ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2017-080

2017年03月21日 07時07分35秒 | マリーンズ2017


【オープン戦 ロッテ6―3阪神 ( 2017年3月20日 ZOZOマリン ) 】

稀勢の里にあやかり「アジャの里」でも「僕はまだ十両」
 アジャが打って、走って、守った。ロッテの井上が5回に左中間へ適時二塁打を放つと、続く平沢が振り逃げしたワンバウンドの球がそれる間に117キロの巨体を揺らして二塁から生還。一塁守備でも6回に一、二塁間のゴロをダイビングキャッチし「何かが降りかかってきたような感じで、自然と体が動いた。守れるアピールができた」。
 横綱・稀勢の里にあやかり「アジャの里」とも呼ばれる4年目の大砲は開幕スタメンがほぼ確実だが、「僕はまだ十両」と謙虚だった。


ロッテ 大嶺翔、2安打1打点 開幕スタメン意欲「タイミング取れている」
 ロッテの大嶺翔が20日、阪神戦で2安打1打点と活躍した。オープン戦打率は・370と好調で「タイミングが取れている」と話した。
 31日の開幕戦で対戦するソフトバンクの投手は和田。この日は二塁と三塁を守ったが、一塁、遊撃、外野もこなすユーティリティー。左投手相手の出番が多い25歳は「開幕戦が左投手なので、そこを第一目標にやっていきたい」と開幕スタメンを狙う。山下野手総合兼打撃コーチは「去年から目の色を変えて練習している。レギュラーを目指してほしい。楽しみな選手」と期待した。


ロッテが出陣式 ファン800人前に気勢 伊東監督、サプライズに感激
 ロッテは20日、千葉市内のホテルで出陣式を行った。伊東監督、1軍の選手、コーチが壇上に上がり、ファン800人の前で意気込みを語った。
 オープン戦は11勝1敗2分けと好調を維持。12球団トップのチーム防御率1・44を誇る。登録名を名前に変更した英二投手コーチは「3年目にして落合を取りました英二です。あとは米国から(WBCに参加している)石川が傷ついて帰ってこなければ万全な投手陣になると思います」と笑いを誘った。
 選手からのサプライズもあった。野球殿堂入りした伊東監督に記念の置き時計、万年筆をプレゼント。指揮官は「予期しないことだったのでうるうるっときた」と感激していた。選手を代表して記念品を贈呈した江村は「一番のプレゼントは監督胴上げすることなので、優勝したい」と誓い、拍手を浴びた。


ロッテ 新入団選手紹介セレモニー 柴田は古巣・阪神ファンからも拍手
 ロッテは20日、阪神戦の前にZOZOマリンスタジアムで「新任コーチ、新入団選手紹介セレモニー」を行った。
 阪神から移籍した柴田は左翼席の古巣ファンからも大きな拍手を浴びた。
 ドラフト1位・佐々木(桜美林大)は「新しく入ったマリーンズの一員として活躍できるように、これから頑張っていきたいと思います」とあいさつした。


ロッテ「イケメン5」2連覇中の荻野が今年も途中経過1位
 ロッテは20日、本拠地での5月21日の楽天戦、7月17日のオリックス戦で行う女性向けイベント「スーパーレディースデー」に向けた「2017マリーンズ・イケメン5」の途中経過を発表した。
 投票は14日に始まり、19日時点で総投票数は5534票。1位=荻野(940票)、2位=平沢(631票)、3位=成田(499票)、4位=吉田(373票)、5位=伊志嶺(359票)、6位=佐々木(249票)、7位=唐川(162票)、8位=原(142票)、9位=鈴木(135票)、10位=石川(117票)となっている。
 2連覇中で今年も途中経過1位の荻野は「自分ですか?本当ですか?まだ、途中経過なので何とも言えませんが、本当にありがたいです。応援していただいている多くの女性ファンのためにもいいところを見せたいと思います」とコメント。投票は4月6日までで、上位5選手の「マリーンズイケメン5」は、スーパーレディースデー当日に来場者に無料配布する冊子「マリーンズ・レディースマガジン」に特集が掲載される。

(以上 スポニチ)

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ロッテ“アジャ井上”と大嶺翔がそろって快音!開幕戦先発へアピール
 開幕戦の先発出場を狙うロッテの井上と大嶺翔がそろって快音を響かせた。五回に勝ち越し二塁打を放った巨漢の井上は課題とする走塁でも目立ち、岩田の暴投で二塁から一気に生還。好守も見せ「きょうみたいなプレーができれば、おのずとアピールできる」と手応えを口にした。
 大嶺翔も2安打1打点と振れており、二塁から回った三塁の守備でも軽快だった。「左投手で打席に立たせてもらっている。そこで結果を出せば、スタメンも見えてくる」と意欲を示した。

伊東監督(井上、大嶺翔に)
「左投手の時に(先発)起用もある。いいところで打ってくれた」

スタンリッジ(5回1失点)
「ストライク先行で追い込むこともできた。全体的に自分なりの投球ができた」

菅原(育成選手の新人。七回にオープン戦初打席初安打)
「思い切り行こうと思っていた。また(1軍に)戻って来られるように頑張ります」


ロッテ・伊東監督、出陣式で優勝誓う「Aクラスでは満足できない」
 ロッテは20日、千葉市内のホテルで伊東監督、選手らが出席して出陣式を行った。
 オープン戦は11勝1敗2分けと好調を維持している。監督はスポンサーや年間シートの購入者らに「若い選手が伸びて、競争意識も高まっている。正直、まだ1軍メンバーも確定していない。Aクラスでは満足できないシーズン」と優勝を誓った。


