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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2016-351≪コラム記事≫

2016年12月16日 07時30分03秒 | マリーンズ2016


岡田、夢見る初本塁打=32歳、2443打席なし―プロ野球・ロッテ

 野球の華といわれる本塁打。来季プロ9年目を迎えるロッテの岡田幸文外野手(32)が、デビュー以来最初の1本を切望している。

 2010年6月1日の初出場から今季まで2443打席で打っていない。赤星憲広(阪神)がつくったプロ野球最長の無本塁打記録、2528打席の更新が現実味を帯びてきた。

 身長177センチ、体重70キロと細身の体。その役割を「塁に出て(後の打者に)返してもらうこと」と自覚している。野手の間を抜いたり、俊足を生かしたりして、安打を稼ぐのが本来の打撃スタイルだ。それでも本塁打への強い憧れを持ち続けてきた。

 最後に放ったのは社会人の全足利クラブ時代で、「あの時は芯に当たったので、何も感触がなかった」。プロ入り後も何度か手応えを感じた打球はあったが、スタンドには届かなかった。

 千葉県鴨川市で11月に行われ秋季キャンプには、30代の選手でただ一人参加。「下半身や体幹を強化し、強いスイングができるようになった。これを継続して、引退するまでに1本は打ちたい」。来季こそ、瞬く間に試合の流れを変える一撃を。こんな夢を見て、土台から鍛えている。 

(時事通信)


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ホークス戦力外の猪本「もっと上の景色を見たい」。閉ざされかけた夢をもう一度、千葉からの再出発

来季こそ一軍で……が、戦力外通告

 福岡ソフトバンクホークスから戦力外通告を受けていた猪本健太郎が、12日、新天地でのスタートラインに立った。

 ZOZOマリンスタジアムで正式契約を行った猪本は、マリーンズ公式サイトでも紹介されているように「マリーンズに拾ってもらいチャンスをいただいたので、自分の持ち味だと思っている長打力を生かしながら自分のできることをやって、頑張りたいと思います」とコメントを寄せた。

 今季の猪本の成績は、一軍では5試合の出場にとどまり、8打数無安打。
 しかし、ウエスタンリーグで91試合に出場し99安打、11本塁打、48打点。長打率はチームトップの.480(リーグ2位)。ケガで8月に戦線離脱するも、最終的な打率は、首位打者の塚田正義(打率.30466)と5糸差の.30461と活躍した。

 来季こそはきっと一軍で……そんな期待が抱けるシーズンだっただけに、猪本の戦力外は、チームメイト、スタッフ、ファンの間にも衝撃が走った。プロが、一軍で活躍できなければ生き残れない厳しい世界であることは重々承知だが、それでも「なぜ猪本が……」とこぼす関係者もいた。

 戦力外通告を受けた時、猪本の心は、様々なプレッシャーから解き放たれ、「もう、終わったのか」と不思議な感覚になったという。

 しかし、時間が経つにつれて実感がわいてきて、気持ちが落ち込んでしまった。「どうしたらいいかわからない」と兄貴分として慕う江川智晃に話していたそうだ。

ロッテの入団テストで結果を残す

「練習だけは続けておかないと」と思いつつも、猪本は8月末に左手親指の靱帯修復手術を受け、全治3カ月と診断されていた。11月12日開催の12球団合同トライアウトには間に合わないため、参加してアピールすることもできない。本当は治らずとも、気持ちの面でのアピールも込めて、何とか受けてみようと悩んでいた。

「オレ、地力あるから、火事場の何とか……ってやつで行けそうな気するんすよ」と笑い、ケガを気にしない様子を見せたこともあった。しかし、「(万全じゃない状態で受けて)もしダメだったときに、ケガのせいにしたくなかった」と受けずに、筑後で練習を続けた。

 他球団から声がかかるのかどうか、先が見えず、何を目標にしていいのかわからない状態で、辛かった。それでも、「いざというときに自分のパフォーマンス出せんといかんし、自分に期待したいから。準備だけはしっかりしとかんと」と前を向いた。そんなときに届いたのが、千葉ロッテマリーンズからの入団テストの知らせだった。くじけそうになっていた心を持ち直させてくれる吉報だった。

