急行「いなさ」

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竹内まりやさんの「人生の扉」

2022-04-02 16:11:44 | すい臓癌治療

昨日は2週間毎の抗がん剤点滴を受けてきました。病院での投与に続き、48時間点滴の針を刺してもらって薬瓶を首から下げて帰ってきました。

今も薬瓶を首から下げてキーボードを叩いています。

私が癌の宣告を受けたのは 2019年3月で、3年前になります。すい臓がん 既に切除不能で暫定ステージ3、両方の肺にも腫瘍らしきものがあり検査の後 転移巣だったらステージ4との事だった。画像診断などの検査の後 ステージ4bが決定。一番タチの悪いすい臓癌で病期では最悪の状態ですね。

その年2019年は私のいる長崎が 桜の開花が全国で一番早く、3月中旬自宅のベランダからは近くの公園の満開の桜の花が見えました。

ふと 竹内まりあさんの「人生の扉」の歌詞が浮かんできました。

 ♪満開の桜や 色づく山のもみじを

    この先いったい何度 見ることになるだろう ♪

そうか、私はもう来年は さくらの花を見ることができないかもしれない、と考えると泣けてきた。まぁ涙は出なかったけど。

しかしその後3度桜を見ることが出来ました。そして大好きな鉄道模型も作り続けることが出来ました。

主治医の先生には残りの生存期間を聞いたことは1度もないけど、あまり長くないことは想像できる。従って 模型作りは細密感は追わないでキットの素組みで、とにかく未だ250輌以上ある在庫を少しでも多く作り上げることが死ぬ事が大切だとの考えに至りました。

 

蛇足ですが、癌の宣告を受けたら目の前が真っ暗になったという患者さんがいますが、私の前で失神して倒れた患者さんは居ません・・と癌研究をしているお医者さんが本に書かれていました。

これは本当です。これから先どうすればいいのかと、そればかり考えていました。


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