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なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

R-2君、初めてのスプレーガン吹き

2014年06月01日 23時47分30秒 | 車弄り、スバル R-2 (360cc)

本日は初体験の報告です。

いよいよ初めてのスプレーガン吹きをしました。

正直言うと、溶剤を扱うようなものはあまりしたくなかったのです。

わたしの中では、ガンプラ遊びの延長、つまり、マスキングしてマーク入れや、缶スプレーで色塗り程度でなんとかしたいと思っていたのです。

というのも、ガンスプレーとかは溶剤を扱う敷居が高いのと、それらの道具や資材の敷居が高い、さらに作業場所(近所の状況)の確保等、なにかと気にかかっていたのです。

それが、だんだん塗装するものが大きくなっていって、缶スプレーだと大変になってきたことと...

コンプレッサ等のスプレーガン吹きに関する道具も、安売り等でみつけては少しずつ揃ってきたこと。

ガレージを片付けたら、R-2君が小さいので、なんとか塗装スペースが確保できそうになったこと。

そして、最後のとどめが、「ガソリンを被る可能性があるところ、さらに、オイルで汚れる可能性があるところは、下手くそムラムラ塗装でいいから、2液ウレタン塗装をすべし」という、諸先輩たちが口をそろえていうアドバイスです。

どのみち、スプレーガン吹きは避けて通れないことと感じていたことを、とうとう決行しました。

なにごとも初めては大変なものでして....最初の女性といろんなことをするのと一緒の気持ちで、心してかかりました。

だって、私の場合は、激貧なので、材料がけっしてまともではないのです。

激貧が用意した材料はこんなものです。

2014060111

ベースの塗料が「関西ペイント レタンPG2K」という塗料で、フレアオレンジベースという色です。ちなみに色については何でもいいと考えてました。ともかく錆び取りした後で、綺麗に色が塗れていたらいい。それよりも値段を安くなのです。

この塗料ですが、ヤフオクで異様に安くスタート価格で落札したのです。

その時は、なぜにだれも応札せずに終了したのか謎だったのですが....

落札してから気付いたことがPG2Kが2液ウレタンだということ。(2液ウレタンと知らず、工具入れを塗るための単なるペンキのつもりで落札していたのです)

2液ウレタンだと硬化剤が必要ですよね。では、硬化剤を入手せねば、とネットを徘徊するも、PG2K用の硬化剤が無いのです。

そして、知った事実が、PG2Kは既にメーカーラインナップ廃番シリーズで、硬化剤の流通が無いということでした。

仕方なく、そのまま放置すること1年ぐらいでしょうか?

なにげに、遠い知人の鈑金屋に聞いてみたら、鈑金屋はnaxとかいうシリーズを使っていて、アレスコの硬化剤はもっていないとのこと。しかしPG2Kは出た当時に使用していて、良い塗料だとアドバイスを....

そこで、鈑金屋から得た知識としては、2液ウレタンは別のラインナップ硬化剤や他所メーカーの硬化剤を入れても、概ね硬化するとのこと。ちなみにメーカーでは絶対に他のラインナップとの組み合わせはダメというはずとのことでした。

単にメーカー推奨の組み合わせではないので、仕上がり光沢がなかったり、下地との食いつきがおかしかったり、なかなか乾かなかったりといった弊害が出る可能性が高いとのこと。

その弊害がどのぐらいの範疇まで許せるかというだけで、DIYで塗るんだから、同じメーカーの違うラインナップの硬化剤を試してみたら。何事もダメ元でしょ。とのアドバイスでした。

で、私が目をつけたのが、ネット通販モノタロウで売られていた「レタンPGハイブリット エコ 硬化剤」というものです。その硬化剤を入手。

鈑金屋のアドバイスで、「シンナーは絶対にケチってはいけない。塗料の種類より混ぜるシンナーの品質の方が重要。素人が挑戦するんだから、クリアー用の上位グレードのものを用意して、それをベース色に用いたほうがいい」とのこと。

