急行「いなさ」

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

やっと落ち着きました

2023-08-26 07:24:53 | 日記

4月母が100歳で亡くなり 遺品の整理が長くかかった。ゴミ屋敷ほどでもないが 60年分のガラクタ・・例えば 押し入れの上の袋戸棚に 数十年前に使わなくなった電気こたつ3個 私が小学校の時に使っていた蓄熱式の電気あんか はては父が学生時代に使っていた剣道の防具などなど もう呆れてしまう。二人の妹と 整理して処分するのに7月末迄 4か月かかった。

年取っていくと 何を何処に収納したか忘れてしまうし、思い出しても体力の衰えで捨てることが出来なくなり どんどん物が溜まっていくんでしょうね。

私は転勤族だったので 引っ越し荷物が増えないように、買ってから数か月後も使ってるか? と考えて、なるべく物は買わなかった。陶器などもっての外、重くて引っ越しが大変。唯一の例外は Nゲージの模型のキットで、今でも250輌ほど未組み立てのまま 本棚に積み重なっている。

建物の解体業者も忙しいらしく 6月お願いしたのに工事は8月になってしまい、8月11日に更地になり完了した。

法務局への建物の滅失登記は簡単で 自分でもできるらしい。娘さんが司法書士をしてる同期入社のヤツに聞いてみることにする。

8月14日には寺に行って 初盆の供養をしてもらった。その帰りに 地主さんへ8月分の地代と手土産を持って行き、長年の礼を言ってきた。もうめったに この場所に来ることは無いだろう。

 

妻の がんについても 書いておかなければならない。

抗がん剤の副作用で浮腫(水腫、むくみ)がひどく 足やお腹がパンパンに腫れ 上下の瞼も腫れあがった。息苦しさもありパルスオキシメーターで測ると 90を下回っていた。手元にあった登山の時などに使うスプレー缶に入った酸素を吸わせると 落ち着いた。後で知ったことだが 浮腫が肺にも起こっているため酸素の取り込みができなくなってたそうだ。

病院に電話し 症状を告げると、すぐ来てくれとの事。長男が連れて行くと即入院になり 酸素マスクも装着した。背中側から 肺の水を、入院当日左の肺 翌日は右の肺から それぞれ350ml抜いた。レントゲンの画像を見ながら 肋骨の間に大きな注射針を刺して抜いたそうだ。

点滴による利尿剤と 3種類の利尿剤を服薬しながら 2週間ほど入院した。利尿剤の服薬は 退院後の今でも続いているが、むくみは未だ取れない。

退院後の外来で 主治医の診察の時、今後の事について話した。もう抗がん剤治療は止めたので 現在の浮腫の治療が終わると、半年ごとの泌尿器科の尿管ステントの交換を除き 治療は終了する。よって今後は「緩和医療」に移ることになる。出島病院(緩和病院)などを紹介すると言われた。ここの院長と 現在の主治医とは医大の同窓生で話も良く通じるそうだ。私の伯母も胃がんに罹り ここで最期を迎えた。

私がかかっている大学病院の化学療法室の看護師さんから伺ったことだが この出島病院の先生は以前 ながいこと大学病院にいたそうです。

済生会に入院中 介護認定の手続きに入った。入院中に認定員に来てもらった方が医師や看護師の意見を聞くことができて 判定がしやすいようです。判定は「要介護 2」でした。

8月14日付で仮判定から正式に認定となり 介護保険証も届き、介護事業所を 口コミなどを参考にしダイヤモンドスタッフに決めた。ダイヤモンドとあるように 重工記念病院の関係、すなわち三菱の関係会社のようです。

8月23日 ダイヤモンドスタッフのケアマネジャーと 緩和病院の看護師の両名が来られ、私たち夫婦と話し合った。

訪問看護師を入れてもらう事。病院からリハビリの担当者を派遣してもらう事。介護用ベッドをレンタルで入れる事。玄関前にある3段の外階段に手すりを付ける事等々。

ひとつ失敗したのは どこにも相談せずに入浴時の バスチェアー(シャワーチェアー)を買った事。補助金申請をせずに 先に購入すると、金は下りないそうです。モノタロウの通販で 折り畳み式で、妻が座ったり立ったりするのに楽だと言うので 肘掛けが高い物にした。2万ちょっとの高価なものになったが いずれ私が使う事になると考えれば 半額だ。

 

私の遺伝子検査の結果報告なども書きたいが 長くなったので次回に書きます。