ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2011-081

2011年03月22日 06時07分09秒 | マリーンズ2011~15


ロッテは予定通り千葉開幕「間に合うよう修理」
ロッテの瀬戸山隆三球団社長は21日、QVCマリンで4月12日に予定通り開幕したいとの意向を示した。東日本大震災の影響で本拠地は下水管の破損が大きく、外壁や照明器具にも不具合が生じ、周辺では液状化現象が見られる。この日のチームは雨により屋内練習となったが、稲毛室内練習場の安全確認が取れないためQVCマリンの屋内ブルペンを使用。
それでも同社長は「マリンもかなりダメージを受けているけど、できる限り千葉で開催するのが使命だと思っている」と強調した。千葉県、千葉市とも協議して修繕に取り組んでいる段階で「4月12日に間に合うように努力してもらっている。県内では他にもトラブルはあるけどマリンも最優先してやってもらう」と説明。仮設トイレの設置も検討して対応していく。


QVCは「厳しい状態」も ロッテ、千葉開幕目指す
ロッテの瀬戸山球団社長は21日、東日本大震災で被害を受けている千葉市のQVCマリンフィールドで4月12日に予定通り開幕したいとの意向を示した。
下水管の破損が大きく、仮設トイレの設置も検討している。ソフトバンクからは代替球場として福岡市のヤフードームの使用を許可されたが、瀬戸山社長は「感謝している。ただ、できるだけ千葉でやりたい。それがプロ野球球団の責務。余震もあって悪くなり、厳しい状態にあるが努力している」と話した。

きゅ~び~し~(QVC=厳しい)とか、ダジャレってる場合ぢゃないっっ(××;

【ロッテ】瀬戸山会長「心を1つに」
ロッテの瀬戸山隆三球団社長が、あらためて球界の一致団結を訴えた。21日、都内のホテルで行われたパ・リーグの臨時オーナー会議に出席。「我々は心を1つにして、我々のできることを精いっぱいやっていく。皆さんもバックアップをよろしくお願いします」と話した。




【パの仲間たち】
西武ドーム、雨天時に無点灯ならやっぱり暗い
西武は21日、デーゲーム時に無照明で開催できるかどうかを判断するため、本拠・西武ドームの照度を計測した。同球場は完全なドーム球場ではないため、問題となるのは天気。ナイター時に照明をつけた状態で約3000ルクス。晴天時には照明なしの状態で約3000ルクスの数値とあって、開催に支障はない。しかし、この日は雨とあって結果はわずか440ルクス。渡辺監督は「暗い。この天気ではできないだろう」と語った。
全体練習では無点灯の中、シートノックを行ったが、野手陣は「ボールが見にくい。この状態で試合をやるのは難しい」と口をそろえた。西武ドームでは当面、デーゲームしか行わない方針だが、天候次第で照明問題は残る。県営大宮などを代替球場候補としているが。日程調整などクリアすべき問題は多い。
≪暗ければ中止も≫
西武・飯田則昭専務取締役は本拠地である西武ドームのデーゲーム開催について「開幕の段階では(照明を)つけないでやれる方法を最優先に考えている。暗くなってしまえば中止もあり得る」と説明。代替球場として大宮なども候補に挙がるが、本拠地開催を前提として日程を変更する考えを示した。パ・リーグの井上智治理事長(楽天オーナー代行)は「西武の判断にお任せしている」と話していた。


西武ドーム デーゲーム、暗くなれば中止も
西武ドームでのデーゲーム開催は、晴天なら問題ないが、曇天の場合は薄暗くなり、プレーに支障をきたす可能性がある。西武の飯田則昭専務は「(照明を)つけなくて済む方法を考えている。開催して暗くなってしまえば中止をすることもあり得る」と困惑の表情を浮かべた。
12日の開幕カードは西武ドームで日本ハム戦が組まれているが、大宮球場も含め代替球場での開催も検討している。