ロッテ“イケメン総選挙”で帝王・荻野が首位独走中!!「ありがたいです」
 ロッテは20日、“イケメン総選挙”の途中経過を発表し、現時点で“帝王”こと荻野貴司外野手(31)がトップに立った。この企画は、女性ファンに向けたファンサービスを行う「スーパーレディースデー」を5月21日の楽天戦(ZOZOマリン)、7月17日のオリックス戦(同)で実施するのを受け、「2017 マリーンズ・イケメン5」と題しての投票を14日に開始している。
 19日現在、総投票数は5534票、1位は結婚してもなお、不動の支持率を誇る荻野。これを2位の平沢大河内野手(19)が「マジっすか?」と追う展開だ。ベスト10は次の通り。

 1位:荻野940票、2位:平沢631票、3位:成田499票、4位:吉田373票、 5位:伊志嶺359票、6位:佐々木249票、7位:唐川162票、8位:原142票、9位:鈴木135票、10位:石川117票

 イケメン5に選ばれた上位5選手はスーパーレディースデー当日に来場者に無料配布する冊子「マリーンズ・レディースマガジン」に特集が掲載される予定。投票期間は4月6日の午後11時59分まで。応募方法は球団公式ホームページ、または期間内ホームゲームが行われている際はZOZOマリンスタジアム内、フロア2の208通路付近に球場投票所を設けている。清き1票を!!

途中経過1位のロッテ・荻野
「自分ですか? 本当ですか? まだ、途中経過なので何とも言えませんが、本当にありがたいです。応援していただいている多くの女性ファンのためにも、いいところを見せたいと思います」

(以上 サンスポ)

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【ロッテ】大嶺翔2安打、初の開幕スタメンへ猛アピール続く
 初の開幕スタメンへ、大嶺翔がさらにステップアップした。7回にリードを4点に広げ、なお2死一、二塁のチャンス。岩崎のスライダーをはじき返した打球は中前に落ちる適時打。2回にも岩田から中前安打を放ち、打撃好調なプロ8年生がまたアピールした。
 「しっかりタイミングがとれています。開幕戦は第1目標。左ピッチャーの時は自分の生きる道」。オープン戦はサウスポー相手に17打数9安打の打率5割2分9厘、8打点。ソフトバンクとの開幕戦は和田と対戦するだけに、大いにチャンスはありそうだ。
 勝負強い打撃に加え、内外野どこでも守れるのが最大の強みだ。二塁の鈴木、三塁のダフィーは確定的だが、一塁、遊撃は未定。山下打撃コーチは「目の色を変えて、秋、春とバットを振ってきた。レギュラー争いに加わっている」。オープン戦11勝1敗2分けのチームの原動力となっている。


【ロッテ】開幕出陣式で殿堂入り伊東監督にサプライズ「涙腺がうるうる」
 ロッテは20日、千葉市内のホテルで1軍首脳陣、選手が参加する開幕前恒例の出陣式を行い、伊東勤監督(54)にサプライズが用意された。
 このイベントはシーズンシートオーナー、スポンサーを対象に行っており、約800人が参加。式の最後に指揮官が1月に野球殿堂入りしたことを祝い、角中選手会長らから万年筆とバカラ製の置き時計が贈られた。伊東監督は「全く予期していなかったことなので、涙腺がうるうるってきてます」と感激しながら、「当時は西武というチームでしたけど、気持ちは千葉ロッテマリーンズの血が流れております! 恩返しの意味を込めて野球界に何かを残していきたいと思っていますし、まずはロッテでしっかりした成績で優勝することです」と宣言した。


【ロッテ】本拠で新入団選手紹介セレモニー ドラ1佐々木「よろしくお願いします」
 ロッテの新入団選手紹介が20日、阪神戦(ZOZOマリン)前に行われた。
 セレモニーには新人7選手、新外国人のダフィー、パラデス、新任の田口バッテリーコーチ、石貫戦略コーチらが登場。中でも、阪神から加入した柴田の名前がアナウンスされると、古巣のファンからもひときわ大きな歓声が飛んだ。ドラフト1位の佐々木が「新しく入ったマリーンズの一員として活躍できるよう、これから頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」と代表してあいさつすると、大きな拍手が贈られていた。


【ロッテ】3位・成田、2位・平沢、1位は?…「イケメン5」途中経過発表
 ロッテは20日、女性ファンに向けたファンサービスを行う「スーパーレディースデー」(5月21日楽天戦、7月17日オリックス戦、ともにZOZOマリン)開催にあたり、投票を受け付けている「2017マリーンズ・イケメン5」の途中経過を発表した。トップは3年連続1位を狙う荻野。「自分ですか? 本当ですか? まだ、途中経過なので何とも言えませんが、本当にありがたいです。応援していただいている多くの女性ファンのためにもいいところを見せたいと思います」と口にした。
 19日時点で総投票数は5534票。上位は次の通り。

1位 荻野940票
2位 平沢631票
3位 成田499票
4位 吉田373票
5位 伊志嶺359票
6位 佐々木249票
7位 唐川162票
8位 原142票
9位 鈴木135票
10位 石川117票
 投票は4月6日午後11時59分まで、球団公式サイトなどで受け付ける。

(以上 報知)

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「ミスは仕方ない」/伊東監督
 ロッテ育成2位の菅原がこの日限定で1軍参加。左前打を放つも走塁ミスでアウト。伊東勤監督のコメント。
 「ミスは仕方ない。また戻ってきて欲しい」。


