ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2011-150

2011年05月30日 06時26分04秒 | マリーンズ2011~15
ロッテ・渡辺俊「マウンド山盛で」ダフった
下手投げならではの珍プレーが起きた。ロッテ・渡辺俊が二回一死三塁から脇谷へ初球を投じた際に右手がマウンドをこすり、ボールは脇谷のはるか上を通過。暴投となって三走・阿部の生還を許した。ノーゲームとなって事なきを得たが、まさかの“ダフリ”に「グライシンガーが掘って山盛りになっていた土を投げる前に除けておかないといけなかった」と苦笑いした。

ロッテ・渡辺俊「中断してもらって良かった」
千葉ロッテは29日、本拠地・QVCマリンで巨人戦に臨んだが、試合途中で降雨のためノーゲームとなった。2回に渡辺俊介の暴投で、巨人が1点を先制。3回、巨人の攻撃中に雨が激しくなり、一時中断の後、そのまま中止となった。
以下は渡辺俊介のコメント。「投げにくくはなかったです。(暴投での失点は)グライシンガーの掘った土が山盛りになっていて、避けなければいけなかったんですが、僕の不注意です。調子は普通です。良くも悪くもない。今日は、もう水たまりになりかけていたんであそこで中断してもらって良かったです」


渡辺俊ホッ…巨人戦は30日に
29日のロッテ―巨人2回戦(QVC)は三回表2死で試合前から降っていた雨が強くなり、28分間の中断後にノーゲームとなった。ロッテは渡辺俊、巨人はグライシンガーが先発し、巨人が二回に渡辺俊の暴投で先制していた。
30日に18時15分から同球場で2回戦が行われる。




ロッテ・西村監督、1軍復帰の大松に「良い状態取り戻してほしい」
千葉ロッテは29日、本拠地・QVCマリンで巨人戦に臨んだが、試合途中で降雨のためノーゲームとなった。2回に渡辺俊介の暴投で、巨人が1点を先制。3回、巨人の攻撃中に雨が激しくなり、一時中断の後、そのまま中止となった。
以下は西村徳文監督のコメント。
「仕方ないですね。こういう状態だったんで、先制点は欲しかったです。今日は2回までに点が取れなかったので、また明日です。(明日の先発は)これから(検討)です。(1軍復帰した大松尚逸は)今日は1打席で結果は出なかったんですが、これから、本来の良い状態を取り戻していってもらいたいですね」


帰ってきた大松!“三振”にも復調へ手応え
打率・160と不振で出場選手登録を抹消されていたロッテ・大松が1軍昇格。7番DHで先発に名を連ねた。
降雨ノーゲームとなった一戦で2回の1打席は空振り三振。それでも「受け身にならず、自分から仕掛けていけた。起爆剤にならないといけない」と復調への手応えを口にした。チームは金泰均(キム・テギュン)、荻野貴ら主力に故障者が続出して苦戦中。08年に24本塁打、91打点を挙げた和製大砲の奮起が不可欠で、西村監督は「ゲームに出ながら本来の姿を取り戻してほしい」と期待を込めた。
 ▼ロッテ・渡辺俊(3回2死まで投げて降雨ノーゲーム)もたもたしていると球もグラブも濡れるのでテンポよく投げた。


【ロッテ】DH復帰大松、三振も手応え
不振で19日から2軍で調整を続けていたロッテ大松尚逸外野手(28)が出場選手登録され、指名打者で先発メンバーに名を連ねた。降雨ノーゲームに終わったが「これから少しでもチームの力になれれば」と力を込めた。
2回は空振り三振に倒れたが、積極的に振って出た。「受け身にならず、自分から仕掛けていけた」と復調への手応えを語った。チームはけが人が多く、打線が本調子に遠い。「こういう状況なので、起爆剤にならないといけない」と表情を引き締めた。




【ロッテ】清田安打消えてもミスも帳消し
ロッテ清田育宏外野手(25)は、雨天中止を前向きにとらえた。2回、バットを折りながら左前に運び、安打を記録していたが、それが消えてしまっても「(2回に犯した)エラーも消えますから」と笑顔を見せた。



ずぶぬれヘッドスライディング!! 背番号55が競演
三回途中でノーゲームとなったロッテ-巨人で、「背番号55」が雨中の競演を見せた。審判団が「ノーゲーム」を宣告した直後、巨人の大田とロッテの神戸が、降りしきる雨の中でユニホーム姿のままベースランニング。ホームベース上などに敷かれた緑のシートに向かって、ヘッドスライディングを敢行した。
シートの上には雨水がたまっており、2人は大きな水しぶきを上げながらずぶぬれに。体を張ったパフォーマンスに、雨の中で集まった観客も笑いの渦に包まれた。
2人はともに試合で出番がなく、大田は「どきどきしました。一番年齢が若いので、こういうことでもしなきゃと思って」と照れ笑いを見せ、神戸は「びしょびしょでもう嫌です」と苦笑いを浮かべていた。




ロッテ-巨人はノーゲーム 28分間中断後
29日のロッテ-巨人2回戦(QVC)は三回表2死で試合前から降っていた雨が強くなり、28分間の中断後にノーゲームとなった。ロッテは渡辺俊、巨人はグライシンガーが先発し、巨人が二回に渡辺俊の暴投で先制していた。

ロッテ-巨人は降雨ノーゲーム
3回表の途中で、降雨のため中断に入った。巨人が2回に先制し、1-0で迎えた3回、1番坂本勇人内野手(22)が右直で2死となった後、審判団の判断で両軍がベンチに引き揚げ、そのまま降雨コールドゲームとなった。巨人原辰徳監督(52)は、「我々は、決められたことに従うだけですよ。また明日!」と球場を後にした。


