なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

R-2君、リヤサスペンショントレーリングアーム取付再び、ブレーキパイプのねじ切り掃除

2018年05月15日 23時58分08秒 | 車弄り、スバル R-2 (360cc)

本日のスバル弄りは2時間30分ほどでした。

 

まずは散財の記録からです。

ブレーキパイプ連結ネジが錆びていてブレーキホースへ締め付けできない件は前回のブログに書いてます。

仕方ないねー。とM10×ピッチ1.0のダイスを入手しました。タップとダイスがセットになっているものです。

ヤフオクで税込送料込で819円の散財です。変態サイズなのにこの金額で入手できてよかったーと思ったのですが...

ちゃんとオチがあるのです。

ダイスを握りしめて、ネジ切部にあてまして、クルリと回せばジョリジョリとサビが削れてツルツルのネジ溝に...

とはなりませんでした。

どうやってもネジ切部分にダイスが入っていかないのです。

ブレーキホースだと1.5回転ぐらい溝の上を回るのに、ダイスだと0.25回転も回りません。つまりまったくサイズが違うのでは?疑惑です。

ともかく使えません。さすが大陸の製品です。結論は、安物買の銭失いです。

800円あったらキャベツに大根にと食費に回せるのにとグチグチ言いたいのですが、言ったところでなにか良いことがあるわけでもないので、ここは飲み込みました。

仕方がないので、スクレッパーで溝をほじくって真鍮ブラシでしつこく磨きます。

古いブレーキホースに捻じ込んで、1/2回しては1/4戻す。つまりブレーキホースのネジ切部を用いてダイスと同じ動作をしていきます。ときとぎパーツクリーナーで洗浄してネジ切部にでた錆びカスを清掃です。油はさしませんよ。摩擦を上げてネジ切溝を掃除するのです。

そんなこんなで、この状態にまでもってきました。

そりゃーダイスをかけるよりは完成度は低いはずです。でも仕方ありません。

もう片側の写真です。

さすがにスルスルと回るとはいきませんが、グリスを塗らないで新品のブレーキホースへ指の力でだけで最後までねじ込むめるところまでもってきました。

次は、ちょっと気になっていたことを確認です。

エンジンアンダーカバーが今までノーチェックなのです。

エンジンアンダーカバーのどこをネジが通って車体に固定されるのだろうとシゲシゲと確認するのです。もちろんワイヤー等が干渉しないかも再確認なんです。

で、倉庫の奥底からひっぱりだしたのがこいつです。

手のひらがベトベトになりました。とても酷い状態です。

油ギドギトまではいいのですが、えげつなく錆びて大穴貫通。それを痴呆親父が白色のシリコンコーキングのようなもので塞いであるのですが....

このコーキング自体も止まってません。そりゃー油汚れの上からコーキングをなすくってどうするんだです。

はぁー、痴呆親父の手でこんな整備が一杯されているR-2君が可哀そうです。

さらに、どうもマフラー側へ伸びるプレート部位が欠損しているみたい。オリジナルの形状がわからないので明断できませんが、錆びて朽ち落ちている箇所があります。朽ち落ち部分直線が10cmほどあるので、その先はそこそこ大きいものと思います。

こいつを....塗装下地までもっていくのに....うーんうーん。

自分の作業時間を見積もります。欠損している箇所の先のデザインがわからないのでそこの造形接続作業を除いて...

えーと、60時間コースかなー。1日4時間作業したとして15日。週に3日作業できるとして5週間のコース。

それで塗装下地までもってこれるかなー。もちろん、欠損箇所再現と塗装工程は別に見積もらなければなりません。

尚、このエンジンルームアンダーカバーの作業はもっと先と考えていました。

今は、エンジン組み立て作業がストップしているので、エンジンアンダーカバーに着手してもいいかなーと行程を考え直そうかと思い始めているところです。もし作業にかかったとして梅雨までに終われるか?です。

さてさて、本日の次のターゲットです。

ブレーキホース固定のクリップです。

スバル純正部品なのにスバルのディラーで売ってくれなくて、モノタロウで買ったという。いつもの手順でゲットした部品です。

(こんな部品ぐらい売ってくれてもいいのに、かたくなに旧車のディラー乗り入れを断るのが今のスバル会社クオリティーです。そんなだから違法な完成検査とか平気でしているんだろうか?。というか末端ディラーはそんなんなので会社の体質は今も変わっていないと私は思ってます。と、また何の得もない愚痴を書いちゃいました)