楽天、4・29仙台開幕へ!復興へ22日修復スタート
東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県仙台市を本拠地とする楽天が、4月29日のオリックス戦からKスタ宮城での主催試合を開催できるように準備を進めていることが分かった。21日、東京都内で行われた臨時オーナー会議で島田亨オーナー兼球団社長(46)が明かした。Kスタ宮城の復旧作業は22日からスタート。交通などのインフラも含めた進ちょく状況を見ながら、「4月29日、本拠地開幕」を目指す。
被災地・仙台に「復興のシンボル」として楽天ナインが帰ってくる。島田オーナーはKスタ宮城での主催試合開催に強い願いを込めた。
「地元ファンの方に最もふさわしい形で野球興行をするのが使命。現時点では4月29日をメドに態勢を立てていきたい」。震災から49日後となる4月29日「昭和の日」を目標に、復興試合を実現する準備を進めていることを明かした。
Kスタ宮城は震災の影響で、グラウンドや照明、観客席、クラブハウスなどの一部が損壊。球場内には水漏れの可能性もあるという。建築専門家の判断を仰ぎながら、22日から復旧作業を始める。同オーナーは「見た目はどうでもいい。とにかくお客さまの安全が確保できることだけ。構造的な安全確認をすることが必要最低限」と語った。
球場修復以上に問題となってくるのが仙台までの交通手段や宿泊先などのインフラだ。交通手段については、震災で壊滅的な打撃を受けた仙台空港や東北新幹線の利用は4月29日までに完全復旧は不可能な状況。同オーナーは「ビジター球団さんには負担をおかけすることになる」とした上で、福島原発の事故も憂慮し、山形空港から特別運行バスを手配し、約1時間30分かけて仙台入りする移動手段を提案した。また、宿泊施設については、球団側に仙台市内の一部のホテルが4月上旬に営業を再開する情報が入ってきており、ビジター球団はもちろん、地方から訪れる観客の宿泊先が確保できることになる。
チームは仙台市に戻れないことから、当面の拠点となる神戸市に滞在しての練習がこの日から始まった。星野監督は甲子園球場の室内練習場で、島田オーナーが「4・29」という本拠地に戻れる具体的な目標を掲げたことに、「思ったより早かったな。最悪5月、6月くらいになると思っていた。選手も目標となるだろう」と声を弾ませた。エースの岩隈は「プレーで伝えられることもたくさんあると思う。早く仙台でやりたい」と待ち遠しい様子。さらに主砲の山崎が「1カ月は遠いけど、開幕すればすぐだよ。いい状態で仙台に帰って、勇気づけたい」と話せば、岩村も「水も食料もない中で生活している人がいる。自分の無力を感じる。そういう人たちの力になりたい」と誓いを新たにした。
未曽有の震災が起こらなければ、楽天は球団創設7年目で初の本拠地開幕を迎えていた。その願いはかなわなかったが、ナインのプレーが地元・仙台や東北の人々に勇気と感動を与え、復興への道標となる。
 ▼楽天・嶋 まだ話を聞いていないので、何と言っていいか難しい。開幕に合わせていくだけです。
 ▼楽天・田中 安全にできるなら仙台でやりたいですけど、まだどうなるか分かりません。