ロッテ・スタンリッジ「最高の試合を」WBC準決勝
 ロッテ先発のジェイソン・スタンリッジ投手(38)は、5回6安打1失点だった。ボール球が多く、制球に課題を残したが、直球には力があった。
 日本時間の22日には、母国アメリカと日本がWBC準決勝で戦う。「とても注目している。アメリカ代表にも知っている人はいるけど、僕は日本が長いからね。日本代表の方が知り合いが多いよ。どっちを応援するとかはない。最高の試合を見せて欲しいね」と、来日通算10年目の右腕は楽しみにしていた。


伊東監督「今年こそ優勝」ファン集う出陣式でV宣言
 ロッテは20日、千葉市内のホテルでファンを集めた「出陣式」を行った。1軍首脳陣、選手が参加。
 伊東勤監督(54)があいさつに立ち「去年、一昨年とAクラスでしたが、CSで敗れ、悔しい思いをしました。秋キャンプ、春キャンプと鍛錬してきました。チームは若い選手が競争をしています。1軍は、まだ確定していません。(オープン戦)残り4試合、しのぎをけずって、粘りある野球を、熱い野球をやっていきます。今年こそ優勝しましょう!」と話した。


ロッテのイケメン5 荻野が途中経過1位
 ロッテは20日、「2017マリーンズ・イケメン5」の途中経過を発表した。
 女性ファンに向けたファンサービスを行うスーパーレディースデーを5月21日楽天戦と7月17日のオリックス戦で実施する。それを受けて投票を14日から行っている。19日時点で総投票数は5534票で、上位10選手は次の通り。

 1位 荻野940票
 2位 平沢631票
 3位 成田499票
 4位 吉田373票
 5位 伊志嶺359票
 6位 佐々木249票
 7位 唐川162票
 8位 原142票
 9位 鈴木135票
 10位 石川117票

 上位5選手は、スーパーレディースデー当日に来場者に無料配布する冊子「マリーンズ・レディースマガジン」に特集が掲載される。投票期間は4月6日午後11時59分まで。投票は球団公式ホームページ、または期間内の主催試合日にはZOZOマリン内フロア2の208通路付近に投票所が設けられる。
 途中経過1位の荻野貴司外野手(31)は「自分ですか? 本当ですか? まだ、途中経過なので何とも言えませんが、本当にありがたいです。応援していただいている多くの女性ファンのためにもいいところを見せたいと思います」と話した。

(以上 日刊)

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6連勝でオープン戦首位快走、かみ合う若手&新戦力 「不気味」ロッテの今
阪神に快勝し、オープン戦6連勝…中継ぎ安定、若手&新戦力が好調
 最後の阪神・新井選手の2ランは破壊力抜群だったが、すでに勝負は決まっていた。千葉ロッテが阪神に完勝し、オープン戦ながら引き分けを挟んでの6連勝で貯金を2桁に乗せた。敗戦はわずかに1。若手が攻守に存在感を見せ、開幕に向け好調ぶりを見せつけた。
 7回2死一、二塁、大嶺翔太内野手が岩崎投手から中前に適時打を放って6点目。オープン戦全14試合に出場し、この日の2安打で打率.370。この日は井上選手、平沢選手と3選手がタイムリーを放つなど、それぞれが役割を果たし、9安打6得点と効果的にスコアを重ねていった。投げては先発のスタンリッジ投手が5回1失点。7回、8回はいずれも得点圏に走者を置いたが、中継ぎ陣の踏ん張りもあって無失点で切り抜けた。
 昨年は3位でクライマックスシリーズに進出。伊東監督就任4年間で、3度のAクラス入りを果たしている。何かと「不気味な存在」といえるのが千葉ロッテだ。開幕前の評論家などによる順位予想は決して高くはないのに、序盤は首位争い、そして終盤はクライマックスシリーズ進出争いと粘りを見せている印象が強い。
 それを支えている一つが、毎年のように安定感のある中継ぎ陣。今年は抑えだった西野投手が先発へ再転向したが、益田投手を中心に内投手、大谷投手、松永投手と今年も大崩れはなさそう。さらに移籍2年目の田中靖投手、そしてこの日登板した新人の有吉投手、高野投手と楽しみな若手も出てきた。
 野手では鈴木選手が遊撃から二塁へコンバートされ、ここまで好調。その定位置を中村選手、平沢選手が争っている状況で、さらに絶好調の大嶺翔選手、井上選手といった楽しみな野手もいる。各所で繰り広げられる競争が、チームにいい影響を与えている。
 昨年の主砲・デスパイネ選手が退団し、攻撃力の低下が懸念されたが、新加入のダフィー選手、パラデス選手がともに3割を超える打率を記録中と、頼もしさを発揮している。
 当然、シーズンに入ればこのようにはいかないだろうが、それでも期待のできる好成績。残り少ないオープン戦で最終調整し、スタートダッシュを飾りたいところだ。
(記事提供:パ・リーグ インサイト)


ロッテ・スタンリッジに「5回の壁」 順調1失点も監督「本当はもう少し…」
5回1失点も球数制限で84球降板…開幕ローテへ、次回は2軍戦で100球メドに先発
 開幕カードのソフトバンク戦先発に向け、ロッテ・スタンリッジ投手が20日、オープン戦・阪神戦(ZOZOマリン)で5回6安打1失点と順調な調整ぶりを見せた。
 3回に北條、上本の連打で無死一、二塁のピンチを招いたが、2番・高山を内角スライダーで空振り三振。FA移籍の3番・糸井を147キロとこの日最速の速球で二ゴロ併殺に打ち取った。
「若干ピンチもあったが、内野ゴロも多く、自分のピッチングができたのではないか」と伊東監督。75~85球の投球制限があったため、5回84球で降板。「ストライク率が6割ちょっとで、もう少し上げてくれれば」(英二投手コーチ)と残る課題はストレートの制球だ。
 昨年は試合中盤で突然制球を乱すなど、3年連続となる2ケタ勝利を逃し、8勝に終わった。「5回の壁があり、本当はもう少し投げさせたかった」と伊東監督。オープン戦は残り4試合と少ないため、2軍戦に100球メドで先発を予定している。
 唯一の失点は、5回2死二塁で上本の痛烈な一ゴロを井上が好捕したが、カバー遅れで内野安打とされ、一、三塁から高山にタイムリーを許した。「あれは言い訳のできないミス」とスタンリッジも反省しきりで「個人的な(数字の)目標はない。とにかくいいピッチングを終盤までして、チームの勝利に少しでも貢献したいだけ。それ以外に何もない」といつも通り、フォアザチームを強調していた。
細野能功●文 