 先月15日~17日の期間で、前・阪神タイガースの柴田講平、BC石川ミリオンスターズの三家和真と共に、猪本はロッテの鴨川秋季キャンプで入団テストを受けた。「人生最後の打席」だと思って悔いなくやり切った。結果は6打数2安打。12月に入って「一緒に頑張りましょう」と合格通知を受けた。

「電話来て、最初は、何かテンパったっす(笑)」

 もちろん、受かるためにここまでやってきたが、喜びと驚きの不思議な感情だったと笑顔で話した。

“チャンスに猪本あり”チームメイトからも愛された男

 元々、2008年の育成ドラフト4位で入団した猪本は、2010年のフレッシュオールスターゲームで育成選手史上初の優秀選手賞に輝くなど奮闘。2013年オフに支配下選手登録されるも、2015年シーズンまでの一軍成績は、3試合に出場し、3打数1安打。多くをファームで過ごした。それでも、前・三軍監督の石渡茂氏は、「猪本は、(育成から)よくここまでなったなと言われている」と成長率やここまでの頑張りを評価していた。

 今季は気持ちの面でも成長した。
 大事な場面で力まず打てるようになり、“チャンスに猪本あり”と結果が出た。6月9日の中日ドラゴンズ戦(ウリーグ)では、3塁打が出ればサイクル達成の5打数4安打、7月5日のオリックス・バファローズ戦(ウリーグ)では、本人も小学生以来とビックリの5打数5安打、7月24日の読売ジャイアンツ戦(ファーム交流)では、サヨナラホームランを放つなど、インパクトある活躍も多かった。「結果を意識しすぎず、ピッチャーに向かっていく姿勢が結果につながった」という。

 そんな活躍もあり、今年のファーム日本選手権では、ケガで出場できないにも関わらず、「ウエスタンリーグ優勝に貢献したから」とのことで、チームと共に宮崎入り。優勝したら胴上げすると言われていた。それは、みんなに愛される猪本のキャラクターもあってだろう。

 なかでも、「健太郎は弟みたいなもんだから」と可愛がるのは江川智晃。

 猪本がケガをした際、「アイツ励ますためにも、“打ってくるから”って話してきました」と、8月24日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で、一軍昇格後すぐのスタメン起用で先制弾を放った。「俺が一軍で活躍することで、自分もやれるんだとわかってほしい」ファームで悔しさを共にしてきたからこそ、猪本はじめ、後輩たちへの想いも熱い。

 さらに猪本の手術後、江川の練習着には、“一寸先はパラダイス”の文字。「ファンの方にもらった、健太郎の形見です(笑)」猪本の座右の銘が刻まれたオリジナルのTシャツで、猪本の想いも共に闘った。二人の絆は深い。

そんな2人も、これからは同じパリーグのライバルだ。

「ロッテでの登場曲、江川さんと同じの(BIG UP/湘南乃風)にしようかな~(笑)」

 これまでホークスでは、高倉健の『唐獅子牡丹』『男なら』を登場曲にしてきたどこか渋くて、男気溢れる猪本も、大好きな江川さんと離れることを寂しがった。江川の“ウエスタンリーグ100本塁打記念Tシャツ”を身にまといながら――。

千葉で再出発

 プロ生活8年。様々なことを乗り越えて、大きくなった猪本。

「ケガもしたけど、こんなふうになって、改めて、マインド?ってやつが大事だなと思った。気持ち次第で変われるし、イケるんだってわかった。

 プロ野球選手は、普通、味わうことのないようなプレッシャーと隣り合わせで生きている。打てたら天国、打てなかったら地獄、みたいな。心がつぶれそうな場面がたくさんあって、嫌になることもあったけど、打てた時、周りが喜んでくれるのがすごく嬉しくて。このドキドキこそが醍醐味なんだろうなと思うようになった。この世界でやっている限り、このドキドキのもっと上の景色を見てみたい」