楽天、4・29Kスタでやる!初主催試合は4・15甲子園
楽天が4月29日の本拠地開幕を目標に掲げ、準備を進めていることが21日、分かった。島田オーナーが明かした。22日から復旧作業を開始。杜(もり)の都の復興のシンボルを目指し、あと1か月あまり、急ピッチで復旧を目指す。
楽天のホームグラウンドとなるKスタは、東日本大震災で一部損壊したが、市民にトイレを貸し出すなど貴重な避難場所になっている。島田オーナーは「関係各所の協力で点検、検査を進めている。現時点という前提つきだが、4月29日をメドに興行をできるまでには、戻していきたい」と“4・29”を努力目標に掲げた。
また、今季最初の主催試合となる4月15日からのオリックス3連戦を、兵庫県西宮市の甲子園球場で行うことが確実になった。阪神からは既に了解を得ているという。22日からの日本ハム3連戦の開催地は未定だが、4月29日からKスタに戻れれば、代替球場での開催は6試合だけになる。
Kスタ開催の条件について、島田オーナーは「見ためはいい。とにかくお客さまの安全が担保できれば」と説明。電気、水道は復旧したが、ガスはまだ通っていない。移動手段の問題もある。仙台駅や仙台空港の利用のメドは、いまだ立っていない。米田球団代表は「山形空港経由が現実的だが、臨時便がどれだけ出るか」と課題を指摘。宿泊施設が営業再開できるかの問題もある。
島田オーナーは代替球場について「安全性の高いエリアで、我々にも相手にも利便性の高いエリア。個別に調整しています」と話し、近日中に正式発表する予定。12球団には「できる限りの協力をしていただけるという意思確認はできた。仮に(主催試合を)福岡ヤフーDでやるとしたら、チケット販売等でソフトバンクのスタッフも手伝っていただける」と感謝を口にした。
楽天・星野仙一監督「思ってたより早かった。予想は5、6月? 最悪な。でも(4月29日は)目標だろ? 交通は大丈夫か? あと1か月。1か月あれば、ずいぶん変わってはいるだろう。(選手には)目標にはなる。被災者を招待? 球団も計画していると思うよ」
楽天・山崎武司内野手「やれるなら帰ってやりたい。行けないのが現状だから。なるべく早く、仙台の人と野球をやりたい。1か月といえば長いけど、開幕すればあっという間。いい状態で仙台に帰って、元気づけたい」
楽天・田中将大投手「安全に仙台でできるのなら、仙台でやりたい。どうなるのか分からないけど」


楽天Kスタ4・29開催目標!復旧作業開始
楽天・島田亨オーナー(46)は21日、東日本大震災の被害にあった本拠地・仙台のKスタ宮城の営業再開について、4月29日を努力目標にする考えを明らかにした。
島田オーナーは「(Kスタ宮城の)検査、点検を鋭意進めている。来月29日をめどに戻していきたい」と話した。
同球場では22日から復旧作業が開始される。球団関係者によれば、施工業者による球場の損害状況の把握と修復工事の優先順位をつけているという。島田オーナーは「球場の見た目より構造的な修復がされればいいと思っている」と強調した。
仙台市内はガスが不通状態などインフラ面での復旧はこれから。同市内への移動手段も山形経由での陸路となっている。多くの宿泊施設も来月上旬の営業再開を目指している状況。“仙台開催”は、被災からの復興に苦心する市民の感情も考慮しなければならない。米田球団代表は「インフラの回復状況に合わせて球場も再開したい」と話した。楽天は代替球場も用意しつつ4・29を目標に本拠地の復旧作業を進めていく。


楽天「4月29日仙台開催目指す」 ファン思い早期帰仙宣言
震災から10日。楽天の本拠地・Kスタ宮城での公式戦開催について、島田オーナーから力強い努力目標が飛び出した。「一応、4月29日をメドに興行できる体勢に戻したい。そのプランも、まもなく発表する」。開幕から約2週間という早期帰仙宣言だった。
Kスタは震災で大きな被害を受けた。グラウンドにはくぼみができ、ひび割れや水漏れも発生。早期開催は困難との見方も強かった。それでも、島田オーナーの表情には一片の迷いもなかった。「見た目はどうでもいい。お客さんの安全さえ担保できれば」
当日までに東北新幹線や仙台空港が利用できるかどうかは不透明。多くの集客は望めないかもしれないが、「1球団の利益を論じている場合ではない」と言い切った。
楽天はこの日、球団広報が宮城県内の避難所を訪問。関西に拠点を移した1軍選手から託されたマスクや電池、カイロなどを手渡した。2軍選手は千葉県内で救援物資の出荷作業を手伝った。帰仙までの主催試合についても、オリックスや阪神に加えてソフトバンクからもチケット販売を含めた協力の申し出を受けるなど、支援の輪は広がるばかりだ。
そして22日には、いよいよKスタの復旧作業が始まる。「地元のファンにふさわしいタイミングで開催したい」と島田オーナー。被災者感情に最大限配慮しつつ、楽天は復興のシンボルとしての役目を果たそうとしている。