「覚醒のアジャ」 巨漢ロッテ井上、美技&激走「あれじゃ小学生」が一変
V打を放ち、暴投で二塁から激走ホーム…守備では横っ跳び好捕「自然に体動いた」
 「幕張のアジャ」ことロッテ・井上晴哉内野手(27)が、守備と走塁で覚醒したような別人のプレーを見せた。
 20日の阪神戦に「5番・一塁」でスタメン。5回2死二塁で1番・上本の痛烈な一塁ゴロを好捕。スタンリッジのカバーが遅れ、間に合わないとみるや、117キロの巨体を揺らして一塁へスライディング。結果的には内野安打になったが「あれは素晴らしいプレーで、自分は言い訳できない」とスタンリッジも脱帽のプレーだった。
 6回2死二塁では鳥谷の一二塁間を破ろうかという打球を横っ跳びキャッチ。「自然に体が動いた。なぜでしょうかね…」と不思議がっていたが、15日・神宮のヤクルト戦では三塁・高濱からのワンバウンド送球をグラブに入れながらポロリ。わずか5日前に伊東監督をして「あれじゃ小学生」と言わしめた同じ選手とは思えない動きだった。
 足でも魅せた。1-1の5回2死一、二塁で「詰まってもいいヒット狙い」と左中間に決勝タイムリー二塁打。平沢の空振り三振が暴投となり、ボールは三塁ベンチ方向へ。これを見て、三走・パラデスばかりか、二塁から再び巨体を揺らし「躊躇しなかった。行けという感じ」と井上も本塁に突っ込んで4点目。バットと足でチームに得点をもたらした。
 左腕・岩田の先発に、伊東監督はスタメンに1番から9番まで全て右打者を並べた。「左(投手)の時には、勿論こういう使い方もある」と伊東監督。頭にあるのはもちろん、31日の開幕戦・ソフトバンク戦。昨年の最多勝左腕・和田が登板するオーダーで、井口の起用法を含め思案のしどころだが、井上のスタメン一塁は現実味を帯びている。
「今日みたいなプレーを続けてできるように」と言うアジャの課題は、オープン戦残り4試合、どれだけ集中したプレーができるかにかかっている。
細野能功●文


ロッテ育成2位新人、初安打→凡ミスも 監督「またこの場所に帰ってきて」
二盗試み、打者四球も盗塁失敗と勘違いの珍プレー…指揮官は本拠凱旋を期待
 ロッテの育成ドラフト2位ルーキー・菅原祥太外野手(日本ウェルネス大)が20日、阪神戦(ZOZOマリン)のオープン戦初打席でプロ初安打を放ち、本拠地のスタンドを沸かせた。
 試合前に新人紹介があったため、同じ育成1位の安江も含め、新人がベンチ入り。「雰囲気を体験させたかった」(伊東監督)と首脳陣の配慮で回ってきたチャンスを生かした。
 5回から井口の代走で登場、4-1の7回無死一塁で左腕・岩崎の外角速球を見事に弾き返し、左前打とした。「めちゃくちゃ緊張しました。詰まったけど、抜けてくれて良かった。正直、あんまり覚えてなくて……」と興奮を隠せなかった。
 新人の体力測定で、背筋力704Nm(ニュートンメートル)と歴代新人の最高を記録するなど、抜群の身体能力で、石垣島キャンプでも1軍に抜擢されたが、張り切り過ぎて、第1クールの最終日に腰痛でリタイアし、即2軍落ち。食堂付の寮に3合炊きのマイ炊飯器を持ち込む大食漢ぶりで話題をまいたが、96キロから3キロ絞り、下半身の柔軟性も意識してトレーニングを積んでいる。
 ヒットを打ったはいいが、直後の1死一、二塁のフルカウントから二盗を試み、タイミングはアウトだったが、打者・井上は四球を選んでいるのに、刺されたと勘違い。ベンチに戻ろうとベースを離れたところをタッチアウトにされる凡ミスを犯した。ベンチに帰ると走塁コーチからこっぴどくしかられ、「ボーンヘッドです」とうなだれていたが、オープン戦ではご愛敬。
「面白い存在で、またこの場所に帰ってきてほしい」と伊東監督はユニークルーキーの本拠地凱旋を期待していた。
細野能功●文 

(以上 フルカウント)

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ロッテ・伊東監督、出陣式で「優勝しましょう!」
 毎年恒例となっているロッテの出陣式が20日、千葉市内のホテルで開催された。
 出陣式では、伊東勤監督をはじめ、コーチ、一軍メンバーの選手がファンの前で挨拶。伊東勤監督は「今年はチームを率いて5年目。ファンの皆さんもAクラスだけでは満足できないシーズンだと思います。ぜひとも本拠地でCS、日本シリーズを開催できるように頑張っていきたいと思います。今年こそ優勝しましょう!」とファンに向けて今季の意気込みを語った。
 イベント終盤には、選手・コーチがファンのテーブルにまわり、記念写真撮影をする場面も。さらに、選手が今年野球殿堂入りを果たした伊東監督へプレゼントを渡す場面もあるなど、イベントは多いに盛り上がり終了した。


