとうな品質のものを私が持っているわけないでしょ。だって激貧が怪しいところで見つけてきた訳有グッツで構成しているだから。

となると、使用頻度の高いレンズを装着して平均点を出していこうということになります。

私がよく使っている安物レンズっす。

左側が、日銭稼ぎの商品撮影用のレンズで、SIGMA UC ZOOM 20-70mm F2.8-4

右側が、ちょっと外で撮影、スバル弄りの作業記録等用のカジュアル用途レンズで、PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.8 AL

このレンズにて、こうやって撮影してみました。

レンズもどうせピントが前ピンなのか後ろピンなのか?だし、ズーム両端でピントもどこに合うかなのよね。普及帯で経年たったレンズにピシッとフォーカス位置があうとは思ってません。

 

まずは、PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.8 AL の方

えーとえーと...広角端で後ろピン+1、望遠端で前ピン-4

 

次はSIGMA UC ZOOM 20-70mm F2.8-4

広角端で後ろピン+4.5、望遠端で後ピン+3

 

3回ずつ試したところ、SIGMA UC ZOOM はコンスタントにこの数値を出すのですが、PENTAX-DA がかなりばらつくのです。つまりPENTAX-DAの精度がおかしくなっているんだと思います。

どうするかーと考えたところ、カメラがちょっと後ろピンなんだろうと考えることにします。

カメラのピント調整で、双方のレンズでそれなりに歩み寄れないかなーと考えます。

 

ここからカメラのピント調整ですよ。

そのまでは調整できません。裏メニューなるもので調整していくのです。

インターネットをググるとそれなりに情報がでてきます。その中で次の二つのURLを参考にしました。

http://13colors.blog104.fc2.com/blog-entry-384.html

https://blog.goo.ne.jp/m-kanpo/e/f106f5b1e1d209a3166386f37fd74019

それぞれを見ればわかるかと思いますが、自分が後でブログを見てまた設定しなおしとかするかも知れないので私がわかるように書くことにします。って、先らURLの内容と一緒なんですけどね。

Windowsのメモ帳から、

[OPEN_DEBUG_MENU]

 と書いたテキストファイルを作成。[OPEN_DEBUG_MENU]の最後は改行して2行目先頭にカーソルが来るようにしておく。2行目以降は一切無し。

ファイル名は MODSET.445 として保存。445がファイルの拡張子です。

そのファイルをSDメモリーのルートにコピーする。

カメラ(K200D)にメモリーをセットしてメモリー蓋を開けたままで電源ON。

(メモリー蓋を閉じてもいけるという情報があるが、私のカメラでは蓋を開けてONしなければダメだった)

すると、裏メニューが表示されるので、一番上の DEBUG MODE を <EN>に変更。

OKを押してデバックモードに入ります。

MENUを押すといつもと同じようなメニュー画面が表示され...

詳細設定のページにて下へ移動すると、テストモードと表示されるメニューが追加されてます。

そこからAFテストを実行します。

AF AREA TEST は変更せずに

Focus corr にて左右にスライドしてピント位置を微調整です。

前ピンの時は左に、後ろピンの時は右に、振ります。

OKで決定してから撮影して画像を確認。たしかにピント合掌位置が前後に移動するのです。

それを試行錯誤して、これでいいかなーと納得いくように調整していく。という仕掛けです。

調整が終わったら、裏メニュー DEBUG MODE を <DIS>にするのをお忘れなく。

チマチマと弄りまして、私の場合は+100としました。

その状態にて...

 

PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.8 AL の方

広角端で前ピン-2.5、望遠端で前ピン-2.5

 

SIGMA UC ZOOM 20-70mm F2.8-4

広角端で後ろピン+0.5、望遠端で後ピン+0.5

 

まだ後ろピンかなーって、AF調整数値を+110にすると、PENTAX-DAがかなりの前ピンに移動するのよね。といってもPENTAX-DAは計測数値のばらつきが大きいのでなんとも判断しずらいので SIGMA US ZOOMの方を信じまして、AF調整数値を+100としました。

さらにこの状態にて別の手持ちレンズでの確認もしてみました。

 

PENTAX-FA 28-70mm F4 AL

広角端で後ピン+0.3かな?、望遠端で後ピン1.5かな?

 

PENTAX-FA 28-80mm F3.5-5.8

広角端で後ピン+0.5かな?、望遠端で後ピン+0.5かな?

 

追加で確認したレンズはいい線いっているかと思います。

となると、PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.8 AL レンズが信憑性が低いってことかい。

 

この状態で隣の畔に咲いている彼岸花をパシャリです。

ブログ用に画像サイズを縮小しているので意味のない写真になるのですが、まあー、このぐらい写ればいいんじゃないのん?

K200Dは緑の表現が云々って、諸先輩から噂は聞いてます。

なので草薮をパシャリ。

どちらも曇り空での撮影です。

私は写真に特にこだわりがあるわけでもなし、写真が趣味なわけでなし、A3プリントするわけでなし。ということで、これでいいんちゃう?

と、調整完了としました。

結論として、もともと後ろピンだったってことになるかな?それを私がピント合掌位置を前に調整したことになります。


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