楽天・星野監督「思っていたより早かった」
楽天・島田亨オーナー(46)は21日、東日本大震災の被害にあった本拠地・仙台のKスタ宮城の営業再開について、4月29日を努力目標にする考えを明らかにした。
島田オーナーが明かした4月29日の“本拠地開幕”を受け、星野監督は「思っていたよりも早かった。最悪、5、6月になるかも、と考えていた。1カ月あれば、ずいぶん街も変わっているだろう。選手たちもそれは目標になる」と歓迎。1995年の阪神大震災のときにオリックスが被災者を球場へ招待したことを聞き、「球団もそういうことをたくさん考えとるみたいや」と同様のイベントを開催することを示唆した。チームはこの日の午後に一時的に拠点を置く神戸に全員が集合。甲子園室内練習場で約3時間の全体練習を行った。


「弱音絶対吐かない」星野監督が決意
楽天星野仙一監督(64)が20日、チーム再建への決意を語った。この日は神戸への移動日だったが、関西方面のホテル稼働率が非常に高く、国民の動静に配慮し休日扱いとした。「テレビをつければ、福島県知事か『燃料がない』と涙ながらに訴えている。今は平時ではない。有事だ。勇気を与える次元じゃないんだ」と被災者を思いながら、こう言った。
星野監督 人生の中で、最も大きな困難、苦難を経験している。でも弱音は絶対に吐かない。困難、苦難は、乗り越えることができる人間にしか、降りかかってこない。そう言い聞かせている。
自軍を束ねる決意表明はそのまま、被災者に向けた言葉でもある。監督は関西へ移動し、三木谷会長と今後について協議した。「腰の痛みなんて吹っ飛んだ。今はここ、に集中しているんだ」とみけんを指さした。弱音など吐かず困難、苦難を乗り越える。



楽天 15日からのオリ3連戦は甲子園が確実
楽天はKスタ宮城での開催を目指す4月29日までに、主催試合が2カード組まれている。このため、代替球場の候補地探しを急ピッチで進めている。
同15日からのオリックス3連戦については甲子園が確実。球団関係者は「15日からの3日間は甲子園は空いている。開催に向けて調整しています」と話し、同球場を本拠とする阪神からは既に了解を得ているという。
同22日からの日本ハム3連戦は静岡・草薙球場か、ほっともっとフィールド神戸になる可能性が高い。草薙球場については、同23、24日は大学野球の開催が予定されているが、球団関係者は「静岡には野球場が多くあるので、他の場所で開催できないかお願いしています。いい返事がいただけると思う」とした。






2軍全員でボランティア!救援物資にサイン&「頑張ろう」メッセージ…楽天
楽天の2軍は21日、千葉・市川市内の楽天物流株式会社倉庫で、被災地の宮城に送る救援物資の荷積みをボランティアで手伝った。球団を通じて宮城県から要請を受けた楽天グループが、楽天市場の出店舗などから約5000人分の生活必需品を提供してもらい、第1便のトラック1台はKスタに向けて出発した。
抜群のチームワークで、次々と大きな段ボールを積み込んだ。仁村薫2軍監督(51)は「選手個々が一国民として、何ができるかという思いからだ」と声を震わせた。前日(20日)の夜に数人の希望者を募ったところ、首脳陣や選手ら60人全員が参加を志願。各選手がサインと応援メッセージで真心を込めた1300箱は、球団と宮城県が連携して被災地に届けられる。
神戸に滞在中の1軍メンバーは、22日午後に同市内で募金活動を行う予定。今後もチームはさまざまな形で支援していく。


楽天2軍選手ら60人が救援物資を積み込み
楽天・仁村2軍監督と2軍選手、スタッフ総勢60人が被災地へ救援物資を届けるため、千葉県市川市で積み込み作業を行った。
カイロ、紙おむつなど5000人分、さらに携帯トイレも積み込んだ10トントラック3台が宮城県内に向かった。出荷される段ボールには、ナインが「ともに乗り越えていきましょう」、「頑張ろう」とメッセージを書き込んだ。仁村2軍監督は「選手が一国民として何ができるか考えて、役に立てることをやろうということになった」と話した。