好調続く投手陣にロッテ・英二コーチ 「石川が傷ついて帰ってこなければ…」
 ロッテの英二投手コーチは20日、千葉市内のホテルで行われた出陣式で、投手陣について語った。
 英二コーチは「3年目にして落合を取りました英二です」と挨拶。ここまでオープン戦チーム防御率1.44の投手陣について「ここまで非常に良い準備ができています」と語った。
 つづけて、英二コーチは「後はアメリカから石川が傷ついて帰ってこなければ、完璧なピッチャー陣になると思います」と宣言。その一方で、「たとえ石川が傷ついて帰ってきても、ファンの皆さんは温かく迎えてやってください」とお願いしていた。


【ロッテ】イケメン5の途中経過を発表 1位は俊足が持ち味のイケメン
 ロッテは20日、「2017マリーンズ・イケメン5」の途中経過を発表した。
 女性ファンに向けたファンサービスを行うスーパーレディースデーを5月21日の楽天戦(14:00試合開始)、7月17日のオリックス戦(17:00試合開始)にて実施するのを受けて「2017マリーンズ・イケメン5」の投票を3月14日より開始している。
 3月19日時点で総投票数は5,534票。ベスト10は次の選手となっている。

1位 荻野940票
2位 平沢631票
3位 成田499票
4位 吉田373票
5位 伊志嶺359票
6位 佐々木249票
7位 唐川162票
8位 原142票
9位 鈴木135票
10位 石川117票

 途中経過1位の荻野は「自分ですか?本当ですか?まだ、途中経過なので何とも言えませんが、本当にありがたいです。応援していただいている多くの女性ファンのためにもいいところを見せたいと思います」とコメント。
 マリーンズイケメン5に選ばれた上位5選手は、スーパーレディースデー当日に来場者に無料配布する冊子「マリーンズ・レディースマガジン」に特集が掲載される予定。

【投票期間&応募方法】
投票期間:4月6日(木)23:59まで。
応募方法:マリーンズ公式HP、または期間内ホームゲームが行われている際はZOZOマリンスタジアム内、フロア2の208通路付近に球場投票所を設けている。

(以上 ベースボールキング)


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【阪神目線】

岩田は5回4失点 新井が左越え2ラン ロッテ・スタンリッジは5回1失点
 阪神の先発・岩田は5回4失点とピリッとしなかった。初回こそ三者凡退だったが、二回以降毎回走者を背負う投球となった。
 ロッテ先発のスタンリッジも四回以外毎回走者を背負ったが、要所を締めて5回6安打1失点だった。
 攻撃陣では阪神・上本が2安打と好調をキープ。途中出場の新井が九回に左越え2ランを放った。


鳥谷、自己最悪OP戦5失策目…チーム計16失策は12球団ワースト
 千葉の阪神ファンからため息が漏れる。開幕まで2週間を切っている段階で、まだ改善しきれていない不安要素がこの日も現れた。この日の2失策で、チームとしてオープン戦13試合で計16失策。オープン戦で12球団最多の数字を数える結果に。防げるミスは防ぎたい。金本監督は、こう振り返った。
 「内野全体がちょっとね、送球ミスもあるし。3月に、そういう不安面(の解消)で、試合がない時にわざわざ鳴尾浜まで行ってノックを多めにやったりしたけど、まだ成果が出てないというか。平田コーチ、久慈コーチにお願いします」
 キャンプから課題としていた守備の細かなミス。前日には上本が2失策を記録し、この日は鳥谷だった。三回2死三塁から、井口の打球をさばいたものの、一塁へワンバウンドの悪送球となり、原口が捕れずに先制点を与えてしまった。
 「(三塁守備への)慣れというか…球場によって守備位置とかもあるので。しっかり練習していかないといけない」と鳥谷。これで、自身オープン戦5度目の失策となり、1年目の「4」を超えて自己最多に。さらに現段階で、12球団でもワーストタイの数字となってしまった。
 久慈内野守備走塁コーチは「しっかり投げる練習はしないといけない。このミスを次に生かしてくれればいい」と話す。チームとしてキャンプでも失策が目立った、3月に入ってから練習日に守備練習に時間を割いてきた。開幕が迫る中、さらに意識を徹底していく必要がありそうだ。

(以上 デイリー)

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【金本監督アニトーク】
岩田は紙一重な部分ある

 --鳥谷の三塁守備が不安
 金本監督 「去年守っとったからな。三塁。スローイングか? まあそりゃどう言やいいんや」
 --チーム失策が目立つ
 「内野全体がちょっとね。送球ミスもあるし。3月(に入って)そういう不安面でノックを多めに(する)というので、わざわざ鳴尾浜まで(練習に)いったんだけど、成果が出てないというか。久慈コーチ、平田コーチにお願いします」
 --岩田は?
 「序盤ゴロばっかりでね。途中フライアウトが多くなったんかな。紙一重な部分はあるわね」
 --今週に投げる投手(青柳、小野、秋山)との比較になる
 「そうやな。ファームでも秋山とか投げるし」
 --開幕ローテが決まるのはギリギリ?
 「なるんじゃない。ギリギリまで」
 --糸原は
 「マツダスタジアム経験ないというから。2試合だけ守らせろと久慈コーチもいうから。経験はオーバーだけど、マツダを見ておくということ。独特でしょ。あそこは。天然芝と土がまざっとるから」
 --新井に一発
 「まあね。首の皮一枚つながりやがって」


