急行「いなさ」

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放射線治療

2024-03-19 12:49:35 | すい臓癌治療

放射線治療7日目。13回の予定なので 今日は折り返し。先生の診察があったが お腹を押さえて異常がないかを確認しただけ。

放射線を当てるとどうなるかを 聞いた。がん細胞が死ぬと 中空になるのか? それとも小さくなるのか?

~~小さくなるそうだ。

小さくなっても消滅はしないらしい。

 

肺のがんも増悪して大きくなってるとの事だが 前回の診察時 ここには放射線を当てないのかを聞いたら、呼吸困難などの副作用が出て、メリットとデメリットを比べると 放射線治療はしない方が得策だそうです。

放射線治療が終わって CA19-9などの腫瘍マーカーの値は小さくなるのかなぁ。小さくなったら嬉しいなあ。


放射線治療が始まります

2024-03-11 09:22:11 | すい臓癌治療

今日3月11日から 原発巣である膵臓への放射線治療が始まります。

先週金曜日に放射線科の診察を受け 3グレイの13日 放射線を当てるそうだ。

主治医の話では 好中球が減少するそうなので 風邪などひかぬように気を付けなければいけない。

放射線科の先生に すい臓癌の大きさを聞いたら CTの画面を見て、平べったい形をしており 長さ7㎝だという。結構大きいなぁ~。

15日は抗がん剤治療だが 主治医の話では 「5-FU」だけ点滴するとか言ってたなぁ。急速静注ならいいけど いつものように46時間かかるのかなぁ。

オニバイドをしなけりゃ下痢にならないから まぁ良いか。

では 1時間後に病院へ出かけます。


少しずつ近づいてきた

2024-03-06 10:39:17 | すい臓癌治療

3月5日で 生存丸5年を経過した。それはそれで喜ばしい事ではある。

しかし 3月1日の血液検査で腫瘍マーカー CA19-9の値が 先月7000台だったのが一気に13100になっていた。

CTの画像検査でも原発巣の膵臓と 転移巣の肺の内左肺の奥にある癌が大きくなっているとの事。

道理で一か月ほど前から背中の左側がかすかに痛い感じがしていたのだ。

そこで放射線治療をすることになり 3月8日(金)放射線科を受診することになった。しかし何故いままで放射線治療をしなかったんだろう。

医者は自分の守備範囲を守ろうとするというからなぁ。

 それからもう一つ。点滴用のポートから出ているカテーテルが 体の奥に入る部分に穴が開いているようで、その付近の皮膚が ただれてなかなか治らない。

これも3月7日(木)外科を受診することになった。放射線治療をして抗がん剤オニバイドを休んでいる間に 今設置しているポートを抜いて、新しいポートを埋めることになるようです。

何処に埋めるのだろう。通常は現在の右とは反対の 左の鎖骨下あたりに埋めるのだが、ここにがんの転移があったので左鎖骨下は不可能。

現在の場所から少しずらしての設置なら良いけど 太腿なんかだったらイヤだな。

 ああ 死神が少しずつ近づいてきた~


がんが転移した

2023-12-02 05:45:34 | すい臓癌治療

恐れていた「転移」が起こってしまった。

1か月ほど前から左鎖骨付近が痛くなって 最近では寝る時左側を下にして寝られなくなった。

11/29(水)かかりつけの先生に行く日だったので先生に話して 私は肩こりと同じ程度に考えてロキソプロフェイン配合の貼り薬と飲み薬を処方してもらった。

先生から12月はCTの検査ですよね 主治医の先生にこの鎖骨付近をよく見てもらって下さい・・と言われた。

翌々日12/1(金)は大学病院での診察と抗がん剤点滴の日、前述のとおり 痛くて左をしてにしては寝られないことと かかりつけの先生の伝言を伝えた。

主治医は即座に「リンパ節への転移か!」と言われ、過去の3月と9月のCT画像が並べてPCに映し出されると 3月には無かった小さな塊が9月の画像には映っていた。

イヤ3月にも目に見えないくらいの小さな転移があったのかもしれない。

放射線療法をしましょうと言うことになり、早速3日後の12/4(月)に 造影CTとレントゲンを撮り、12/6(水)に放射線科の診察を受けることになった。残念なことに放射線療法では がんが消滅することは無いそうです。小さくなるだけか!

