急行「いなさ」

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近頃 癌のニュースが多すぎる

2023-01-30 23:06:14 | すい臓癌治療

その1 音楽家 坂本竜一さんがお亡くなりになった。

咽頭がんは寛解してたが、直腸がんおよび転移巣が見つかり手術を受けたにも関わらず 亡くなられました。

医者からは余命半年と告げられてたそうです。

 

その2 女優 秋野暢子さん

頸部(けいぶ)食道がんで闘病中。しかし最近の検査で がんは消えたそうです。

術後の抗がん剤治療も無事終えたそうで、よかった よかった。

 

その3 ロックバンド、シーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠さんが お亡くなりになった。

こちらは私と同じ すい臓がんだった。ショックです。

ニュースの記事には「昨年5月、膵臓癌が発覚。医者から余命5ヶ月程という宣告を受けました」と、あった。

すい臓がんは自覚症状がほとんど無く、自覚症状が出た時にはかなり進行している。まさしくサイレントキラー。

 

私は主治医に 余命は聞いていません。聞いたところで何にもならない。

ある本に書いてあったことだが 個人差が大きいこともあって どんな名医でも患者の余命は分からないそうです。

逆から読んでみて下さい 予想は「ウソヨ」 予測は「ク〇ヨ」だって。上手いことを言いますね。

ホスピスの本に書いてありましたが、がんの場合 死ぬ1か月半から2か月前から 階段(坂ではなく)を転げ落ちるように 急激に体調が悪くなるそうです。

例えば、先週は自力でトイレに行ったのに 今週はポータブル。次はオムツ 続いて腸閉塞になって死亡。

それだったら 自力でトイレに行けなくなったら 自分の命は残り1~2か月だと自分で分かるんじゃないかと、言うのが私の考え。

悪くなり始めだったら遺言状を書くこともできる。もう指を動かすことができない様だったら、法律で「危急遺言」と言うのが定められていて、医者と証人が居れば 口述筆記で遺言が出来るのだ。

何も心配することは無い。

すい臓がんステージⅣbながら あと1か月経つと 生存満4年になる。鈍感で のんびりしてるから思った以上に生きてるのかもしれない。

好きなことに没頭するのも良いらしい。鉄道模型を作るのに夢中になるのも免疫が強化されるのに役立ってるのかもしれません。

がんは父親からの遺伝子を引き継いでいるが、母親は満100歳と7か月で生存中。母から長寿遺伝子を引き継いでいるなら嬉しい事である。


桑野信義さんが 大腸がんだったとは

2023-01-06 10:19:26 | すい臓癌治療

もうしばらくしたら 今年最初の抗がん剤点滴に行きます。

事前の血液検査で 白血球のなかの好中球が1000以上あれば 減薬無しで点滴になるが、1000未満だと値によって 80%さらには70%へと段階的に減薬となる。

副作用は減薬とは あまり関係が無く同じように感じます。

今回は月初なので血液検査で腫瘍マーカーの値も測定されると思われる。このところCA19-9は 1400位で横ばい。

腫瘍マーカーは あまり気にしなくてよいそうで、腫瘍本体が大きくなって無いかを注意すべきだと、ネットの医学情報に書いてあった。それはそうでしょうね。

 

話は変わるが12月の終わりに ラッツ&スターの桑野信義さん(65歳)と 文芸春秋社との対談がネットに出ていた。

冒頭に 2020.9 大腸がんステージ3b とか、過酷だった抗がん剤の副作用の文字が踊っていた。

「がんばろうとしない生き方 大腸がんになって見つけた笑顔でいる秘訣」と言う本を 昨年4月に出してたんですね。

がんは手術で取ったそうです。

 

対談には

冷たいものは喉が閉まっちゃって飲めないんだよ。だから、暖かいお茶を飲んでいた。

フローリングの部屋を裸足で歩くと氷を踏んだような冷たさで「わ、冷てぇ!」と ピクッとなる。足先のしびれもあるしね。

人工肛門について話すのは まったく恥ずかしくない。

抗がん剤の副作用が つらすぎたので抗がん剤治療を途中でやめちゃっているから、正直、怖いは怖いですよ。再発しない保証なんて、どこにもない。それに俺は ものすごく弱虫だから。

・・と書いてあった。内容的には 師匠の志村けんさんとの思い出や 関わり合いが80%以上を占めていた。

癌患者の中には 抗がん剤の副作用に耐えられなくなって-------精神的、身体的に-----途中で治療をやめる人もいる。

しかしジャーナリストたちは 軽々しく「過酷だった抗がん剤の副作用」などの言葉を使いますね。

だから 最初から化学療法(抗がん剤治療)を否定する患者さんが出てくるのだと思う。

桑野さんが言ってるように 冷たい物が飲めなくなったら暖かい物を飲めば良いし、床が冷たく感じたら靴下を履いたりスリッパを履けばよい。

私などサラリーマンだったので 年中靴を履いてたので定年後もずっと靴下を履いていた。夏でも夜寝る時は足が冷たいので靴下を履いて寝た。今年の冬は さらに毛糸の靴下を履いて寝ないと足の裏が痛くてジンジンする。「あんか」を入れてみたが 触ってる部分だけしか暖かくないし、低温やけどになりそうだったので止めた。

 

私など鈍感だから 今まで3年半ちょっと 抗がん剤を続けてこられたんだと思う。