この部品ですが、亜鉛メッキと思われるメッキが施されてます。肌を見る限りでは白色3価クロメートメッキではないと思います。もちろん昔のクロメートメッキなわけではありません。

環境保護で昔のクロメートメッキがなくなり、原価を下げるためにユニクロメッキ、亜鉛メッキといったショートパーツが増えてくるのはどうかと思いますが、こればかりは時代の流れなのか。それともメーカーが原価を下げたいだけの一択でメンテナンス回数を増やす作戦なのか...

ともかく、ものすごく頼りないメッキなのです。このメッキの肌を見たらトヨタの部品を流用しようかと思うのですが、トヨタのやつ(クラウンワゴン用)は外径が大きいのよね。厚みもあるし...

さて、メッキが薄いなー。サビが来たらいやだなー。というサビ恐怖症の私がする激貧作業です。

サンドペーパーで軽く足付け(メッキを剥がしたら駄目ですよ)とシンナーで脱脂しまして、ジンクコートスプレーを吹きました。

同じ理屈でこいつらも...

ブレーキホースの金具部分はこってりとしたメッキが施されてます。昔のクロメートメッキですよ。

しかし、カシメてある部分がつぶされているだけあってメッキ肌が薄くなっているのです。

ああああっっっ。こういうところから錆びが出るのよねー。と、錆び恐怖所の私は...

マスキングしました。

もちろん脱脂してジンクスプレーをシューって....(あっ。写真撮影するの忘れている)

そうそう。今回使用したブレーキホースは当時物と思われるやつを使いました。(品質に問題なさそうなら古い部品から使っていくのが私のルールです)

そのパッケージに貼られていたラベルです。

これで、ブレーキパイプ連結のネジ切は、M10のピッチ1.0で間違いないと確信です。ダイスが回らないから、私の計測が間違っていて、もしやのインチだったりするのかと考えたんですよ。

つまり、結論は、あのダイスはやっぱりサイズが違う?または大陸品質で問題外のどんでも品。のどちらかということか?いやいや。実はもっと奥が深くて

ブレーキパイプ連結のネジ溝の深さにルールがあって、ダイスの溝深さ(ピッチじゃないよ深さだよ)とマッチしなかったとか....

うーん。推論たてたところで学の無い私には結論は導き出せません。

さてさて、次の作業です。

リヤサスペンショントレーリングアームを組み付け再びです。

新品のボルトナットとワッシャーで前回は締め上げてます。

一度結構なトルクで締め上げた、平ワッシャー、スプリングワッシャーは、信用できないかなー。

ここは主要部品だからねー。ともったいないけど、ワッシャーだけ新品をまたおごってあげました。

尚、ネジを目視確認する限りでは問題なし。ワッシャーはしっかり傷ついてます。スプリングワッシャーは少し潰れている状態でした。

もちろんトルクレンチで規定トルクで締め上げます。

今度こそ、トレーリングアームの取付完成です。

さてさて、次はサイドブレーキワイヤーと考えるのですが....

トレーリングアームのワイヤー固定クリップ部分と、ワイヤーが接触する部位です。

昔に取り外したときの写真を確認しました。

2014年5月3日のブログ:R-2君、リヤサスペンションのお掃除のつもりだったのだけど...

から写真抜粋です。

2014050311

写真を見たらサイドブレーキワイヤーに保護材のブッシュがついているのです。

サイドブレーキワイヤーを蘇生したときに、こんなブッシュのようなものはなかった記憶が...

これの確認をします。

私の車体についていたものと、ヤフオク産を蘇生したもの、それぞれのサイドブレーキを比較です。

たしかにこのブッシュがヤフオク産のやつにはありません。

ということは、ブッシュのようなものを再現して、ワイヤーが傷まないように保護しなければなりません。

つまり、また一仕事増えたのです。ワイヤーを分解して保護ブッシュを通すわけにはいかないので...

そうそう。ワイヤー自体の長さは一緒です。先端の金具も一緒。ワイヤー芯線の太さも編み形状も一緒に見えます。

つまりブッシュを再現してやればいけるはず。

で....

ここで、本日の作業は終了です。

くーっ。微速すぎる前進だなー。


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