急行「いなさ」

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来て嬉しい、帰って嬉しい「孫」

2022-08-20 06:47:27 | 日記

8/10から8/15まで 娘の家族5人が帰省してきた。小3と小1 それに1~2歩歩けるようになった0歳児、いずれも男の子。

初日は近くを散歩、昨年から蝉がぐっと少なくなってしまった。小3のハルちゃん いきなりジイジ アブラゼミがカマキリに食べられているよ!

見ると、補足されたアブラゼミがジージーと 力無く鳴いていた。ハルちゃんは感受性が強いので、もう助けようがないよ!と私。

弱肉強食、食物連鎖・・これも勉強。

 

次の日散歩してると「ハルは大きくなっても 医者には成らないかもしれないよ」と、言う。私が「ガン」であることを知っているのだ。

じゃあ 薬を作る研究者になってよと 言うと、「ハルが大きくなってる頃には、全ての病気には 効く薬が見つかってるかもしれないよ」と言う。

病気には何十万人に1人が罹る珍しい病気があるから、全部の病気の薬は未だ作られてないはずだと答えた。

去年来た時 大きくなったら医者か薬を作る研究者になって、ジイジの病気を治して・・と、言ってたのを覚えてたんだね。優しくて賢い子だ。

でも この子の回答は一言「生きてたらね」だった。癌に罹ると長生きできないことを知ってたんだね。ちょっと寂しかった。

昨夜は一緒に寝ましたが 白血球・赤血球・血小板はおろかマクロファージなどを説明してくれた。

私が高校生に習ったことまで知ってた。小3にしては豊富な知識を持っていた。

   子供には いろんな可能性があるんだ。医者に限らず 何か打ち込める職業に就けばいいさ。

 

自宅に帰る時、パパの車に乗るよとママ。するとハルちゃん、逃げる様に2階への階段を上って行った。

追っていくと踊り場を曲がったところに座り込んで シクシク泣いていた。

抱き起して、冬休みに又おいで 雪だるま作ろうねと、言うと 私の腕の中で コックリした。

恐竜のプラモデルを作り、オープンしたばかりの恐竜博物館へ行き、筆の軸を切って豆鉄砲を作ったり 色々遊んだね~。

帰るの 寂しかったんだろうね。可愛いやつだ。


母の入院と、笑い話

2022-08-03 10:25:58 | 母の介護

2~3週間前から 母が熱を出してなかなか下がらなかった。

かかりつけの医者が往診に来てくれるが、レントゲンなど撮れないので大きな病院に行った方が良いと言う。

もはや歩けないので かかりつけ医から入院の段取りをつけて 救急車で搬送してもらった。

一通りの検査が終わって、看護師が「コロナ感染防止のため 病室に入ると面会できなくなります。最後に会われますか?」と聞いてきた。

「最後に」・・と言う言葉にドキドキしてしまった。

ストレッチャーに横になってる母の顔を 私達兄弟3人が代わる代わる覗き込んだ。

母が大きな声で「もう(私は)死ぬのか?」・・・と、言った。

笑いそうになった。子供たちが顔を覗き込んでくるので、きっとドラマの臨終シーンを思い出したのだろう。

それにしても100歳超えてるのに よくまぁ頭が働くものだ。まだまだアンタは長生きするよ!

 

原因は 高カリウム血症だった。翌日には病院から連絡があり お母様は元気になられました・・だとさ。