それから、痛かったら医療用麻薬を処方しましょうかと言われた。鎮痛剤が2段階ありその次に医療用麻薬(オピオイド)を使うはずなのに それを飛ばして医療用麻薬か。それほどに深刻なのかと驚いてしまった。

主治医の先生が転移を見つけられなかったことを謝られたが 原発巣と最初から見つかっていた肺の転移巣が大きくなって無いかを見るかけでも大変だと思うし、体中の各パーツの画像を時期を違えて2枚並べ 転移が無いかを探すのは不可能だったと思う。もっともっとIT化が進んで ある程度までは機械に判断させていいのじゃないかと思った。

家へ帰って腫瘍マーカーCA19-9の値の動きを見てみると 今年の春くらいから数値が上昇していた。しかし腫瘍マーカーCEAの方は下がったりして なかなか判断は難しそう。

今回のCA19-9の値は ついに5000を上回っていた。放射線療法が効いて 値が下がって欲しい。

これからは転移が起こるたびに叩いていく「モグラたたき」が始まるのかな。

 


ゲノム検査の結果

2023-09-07 09:31:53 | すい臓癌治療

9月5日で すい臓癌ステージⅣbながら 生存4年半になりました。

有難い事です。もうしばらく模型作りが出来そうです。

主治医から先日結果を伺った 遺伝子検査の件ですが、残念ながら「あなたが使える遺伝子治療薬は ありません」でした。残念です。

父は前立腺がんで亡くなり、二人の妹は乳がんで、私はすい臓がん。この3っつのがんに共通する遺伝子のBRCAが 変異してると思ったのにね。これにはBRCA阻害薬といって オラパリブ(リムパーザ)が使えると 思ってたのに、残念です。とはいえ 妻は婦人科系の癌で この薬を服薬したのに 1年半使ったところで がんが再発してしまった。薬は 万能ではないからね。

この薬 薬価は¥5181円だったと思う。朝夕各2錠 つまり1日当たり約2万円かけたのにね。

私の場合 HUTYHという遺伝子が変異してると言う事でした。それに がんの増殖するのを押さえるブレーキ役の TP53が 0.11%と ほんの少し変異してるそうです。

ネットで調べたところ HUTYHの変異は大腸がんの人に多いようです。だから すい臓癌の私は進行がおそいのかなぁ・・物事はポジティブに考えよう。

と、いうことで 従来からある薬を使って行くことになる。使える薬としては ゲムシタビン単剤、TS-1、それにオキサリプラチンだが、オキサリプラチンは副作用が強いらしく60歳以上の人にはあまり使わないらしい。なんといっても手足の末梢神経が麻痺したりするらしく 模型作りが出来なくなるので、私としても使いたくない。

ゲムシタビン単剤は 私と同じすい臓がんだった女優の八千草薫が 死ぬまでの最後の1年半使っていた薬で、ちょっとイメージ悪いな。

明日9月8日は また抗がん剤点滴の日です。

昔 農家の親父さんが自作してヒットした演歌「娘よ」の 「今日という日が こなけりゃいいのに」・・点滴の日は 毎回こんな感じです。

 

ところで家内は 副作用がひどくて抗がん剤を止めてしまったが、止めた後 浮腫(むくみ)がひどく、足は象さんのように膨れ お腹は妊婦さんのようになり 目が見えないくらいに瞼が腫れて、入院となった。先日見舞いに行った際も 腹に針を刺し腹水を 3000ml抜いていた。前日には左の肺からも胸水を抜いたそうだ。

利尿剤も3種類服薬し、やっと今日昼前に退院することになった。やれやれです。