急行「いなさ」

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妻のがん

2023-06-23 04:14:00 | すい臓癌治療

家内は 6年前、卵巣癌ステージ2と診断され 外科手術により肥大した左右の卵巣と子宮は無事摘出された。リンパ郭清も77個所にのぼった。

しかし 再々再発した。1回目の再発の時は 癌が1個見つかり 抗がん剤により癌は消えた。

2回目の再発の時は 3個見つかり別の抗癌剤により消えた。

今回のは腫瘍マーカーの値が上昇したことにより PETの検査を受けたら、右の脇の下と 右足の付け根(鼠径部)が、まっ赤に光っていた。下腹部にも いくつもの小さな点が赤く光っていた。

抗がん剤をゲムシタビンに変えたが、高血圧・浮腫(むくみ)・疲労感・倦怠感などの副作用が どっと現れてきた。

寝てばかりいるので筋肉が痩せてきたこともあるだろうが、10分も立っていられなくなった。料理をするのも 途中から椅子に座って鍋をかき混ぜるようになった。

本人は 抗がん剤治療を中断することを決断した。

6月22日 済生会病院の診察の日、主治医にその旨を告げた。主治医も長年抗がん剤を使ってきたので体が弱っている。しばらく薬はお休みにしましょうと・・と、言うことになった。

しかし身近にいるものとしては もう治療はギブアップ、すなわち もう治療の手立てがない 末期がんになったと思った。

次に 緩和医療の話が出て、長崎では「出島病院」が緩和ケア病棟を設けている。院長は私の同窓生でもあると言う。

出島病院と言えば6~7年前、叔母(父の妹)が胃がんになり ここで亡くなったのだった。

外来もあると言う。治療が終了すれば 今度は緩和医療に移行することになるのだろう。

ときどき右手を上げると 右の脇の下が痛むと言う。痛みの緩和も必要になって オピオイド(医療用麻薬=モルヒネ)も使わなければならなくなるだろう。

そうしなければ QOL(クオリティ オブ ライフ=生活の質)が悪くなり 生存期間が短くなってしまう。

その時期が来れば 紹介状を書いてもらって転院することしよう。

 


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