阪神・岩田、開幕ローテ黄信号…五回二死から踏ん張れず5回4失点
 開幕ローテーション確定とはいかなかった。それどころか、ローテ争いでやや後退か。先発した岩田は5回を5安打4失点(自責3)と、ピリッとしなかった。
 「納得していない。抜け球が多くてそこを修正できなくて、五回に出てしまった」
 立ち上がりは持ち味のゴロを打たせて取った。三回に二死三塁から鳥谷の適時失策で1点を失ったが、四回まで1失点で粘った。だが、五回だった。二死から3番井口に四球を与え、そこからパラデス、井上の連打に暴投も加わり、3失点。瀬戸際で踏ん張り切れなかった。
 「四球がすごいもったいなかった。点を取ってもらった後だったので」と反省。香田投手コーチも「3アウトまで気を抜かないで投げてほしい」と厳しい言葉をかけ、開幕ローテ争いについては「何が起こるかわからないから、準備はしてもらわないと」と、微妙な言い回しだった。
 0勝3敗に終わった昨年の悔しさを晴らしたい今季。開幕までに状態を上げ、ポジションをつかみ取りたい。

阪神・岩田、2死から痛い四球…香田投手コーチからも注文
 先発枠を争う阪神の岩田は打たせて取る持ち味を発揮していただけに、五回に失った3点が残念だった。
 追い付いた直後のこの回、2死から四球を与えて連打を浴びて失点。さらに振り逃げ暴投で2走者の生還を許し「やっぱり四球ですね。点を取ってもらった後だったので」と悔しがった。香田投手コーチは「気を抜かないで投げ抜いてほしかった」と注文を付けた。

新井(九回に2ラン)
「これまでも悪くなかったけど、結果と内容が伴っていなかった。ラストチャンスだと思っていたので良かった」

高山(五回に適時打)
「大事なところで三振したし、まだまだ結果を出さないといけない」


「どう言やいいんや」阪神・金本監督、鳥谷守乱に言葉失った
 鳥よ、またか…。阪神・鳥谷敬内野手(35)が敵地でのロッテ戦に「7番・三塁」で出場して、三回の守備で一塁へ悪送球し、先制点を献上した。オープン戦12球団ワーストタイの5失策目。ベテランの度重なる守乱に、金本知憲監督(48)は「どう言やいいんや」と呆れ、言葉を失った。31日の広島との開幕戦(マツダ)で三塁を守るのは誰なのか、再び混沌としてきた。
 ヤバイ! 予感がした。三回二死三塁。井口の打球が三塁前へ転がる。処理する鳥谷の動きは見るからにぎこちない。一塁送球は案の定、ワンバウンド。原口が捕球できずに痛恨のタイムリーエラー。またしても…。打ち取ったはずが失点になる最悪のパターン。ベンチのムードが一気に悪くなる。
 「去年守っとったからな、三塁は。スローイングか? まあ、そりゃ、どう言やいいんや」
 鳥谷がまた三塁守備で? 報道陣の問いかけに金本監督がいらだちながら、頭を抱えた。
 「どう言やいいんや」
 2度繰り返したその言葉に怒気がこもっていた。怒りを通り越した呆れ、と表現した方が正確か。
 オープン戦13試合で5失策はワーストタイ。ミスをしたのが、遊撃手でゴールデングラブを4度獲得(2011年、13~15年)した「名手」だから、そのギャップが不満を増幅する。
 悲しすぎる現実は、痛恨失策の直後だった。次打者の打球が再び三塁へ転がる。スタンドの虎党がざわつく。「また、やるんじゃないか?」「大丈夫?」。ファンがそう感じてしまうほど。四回のダフィーの三塁線へのゴロも内野安打にしてしまった。
「慣れというか…。しっかり練習していかないといけない」
 クールな背番号1は淡々と答えた。確かに昨季は三塁を17試合守ったが、今年のキャンプでは遊撃一本。指揮官にも「二塁も三塁もすぐできます」と話していただけに、屈辱を一番感じているのは本人だろう。
 守備の崩壊の連鎖が止まらない。前日19日のヤクルト戦(神宮)では上本が九回に2失策。この日も五回二死二、三塁で岩田が暴投。二走・井上の生還まで許してしまった。昨季のチーム失策数97はリーグ最多。今季も16失策で12球団ワーストだ。
 「内野全体がちょっとね。送球ミスもあるし。3月(に入って)そういう不安面でノックを多めに(する)というので、わざわざ鳴尾浜まで(練習に)いったんだけど、成果が出てないというか。久慈コーチ、平田コーチにお願いします」
 笛吹けど踊らぬ-。コンバートがスムーズに進まない状況が、指揮官のイライラを助長する。
 手をこまねいているわけではない。この日、D5位・糸原健斗内野手(JX-ENEOS)を2軍に送り込んだ。21日から、開幕戦の舞台となるマツダスタジアムでのウエスタン3連戦に出場させるためだ。二、三塁で安定感のある守備を続けるルーキーも有力候補。今はあらゆる手立てを講じて凌ぐしかない危機的状況だ。
 ただ、阪神に鳥谷が欠かせないのは、誰もが分かっている。かつてフルイニング出場を続けていたベテランを、今季は三塁(二塁?)で…。鳥谷抜きに2017年猛虎の進撃はないはずだから。 (上田雅昭)

鳥谷の守備について阪神・久慈内野守備走塁コーチ
「俺に聞いても分からない。練習するしかない。ミスしたからじゃないけど、次に生かしてもらいたい。ああいう送球ミスは、チームとして減らさないと」