震災の影響で35試合中止 プロ野球オープン戦
プロ野球のオープン戦は21日、3試合を行い当初から予定されていた全日程を終えた。東日本大震災の影響で計35試合が中止となった。公式戦の開幕は当初の25日から延期され、セ・リーグが29日、本拠地の仙台市が被災した楽天のいるパ・リーグは4月12日に始まる。
日本ハムのルーキー斎藤(早大)は札幌ドームでの阪神戦に先発したが、3回で13安打9失点の大乱調だった。オープン戦を通しては、阪神が6勝2敗4分けでトップの成績だった。





【気になる記事】
Kスタ宮城後方に露天風呂…近隣住民に提供
Kスタ宮城は21日には、右翼席後方に露天風呂を設置した。仙台市内はまだガスを使えず、厳しい生活環境が続く。球団関係者の発案で、敷地内の一部アトラクションを改造した。
球場内の管理事務所からホースで水を引き、使わなくなった資材で火をおこした。体を洗うスペースはないが、約10人が入れるという。湯船に入った同市の青木和久さん(61)は「久しぶり。熱めでいいお湯だ」と笑みを浮かべた。今後は天候や、資材の残量を考慮しながら、近隣住民などに提供する。




 

斎藤メッタ打ち初先発!9失点に「プロは凄い」
洗礼というには、あまりに強烈すぎた。プロ初先発となった日本ハム・斎藤(早大)は予定投球回の5イニングにも届かず、事実上のKO。だが、降板後は3回13安打9失点の内容を努めて冷静に振り返った。
「あらためてプロの打者が本当に凄いと身に染みて感じた。自分の力がまだまだだけど(阪神打線は)止まらなかった」
東日本大震災の影響で予定された先発登板試合が2戦連続で中止となり、15日ぶりの実戦登板。斎藤自身は「それは関係ない」と否定したが、調整の難しさもあったのだろうか。初回こそ無失点で切り抜けたが、2回に林威助(リン・ウェイツゥ)に中前適時打を浴びてプロ初失点すると冷静さを欠き、「打たれたくない」と力んだ。2死一塁でマートンを打席に迎えた3球目、一塁走者の藤井彰に盗塁を許した。クイックモーションは標準レベルの1・2秒前後の右腕が、この時は1・7秒。これには吉井投手コーチも「クイックを本人が勝手にやめてみんなに怒られていた」。マウンド上で自分の姿を見失っていた。
連打を浴びるにつれ、ストライクを取ろうと淡泊な投球となり、そこを阪神打線に早いカウントで打たれリズムも悪くした。その象徴が3回だ。先頭の平野への4球目、捕手の大野が外角に構えた1球は真ん中高めへ。差し出したグラブをはじいて内野安打にすると、もう歯止めがきかない。犠飛と四球を挟んで6連打。斎藤本人も「(野球人生で)記憶がない」という1イニングで8点を失った。
それでも現時点で先発5番手の評価は変わらない。次回は27日のロッテとの練習試合(札幌ドーム)で、5回で80~100球を投げる予定だ。開幕5戦目となる4月17日のロッテ戦(同)の公式戦デビューを目指し、斎藤は「打たれるべくして打たれた。甘くなっても差し込める球を投げられたら」と前を向くと、「(これまで)無失点で何となく怖い感じもあったので…」。0点に抑え続けてきた呪縛から解き放たれ、ホッとした表情ものぞかせた。
全てはシーズン本番のために。大量失点も糧にして、プロの壁を乗り越える。
 ▼阪神・マートン いろいろな球種をコーナーに投げていくタイプの投手だろうけど、きょうは甘い球があった。たった1度の登板だし、これで彼のキャリアが変わるわけではない。
 ▼阪神・林威助 第1打席の初球のフォークはブレーキがかかっていたし良かった。ツーシームもけっこう動いていた。低め低めを突こうとしていたけど、きょう(21日)は抜けたりする球が多かった。
≪募金活動でファンに感謝≫
東日本大震災支援のために慈善試合として行われた阪神戦で斎藤は試合前、2日連続で募金活動。先発登板前にもかかわらず「やりたい」と率先して参加、募金をしてくれたファン一人一人の目を見て「ありがとうございます」と感謝の気持ちを表した。被災者には「本当に大変だと思うけど、頑張ってほしいというか、精いっぱい生きてほしい」とエール。約1585万円が集まり、20日に行われた分と合わせて募金額は約3000万円となった。