それでヤフオクにて、クリアー用のシンナーを入手(予算の関係で2液ウレタンクリア用の中級品を選択)した。

つまり、どれ一つとっても、まともな組み合わせのない構成で挑戦です。

何事も自己責任でということで、作業します。


午前中に最初の基礎実験です。

基礎実験とは?本当にこの構成で硬化するかです。

レタンPG2Kの缶に記載されている2割硬化剤の構成で、少しだけ(小さい紙コップに20g程)塗料を作りました。シンナーは3割ぐらいにしてかなり粘度高めにしてみました。

これで、刷毛塗りしてみました。もちろん刷毛目がでるでしょうが、そんなの関係ありません。

そうそう、最初の実験検体なので、あまり目につかない部品でということで、リヤサスペンションメンバをチョイスしました。

下地は少し荒らしておくのはもちろんですが、塗装状態をいろいろと用意しました。そのつもりでリヤサスペンションメンバはところどころ小さくですが下地を変えているのです。

・ソフト99のプラサフ缶スプレー

・サビ止め塗料エボローバル刷毛塗り

・ソフト99の錆び転換剤、付属の小さい刷毛塗り

・トヨタフォークリフト用の上塗り缶スプレー

・ホルツの上塗り缶スプレー

これらを5月中頃に塗って2週間ほど乾燥した状態です。(2週間放置プレーしたら十分乾燥しているよね)

ちなみに、基本的にはエボローバルで仕上げた状態です。その他の塗料仕上げはあえて部分的に小さくしておきました。

それぞれの下地の上に、刷毛で塗ってみました。

すると、ソフト99の錆び転換剤がいきなり縮れ発生です。錆び転換剤仕上げはシンナーに反応しているのでしょうか?

ちなみに、錆び転換剤仕上げの上から、エボローバルをさらに塗っていたところは、特に不具合なくウレタン塗料が乗りました。

同様に、錆び転換剤仕上げの上から、ホルツの上塗り缶スプレー、トヨタフォークリフト缶スプレーをさらに塗っていたところは、特に不具合なくウレタン塗料が乗りました。

錆び転換剤が剥き出しのところのみダメのもようです。

あとは、せっかく作った塗料なので、スプレーガン吹きの時に塗りにくいだろうネジ穴等のヘコミや角部分になすくるように塗っておきました。

ウレタン塗料って伸びるのか刷毛塗りしやすいですね。しかし、この色がかなり透明色な感じで刷毛ムラも最高にできます。

2014060112

こんな感じで刷毛むら一杯に塗りたくって午前中は終了です。

このまま夕方まで放置して、どうなるのか確認します。


夕方に確認したところ、手でぎゅって握っても手に移らない程度に乾燥、というより、私の目にはとても良く乾燥しているように見えます。

ためしに、スクレッパーで擦ってみたがペロッと剥がれるのではなく、グサッってキズが入りました。これがウレタン仕上げってことですかね?

ところどころスクレッパーでいじめてみたのですが、下地がはがれることはなく、スクレッパーの痛々しいキズが入るだけです。

そして、錆び転換剤で縮れたところは、縮れた状態で固く乾燥してました。

この縮れがスクレッパーでほじっても固くて剥がれないのです。仕方なくリューターで軽く研磨して縮れを手直しです。

そして、いよいよガン吹きしてみました。

ちなみに私がもっているガンは中古品なので取説なんてありません。

ガンの調整なんてしらないので、とりあえず調整レバーを真ん中あたりにしてみて、まずはダンボール箱に吹いてみました。

缶スプレーとの粒子の違いに驚きです。この綺麗な噴霧はどういうこと?と感心しました。

缶スプレーだと吹付という感じですが、スプレーガンは噴霧というかうっすらと濡らしていくように塗れていくんですね。

一番下のツマミでエア圧が変わるのを直観で感じ取れたので、このツマミは一番弛めておいて、その他は真ん中ぐらいで今日の調整は決定しました。

この状態でコンプレッサのメーターは0.3の圧力です。

小型ダンボール箱に色塗りの実験を経て、いざ、リアサスペンションメンバーへ吹付です。

片面だけ塗って終了です。

2014060113

明日に、どうなっているか確認して、残り裏面を、今度はガンの使い方実験して塗りこんでみます。

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