鳥谷のオープン戦での失策VTR
 2度目の二塁スタメンとなった8日のロッテ戦(甲子園)で2失策。四回に一塁へ悪送球。五回はゴロをファンブルして出塁を許した。12日の巨人戦(同)は今年初めて三塁に就き、三回に三遊間への打球を一塁へ悪送球。15日のオリックス戦(京セラD)も二回、三ゴロをファンブルした。


ついに完全超人や!阪神・糸井が全開宣言「いつでもいける」
 いつでも開幕OK! 阪神・糸井嘉男外野手(35)がロッテ戦に「3番・DH」で出場し、中前打を放つなど3打数1安打。今季初めて速球を打ち返し、相手バッテリーも昨季のパ盗塁王をけん制する“本番モード”。超人から「いつでもいけますよ」と、全開宣言が飛び出した。
 戦える。もう、戦っている。糸井はついに、けがも不安も何もかもを超えた「超人」になった。残すオープン戦は5戦。中堅への打球が、その証明にもなる。打席のなかで状態を上げていく、というステージも突き抜け戦闘態勢だ。
 「状態なんて、1年やっていたらいいときも悪いときもあるんで。一日一日が修正。いま、マックスに持っていっても成績が出るかどうか分からない。ただ、いつでもいけますよ」
 静かで、強い言葉だった。5戦連続の実戦出場で、勝手知ったるパ・リーグの球場とあって守備には就かず。「3番・DH」に入った。一回二死走者なしの第1打席では先発のスタンリッジの145キロにも振り負けず、中前へ運んだ。復帰後初の直球撃ちで、初めて3打席に立ち、3打数1安打。金本虎にとってどこまでも頼もしい「開幕OK宣言」だ。
 昨季のパ盗塁王とあって、ロッテバッテリーは何度もけん制。大きいリードで揺さぶり、頭から帰塁する“本番モード”もみせた。虎初盗塁をマークする絶好機だったが、それはまだ“もったいない”というものだ。
 右膝関節炎から復帰し、走攻守の一つ一つの動きを実戦になじませてきた。前日19日のヤクルト戦(神宮)では虎1号弾も飛び出し、本屋敷トレーナーから「100%の強度でできている。卒業ですね」と太鼓判を押された。
 3月31日の広島戦(マツダ)でのシーズン開幕まで、21日でちょうどあと10日。ここからさらに戦える状態に仕上げる? いや、違う。全力で戦える体になり、スタートラインで武者震いしながら号砲を待っている。
 「走る方は問題ないから、いつでもいける」
 1月下旬に右膝関節炎と診断され、別メニューのキャンプを過ごしたのももう昔のことのようだ。開幕へ駆け出せる。それも勢いよく。 (長友孝輔)

糸井の実戦での安打
 ◆3月15日・オリックス戦(京セラD) 実戦初出場し、一回に移籍後初安打をマーク。左腕・松葉の外角低めのスライダーを中前にはじき返した
 ◆19日のヤクルト戦(神宮) 一回無死一、二塁の場面で、移籍後初アーチとなる先制3ラン。オーレンドルフの内角高めに浮いたチェンジアップをとらえ、弾丸ライナーで右翼席にたたき込んだ


阪神・良太、初バット投げ1号!金本監督「首の皮一枚つながりやがって」
 阪神・新井良太内野手(33)がロッテ戦に途中出場し、1号2ランを放った。今季は2軍キャンプスタートで、オープン戦12打席目で待望の一発。代打の切り札候補だが、金本知憲監督(48)は「首の皮一枚つながりやがって」と“1軍延命弾”に笑ってみせた。
 豪快にバットを投げ飛ばした。白球はバックスクリーン左に着弾。新井は表情を緩めることなく、ダイヤモンドを一周した。意地の1号2ラン。1軍生き残りをかけ、自慢のパワーを見せつけた。
 「打ったのは真っすぐです。片岡さん(打撃コーチ)に低く強く打つということを言われてるので、それを体現できました。『上を向いて打ち上げないように』と」
 1-6の九回だった。二死一塁から6番手・高野の直球をフルスイング。打球は虎党の待つ中堅左のスタンドに飛び込んだ。オープン戦12打席目で待望の1号。金本監督は「首の皮一枚つながりやがって」と笑顔だが、一喜一憂してはいられない。2013年の開幕4番も、今は少ないチャンスで結果を出すしかない。
 11日に1軍に合流して以降、主な起用は代打。正三塁手や一塁手の座を虎視眈眈と狙いつつ、与えられた機会をモノにしていくだけ。オープン戦5試合で8打数2安打4打点。いまは代打の切り札、狩野が2軍でコンディションを整えている期間に、猛アピールする。そのために、昨秋から打撃を見直してきた。掛布2軍監督の指導の下、バットのヘッドを鋭く返すよう、フォームを改善。ひと冬を越え、光も見えてきた。
 「(3月の)教育リーグぐらいからかな。『これかな』というコツをつかんできた。ヘッドの返し方をね」。片岡打撃コーチの助言も生かし、つかんだ1つの結果。求めるモノは結果を積み重ねた先にある。
 「『きょうがラストチャンス』と毎日思っているので、またあしたから気を引き締めてやっていきます」
 試合後、ファンの「良太~!!」との声援に、控えめに頭を下げる背番号「32」。この風景、甲子園のお立ち台で見たい。 (西垣戸理大)


阪神・桑原、2イニング目反省…OP戦初失点
 桑原が六回から2番手で登板。三者凡退に仕留めたが、七回の先頭・伊志嶺に中前打。スイッチした岩崎が二死一、三塁から平沢に適時内野安打を打たれ、1回0/3を1失点となった。オープン戦5試合目にして、初失点。「結果はたまたま出ていますけど、2イニング目で打たれてしまったので」と反省した。1軍定着に向けて、改善していく。