佑、初先発も3回9失点!虎の洗礼13安打…日本ハム
◆オープン戦 日本ハム3─12阪神(21日・札幌ドーム)
佑ちゃんがプロの洗礼を浴びた! 日本ハムのドラフト1位ルーキー・斎藤佑樹投手(22)=早大=が21日、オープン戦4度目の登板となる阪神戦で“プロ初先発”し、3回13安打9失点と打ち込まれた。20日から2戦連続で東日本大震災の支援のためのチャリティー試合となったこの日、試合前には募金活動にも参加。その後上がったマウンドで被災地の人々を勇気づけるはずだったが、無念のKOとなった。
表情は崩さなかった。それでも、心は冷静さを失っていた。「打たれてから、力んだかな、というのはあった。余計に打たれたくないという気持ちが働いた」。ここまで実戦は4試合すべて中継ぎで計7回を無失点。“プロ初先発”のマウンドでは、2回にプロ初失点を喫した。球数が79球に到達し、予定だった5回まで持たず、3回で降板。13安打9失点とプロの実力を見せつけられた。
生命線である直球は、球威と制球を欠いた。最速は、プロ最速に1キロ及ばない143キロ止まり。13安打のうち9本が直球、左打者に対し12打数11安打だった。「コントロールが良くなかった。ボールの強さをもっと増さないと」。梨田監督も「今まで心配していなかった左打者の外の直球とツーシームが、全部真ん中に入っていた」と指摘した。
持ち球の中から、頼れる球種を探した。阪神打線にたたみかけられ、打つ手がなくなった。「(阪神打線は)止まらなかった。投げるボールに困りましたね」。2回にはブラゼルから3連打、3回も犠飛と四球を挟み6長短打。「変化球のキレが良くなかった。自分の力がまだまだだなと感じました」と振り返った。
先発が予定されていた13日の横浜戦(横浜)、15日のロッテ戦(QVC)は東日本大震災により、いずれも中止。相次ぐ登板中止は、ルーキーの斎藤には、調整を進める上で困難な面もあった。しかし、プロである以上、それは理由にならない。6日の巨人戦(札幌D)以来のマウンドも「違和感は全くなかった。調整はしっかりしてきた」と言い訳はしなかった。
被災地を思う気持ちがにじみ出た。被災された方々への支援のために試合前、募金活動を実施。先発のため不参加が予定されていたが、直訴し、募金箱を持ち、この日だけで計1585万円を集めるのに大きく協力した。混乱防止のため、自粛が促されていたファンとの握手にも笑顔を振りまいて対応した。打たれた試合後にも「頑張って欲しいと言うか、精いっぱい生きて欲しいと思います」とメッセージを送った。
指揮官は「1、2回チャンスを与えて修正してもらいたい」と期待。次戦は27日、ロッテとの練習試合(札幌D)に先発予定。「打たれるべくして打たれた球が多かった。次の登板までに課題を考えたい」。黄金ルーキーは確かな糧を得ていた。

