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拾い読み★2013-341≪コラム記事≫

2013年12月10日 20時00分49秒 | マリーンズ2011~15
【千葉魂】 「父ちゃん、頑張るよ」 妻の後押しで入団 子持ちルーキー吉原



 マスコミからの質問に対して少しだけ時間を置くとしっかりと語り出した。今年のドラフトで育成枠1人を含む7人の新人選手を獲得した。その中でもドラフト4位指名の吉原正平投手(24)が異彩を放っている。12月3日に行われた入団会見では、おのずと記者からの質問も集中した。

 「それはもちろん、会社に残っていた方が安定していたと思います。普通のサラリーマンですから。定年まで働いて退職金をもらってという生き方の選択肢はもちろんありました。でも……」

 大企業の日本生命からのプロ入り。しかも4月に結婚。9月19日に長男が誕生したばかりであった。その中での選択は決して簡単ではない。安定を捨てて、夢を追いかける。時にはその夢は数年で終わる可能性がある。契約金とサラリーマンよりは高い年俸を獲得できるとはいえ、それはその後の人生が保障されるほどのものではない。ギャンブルだと周囲から反対されてもおかしくはない。そういう状況で10月、ドラフトに指名された。

 「後悔はしたくないなと。人生は一度だけですから。そういう選択をしたわけですから、全力でその選択が間違っていなかったということを見せるしかない。一球一球に魂を込めて投げていきたい。後悔が残らないようにですね」

 そうは言いながらも、ドラフト指名された直後は亜由美夫人(24)の気持ちを考えた。妻は果たしてプロ入りをどう思っているのだろうか?安定を捨てること、誰も知り合いのいない千葉に行かなくてはいけないことをどう感じているだろうか?「ロッテに指名されたよ。行ってもええか?」。言葉に迷いながらそう告げると妻は即答した。「私はアナタについて行く」。力のこもった強い口調だった。福岡県遠賀郡出身。隣町の中学校に通っていた時に知り合い、愛をはぐくんできた同級生の妻の力強い返答がなによりも嬉しかった。リスクを背負う夢への挑戦を力強く後押ししてもらった。

 「よっしゃあ、父ちゃん、頑張ろうって思いましたよ。プロではいつでも家族を背負って投げるつもりでいます。一緒に投げる。きっと子どもや妻の思いはボールにもこもってくれると思う。こんな心強いことはない。見えない力も自分の武器です」

 QVCマリンフィールド見学、ロッテ本社での入団会見と続いたハードスケジュール。取材が始まる頃には息子の悠惺くんはスヤスヤと眠っていた。そんな愛息を優しい目で見つめ、抱きしめながら吉原はポツリとつぶやいた。

 「ボク、絶対にこの子が物心ついて、野球が分かるようになるまで野球を続けます。息子に自分が野球をやっている姿を見せたい。それを目標に毎日、頑張りたいです」

 その両手に息子のなんとも温かい体温を感じた。そのぬくもりが吉原の心、奥深くを熱くさせる。父ちゃんは絶対に負けない。誰よりも輝いてやる--。子持ちルーキーの一年目が、間もなく始まる。

 (千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)
(千葉日報)






星空に「ドキッ」 ロッテ・古谷投手が一日館長 千葉市科学館



 宇宙好きで知られる千葉ロッテマリーンズの古谷拓哉投手(32)が8日、千葉市中央区の市科学館(大高一雄館長)の一日館長を務めた。プラネタリウム観賞や月の重力が体感できる「ムーンウォーカー」にも挑戦。「暗くなって星が見えた時、ドキッとしました」とマウンド上とは別人の顔を見せた。

 星がきれいに見える北海道北見市出身。父となり、子どもに聞かれたら何でも答えられるようにと勉強し始めた宇宙にはまった。科学雑誌・ニュートンを愛読している。「太陽とか月って普通にあるけど、実際はどんなものなのかな?」。起源にも興味を持ち、基礎的な知識は「基本装備しています」と笑う。

 そんな知性派左腕にとって、科学館の館長は夢のような職業。天文写真展にも興味津々で、「自分が一番楽しんでいた」と口元を緩ませた。
(千葉日報)






ロッテ球団社長が電撃交代 ささやかれる身売り説に現実味

 ロッテの球団社長交代人事が注目されている。12月31日付で中村家國取締役社長が退任。来年1月1日付で山室晋也球団顧問が取締役社長に就任する。銀行マン社長誕生で、いよいよ球団身売りかと、ウワサされているのだ。

 53歳の山室新球団社長は、立大経済学部卒業後に第一勧業銀行に入行。2011年、みずほ銀行執行役員日本橋法人部部長。13年4月にみずほマーケティングエキスパーツ株式会社代表取締役社長。同年11月からロッテ球団顧問に就任している。

 銀行マン社長の誕生でいよいよ球団身売りかと注目される裏には、もちろん、それなりの理由がある。過去の球団身売り劇の陰の主役が銀行だからだ。現在、オーナー会議議長を務め、コミッショナー代行も兼務する宮内義彦オーナーが率いるオリックスが阪急球団を買収した際もそうだった。メーンバンクが仲介している。

 今年、外資のスポンサーから球団身売りを迫られ、大騒動が起こった西武の後藤高志オーナーもみずほ出身だ。銀行マンが経営にシビアなのは当然で、西武の場合も今回だけでなく、球団身売り情報は常について回っている。最終的には「球団は絶対に身売りしない」と後藤オーナーが宣言した通りになっているが、球界関係者の多くはうのみにしていない。しかも、ロッテには具体名のある身売り情報が水面下で流れている。球界関係者が語る。

 「来年オフには間違いなくロッテは身売りする。相手は横浜球団買収寸前でご破算になった住生活グループ、現在のリクシルだ。横浜球団を買収したDeNAが成功を収めているのを見て地団駄を踏んでいる。親会社のTBSとの横浜球団買収話が土壇場でご破算になったのは、本拠地問題の対立。横浜残留を希望するTBSに対し、リクシルが静岡に移転を主張したためといわれている。今回のロッテ買収話では本拠地・千葉残留で話が進んでおり、ネックはないと聞いている」

 こんな情報がシーズン中から流れていたのだ。そもそもロッテ本社総務畑出身の中村球団社長が就任した際にも、球団身売り情報がちらついた。そんな経緯があっての山室新球団社長登場だけに「いよいよ身売りか」いう声が出てきたのだ。

 「すでに宣伝しなくても一流企業としての地位を確保しているロッテにとって球団を保有しているメリットはもうない」というのが球界関係者の一致した声だ。 (江尻良文)
(夕刊フジ)

毎オフ恒例の身売り話(^^;A)
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