 近くで練習していた千賀滉大を指さし、「アイツとかすごいやん」と、同じ育成から這い上がり、今や日本代表に選出されるまでに飛躍した後輩に敬意を示した。

 閉ざされかけた夢を、もう一度。
 今度は、更に上の舞台を目指して。

”夢追う男の物語 夢が与えてくれた出会い 夢無きものに成功なし この先も共に 動かなきゃ始まらない 描かなきゃ見えやしない 夢笑うものに栄光なし この歌を友に”『BIG UP/湘南乃風』

 大事な夢と出会いを力に、これからもがんばれ、猪本健太郎。ありがとう、猪本健太郎。

(ベースボールチャンネル)


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主力の証!? 期待の表れ!? 今オフに“1ケタ”を手にした選手たち

 今オフも一部の選手たちが背番号を変更したが、その理由は様々だ。結果を残して球団から変更を打診された選手もいれば、結果を残せずに変更となった選手もいる。また、何らかの変化や刺激を与えるために自ら変更を願い出る選手もいた。

 その中でも、「2ケタ」から「1ケタ」への変更は、これまでの活躍・貢献が評価されるケースや、今後の活躍が期待される選手に起こりやすいもの。ちなみに今オフは、ここまで6人の選手が2ケタから1ケタの背番号に変更している。


【西武】
浅村栄斗「32」→「3」
▼13年オフから熱望していた背番号「3」をようやく手に入れた。西武の「3」は、これまで土井正博、清原和博、中島裕之(現オリックス)といった強打者が背負ってきた伝統の背番号。来季はキャプテンも務める新しい「レオの顔」に大きな注目が集まる。

<ライオンズの3をつけた主な選手>
土井正博(75~81年)
清原和博(86~96年)
マクレーン(01~02年)
中島裕之(04~12年)


【ロッテ】
中村奨吾「23」→「8」
▼“ミスターロッテ”・有藤道世、05年と10年の日本シリーズMVPに輝いた今江敏晃(現楽天)など、チームの顔が背負ってきた背番号を提案され、それを受諾した。今江は飛躍を期待された4年目の05年から背番号が「8」となり、日本シリーズでMVPを獲得するなどブレイクした。球団の期待を受け、中村も同じような成長曲線を描けるか?!

<ロッテの8をつけた主な選手>
山内一弘(52~63年)
有藤通世(70~86年)
平野 謙(94~95年)
清水将海(97年~02年)
今江敏晃(05年~15年)



【楽天】
岡島豪郎「27」→「4」
▼岡島は入団時に捕手登録だったこともあり背番号は「27」をつけていたが、来季から「4」に変更。今季は2年ぶりに規定打席に到達し、来季は主軸としての活躍に期待がかかる。楽天の「4」は“必殺仕事人”・高須洋介が球団創設時から13年まで背負い、14年から3年間は後藤光尊がつけていた。

<楽天の4をつけた主な選手>
高須洋介(05~13年)
後藤光尊(14~16年)


【オリックス】
西野真弘「39」→「5」
▼プロ1年目の15年はケガに泣いたが、今年は全試合に出場。正二塁手の座をつかみ、来年からは憧れの平野恵一がつけていた「5」を背負うことが決まった。

<オリックスの5をつけた主な選手>
プリアム(98~99年)
アリアス(00~01年)
清原和博(06~08年)
平野恵一(13~15年)


【ソフトバンク】
川島慶三「35」→「4」
▼今季まで「4」をつけていた金子圭輔に継承を依頼される形で、同番号に変更。プロ12年目を迎える33歳のベテランは来季、プロ野球人生で初めての1ケタを背負う。

<ホークスの4をつけた主な選手>
森脇浩司(88~96年)
柳田聖人(97~01年)
出口 雄大(04~05年)
金子圭輔(12~16年)


明石健志「36」→「8」
▼来季から「8」を背負うことになった明石。これまではケガに泣くことも多かったため、心機一転という意味合いも込められている。

<ホークスの8をつけた主な選手>
岸川勝也(90~94年)
浜名千広(95~01年)
江川智晃(05~09年)
ペーニャ(12年)
鶴岡慎也(14~15年)

(ベースボールキング)

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