中継を見てましたが、だいぶ派手にボコられましたね。。。( ̄▽ ̄;
でも、これくらい潔くやられた方が、課題も見つかり、切り替えしやすいんじゃないかと…。






異例!今季初GT戦残席あり
東日本大震災での甚大な被害により、文部科学省からの要請を受けたプロ野球セ・リーグが、29日への開幕延期を発表してから一夜明けた20日、巨人‐横浜を25日から予定していた東京ドームではチケット払い戻しに対応できなかった。また、4月5日から予定されている今季初の“伝統の一戦”巨人‐阪神が、例年に比べてチケットの売れ行きが伸び悩んでいることが分かった。なお、当初は巨人‐横浜を中継予定だった日本テレビなど各局が対応に追われた。
急転延期のダメージが残った。この日、東京ドームの巨人戦チケット売り場では、幻となった開幕カードのチケット払い戻しへの対応はなかった。売り場を訪れた人の多くは、横浜戦およびオープン戦の払い戻しが目的だった。しかし、開幕3連戦分は「どのような対応になるか決まっていません」(窓口)と未定のまま。その場で新たに別カードのチケット購入者もいたが、払い戻しがなかったため、財布に余裕がなく、別の試合を買えずに帰宅する人も出た。
未曽有の大震災の影響もあるのか、開幕を目前にしても巨人戦のチケットは残席が例年より多い。毎年、プラチナチケットとなる今季初の伝統の一戦も例外ではない。外野指定席は3日間とも売り切れだが、ほかは軒並み残席があるという。外野指定とともに発売直後に売り切れ、入手困難とされるS席ですら残っている。「巨人‐阪神のS席が残っていたので、思わず買ってしまいました。いつもはすぐに売り切れなのに。震災の影響ですかね。複雑です」と話す若い男性もいた。
4月の3カード分を発売している窓口では「例年より売れ行きは…。まあこのような状況ですので」と歯切れが悪かった。



西岡、内角攻め攻略…逆方向へ打ち9試合連続安打
ツインズ・西岡が4月1日(日本時間2日)からの開幕3連戦で当たるブルージェイズの内角攻めを攻略した。初回、左打席から内角低め直球を左前へ運んだ。2ボールと打者有利なカウントだったが「甘い球なら強打したいところだが、そこをおっつけて逆方向にヒットできたのは良かった」。オープン戦打率は・324。新人日本選手のオープン戦連続試合安打記録も9に伸ばして、してやったりだった。
「左打席の西岡はグリップを低く構えて手を上げてスイングに入る。あの始動から内角球へどう合わせてくるのか見たかった」。昨季までレッドソックス投手コーチを務めた敵将のジョン・ファレル監督は、内角攻めの狙いを説明。開幕3連戦を制するカギは西岡封じと考え、スコアラーに加えて前楽天監督のマーティ・ブラウン氏からも情報収集したという。3打席目は左腕を投入し、右打席での反応も試した。
左前打した初回は塁上で3度もけん制された。そんな警戒下でカウント2ボール2ストライクからスタート。打者が打ち二ゴロになったが併殺を免れた。「相手のクイックが速かったので打者が振るカウントで走る方がいい。併殺にならず、得点圏に進める」と西岡。したたかなプレーでもブ軍首脳に強い印象を残した。 


西岡止まらん!9戦連続安打
◆オープン戦 ブルージェイズ3―0ツインズ
ツインズの西岡剛内野手(26)がブルージェイズ戦に「2番・二塁」で先発出場し、3打数1安打で連続試合安打を9に伸ばした。
初回、右肘じん帯移植手術からのカムバックを目指す08年の13勝右腕リッチの内角速球を、逆方向へはじき返した。打球は左前に落ち、「いい状態だと思う。開幕に向けて、バッティングスタイルを変える必要はない」。今オープン戦で本塁打こそないが、納得の表情を見せていた。
ブ軍は4月1日(トロント)の開幕カードで対戦する。先発するとみられる投手との対戦はなかったものの、「どこのチームも強いと思う。気を引き締めていきたい」と冷静に話していた。


西岡 9試合連続安打「スタイルを変える必要ない」
ツインズの西岡剛内野手はブルージェイズ戦に「2番・二塁」で出場。3打数1安打で、内容は左前打、三ゴロ、遊飛だった。7回の守備から交代した。チームは0―3で敗れた。
西岡が好調を維持している。1回に左前打を放ち、連続試合安打を9に伸ばした。左打席で、内角に甘く入った速球をおっつけて左前へ。逆方向への無理のない打撃に「いい状態だと思う。開幕に向けて、バッティングスタイルを変える必要はない」と納得顔だった。
ブルージェイズはシーズン開幕戦の相手だ。この日は対戦が予想される先発投手との顔合わせはなく「どこのチームも強いと思う。気を引き締めて戦っていきたい」と冷静に話した。
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