阪神・原口、12打席ぶり快音「なんとかつなごうという意識」
 原口が12打席ぶりに快音を響かせた。八回二死一塁の第4打席で中前打。オープン1号を放った17日の中日戦(ナゴヤD)以来の「H」ランプで、「なんとかつなごうという意識で打ちました」と振りかえった。片岡打撃コーチの指導でタイミングの取り方を変えたといい、「足の上げ方とかですね。今後も続けていきたい」と話した。


阪神・高山、勝負強いん打!オープン戦の得点圏打率・350
 高山が昨季に続く勝負強さを見せている。0-1の五回二死一、三塁で右前同点打。「大事なところで三振しているので。まだまだです」と悔しがったように、三回無死一、二塁では空振り三振に倒れるなど5打数1安打だった。新人王に輝いた2016年も、筒香に次いでリーグ2位の得点圏打率・377だったが、このオープン戦も・350と高い数字をマークしている。


19日燕戦で2失策の阪神・上本、打は好調2H
 上本が4打数2安打とマルチ。三回に右前打を放つと、五回の第3打席では一塁方向へのゴロの間に、猛ダッシュ。一塁ベースに足から滑り込むめずらしいプレーで、「H」ランプを灯した。「(安打は)運なので…。しっかりやっていきます」。前日のヤクルト戦(神宮)では九回の2失策でチームの勝ち星を消してしまったが、打撃では打率・444と好調。攻守でレベルアップを図る。

(以上 サンスポ)

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糸井初の直球撃ちH ついに100%宣言「いつでもいけるよ」
 右膝関節炎からの完全復活をめざす阪神の糸井嘉男外野手(35)が20日、開幕へ力強くゴーサイン。「いつでもいけるよ」。ロッテとのオープン戦(ZOZOマリン)で放った中前打は今春初めて直球を捉えたもので手応えも十分だった。試合は3―6で敗れた。
 ゆっくり、焦らず、慎重に進めてきたリハビリだったが、ついに最後の一段を上り切った。もう懸念材料は何もない。100%のパフォーマンスも可能だ。糸井の声が弾む。
 「(開幕へ)いつでもいける。走る方も問題ない」
 初回2死走者無し、1ストライクからのスタンリッジの内角高め145キロを中前打した。完全に詰まらされ、深く守っていた中堅手の前にポトリと落ちた決して快心の一打ではなかったが、手応えはあった。今春オープン戦5試合、9打席目で初めて直球を安打した。
 「(安打に)良かったと思います。状態と言っても、1年間シーズンを戦えば、良い時もあれば悪い時もある。一日一日修正なので」
 前日19日のヤクルト戦(神宮)で本塁打は高めに浮いたチェンジアップだった。15日オリックス戦(京セラドーム)での中前打もカーブを巧打したものだった。「今、(調子が)MAXになっても(シーズンで)成績が出るかは分からない」
 3回1死一、二塁では二ゴロ併殺。5回2死一、三塁では左飛…。得点圏では結果を出せず結局3打数1安打だったが、右膝関節炎からのリハビリ過程で初めて3打席に立った。打率は最終的には・273だが、1打席目が終わった時点では・333となり、超人にふさわしい数字に近づいてきた。
 常に全力プレーを信条とし、細部の準備にもこだわりがある。試合前、ほぼ全選手がスパイクを履いてアップをする中、必ずランニングシューズを着用。そのまま守備練習や走塁練習をこなし、スパイクを履くのはフリー打撃からだ。オリックス時代から継続するこのルーティンは、両膝への負担を少しでも軽くする狙いがある。
 みずから出した開幕GOサイン。31日広島戦まで、あと10日。総仕上げのための調整に入る。 (久林 幸平)

(スポニチ)

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【阪神】新井が1軍残留へ起死回生の一発!金本監督「首の皮一枚、つながりやがって」
 阪神・新井良太内野手(33)が開幕1軍争いの中で、起死回生の一発を放った。代打で登場した8回は三直だったが、9回にも打席が回ってきて、2死一塁でロッテ・高野の147キロの直球をフルスイング。左中間スタンドに大きな放物線を描いた。「内容も結果も、と思っていた。今日がラストチャンスだと思っていた」。金本監督は「首の皮一枚、つながりやがって」と1軍残留を示唆した。
 キャンプは2軍で過ごし、11日の西武戦(甲子園)から1軍に合流したものの、この日まで6打数1安打の打率1割6分7厘と結果が出ていなかった。同じ右打者では若手の中谷が台頭し、代打の切り札の狩野が2軍でじっくりと調整している。新井の開幕1軍が厳しい状況には変わりないが、この一発を足がかりにする。

(報知)

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阪神岩田「納得していない」粘りきれず5回4失点
 開幕ローテーションを狙う阪神岩田稔投手(33)が先発したが、粘りきれなかった。
4回までは持ち前の投球でゴロアウトを重ねて失策絡みの1失点にとどめていた。5回も2死走者なしまで順調だったが、井口に四球を与えると、パラデスに左前打でつながれ、井上の左中間適時二塁打で勝ち越しを許した。さらに自らの暴投で振り逃げとなり、2点を失う。この日は5回4失点だった。
 岩田は「納得していない。抜け球が多くて、修正できないまま5回に出た。四球はすごくもったいない。点を取ってもらった後、2死からやってはダメなこと」と振り返った。香田投手コーチも「あの回、2死を取ってホッとしたわけじゃないと思うけど。彼らしい球も多くて、持ち味も出たけどね」と話した。

(日刊)


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