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唐川完投実らず「勝たないと」
ロッテ唐川侑己投手(21)が敗戦の責任を一身に背負った。「2失点で9回を投げきったとはいえ、今年は求められているところが違う。それでは納得しない」。巨人打線を相手に2失点完投なら、投手の責任とはいえない。西村監督も「それ以上に点を取ってあげないと…」とかばったが、パ・リーグ防御率1位の若き右腕は猛烈に悔しさをにじませた。
1回。この日の1球目。得意のスライダーで坂本から空振りを奪った。「調子はいい」と確信したが、結果的にはこの1球が落とし穴となった。続けてストライクを取りにいった2球目のカーブが甘く入り、いきなり二塁打を浴びた。「積極的にリズムをつくりにいこうと思った。慎重にいけば良かった」。この一打からピンチを招き、今季初めて1回に失点した。
ここまでチーム勝ち頭の4勝。エース成瀬との2枚看板で投手陣を引っ張ってきた。唐川の中にも、右腕エースとしての自覚が生まれている。「去年までなら(好投で)良かったけど、今年は違います。相手のエースに投げ勝って勝たないといけない」。貪欲に勝利を求める姿は、昨季までとは違う。敗れたとはいえ、成長した姿を見せつけた。




「0点で終わってはいけない」/西村監督
今季2度目の完封負けを喫し4位転落。ロッテ西村徳文監督のコメント。
「相手の投手がいいからといって、0点で終わってはいけない。相手以上に点を取らないと野球は勝てない」。





【兎さん目線】


西村健、1年ぶり先発!ロッテ戦降雨ノーゲーム順延で白羽
雨にはさすがに勝てないかぁ…。悪天候のなか試合に臨んだが、巨人は3回2死まで1点をリード。先発グライシンガーも2回4Kと快調に飛ばしたものの、28分間の中断後、降雨ノーゲームとなった。仕切り直しとなった30日のマウンドには、1年ぶりの先発となる西村健太朗投手(26)を立てて連勝を狙いますゾ!
巨人の西村健太朗投手が、30日のロッテ戦(QVC)に1年ぶりに先発することが急きょ、決まった。この日は、1点をリードした3回2死で降雨ノーゲーム。先発のグライシンガーは35球を投げたためスライド登板させず、今季はリリーフとして活躍する右腕に雨天順延のマウンドを託し、チームへの新たな起爆剤にすることになった。
西村は今月上旬、金刃が先発昇格した際、原監督と川口投手総合コーチが、もう1人の先発候補として挙げていた存在。川口コーチも「いろんな使い方ができるから大好きな投手だ」と絶大な信頼を置く。同コーチは試合後、「今、先発が5人、リリーフが7人。リリーフを削るわけにはいかないけど…」と言及しなかったが、先発がもう1枚必要となった緊急事態だけに、白羽の矢を立てた。
前日(28日)から降り続いた雨は、この日も降り続いた。予定時刻の午後2時に試合開始したものの、同42分から28分間中断した後、午後3時10分にノーゲームが宣告された。先発ローテーション編成には痛手の雨となったが、逆に、リリーフ陣には恵みの雨となった。
前夜は、内海が152球の熱投で完封勝利を飾った。27日の休養日を含めて3日間、リリーフ陣を完全に温存することができた。西村も、25日のソフトバンク戦(東京D)で1/3回を投げてから登板がなく、休養は十分。昨年7月6日の広島戦(いわき)以来、約1年ぶりの先発マウンドに立つ。
西村は昨季の前半戦に先発ローテーションの一角を担い、登板14試合すべてに先発して4勝5敗、防御率4・52の成績だった。今季は中継ぎとしてフル回転。14試合17回2/3を投げ、防御率2・04。昨年5月30日の西武戦(西武D)以来、遠ざかっている先発勝利を目指し、連敗ストップしたチームを勢いづける。






痛い中止…グライ連投意欲も、高木が今季初先発へ
文字通り、雨に水を差された。巨人は前夜、内海が今季35試合目でチーム初完投となる完封をマーク。勢いに乗って交流戦2度目の連勝を狙ったロッテ戦(QVCマリン)だった。
2回に阿部の右翼線二塁打を足がかりに先制点を挙げたが、1―0の3回途中に雨が激しくなり、28分間の中断の末に中止が決まった。原監督は「決定は致し方ない。審判が決めたことを励行するのが巨人のスタイル」と振り返ったが、2回無失点で35球を投じたグライシンガーは「調子はまずまずだった。最初から雨が降っていたから仕方ないけど、中止は残念だね」と嘆いた。
先発陣の層が薄い台所事情でグライシンガーの登板試合が雨で流れたのは痛い。「きょうは長いブルペンだと思えばいい。身体的にも精神的にも準備はできている」と30日のロッテ戦(QVCマリン)の連投へ意欲を口にしたが、右肘に不安を抱えており登板回避するとみられる。川口投手総合コーチは「本人(グライシンガー)が投げたいと言うかもしれないし、先発は2通りを考えている」と明言を避けたが、救援の高木が今季初先発で緊急事態を乗り切る。


巨人・グラ、スライド志願…降雨ノーゲーム
ロッテ-巨人2回戦(QVCマリン)は、三回途中、雨のためノーゲームとなった。1-0とリードしながら、先発し2回無失点だった巨人のセス・グライシンガー投手(35)は、逃した今季2勝目に未練たっぷり。30日のロッテ戦(同)へのスライド先発を志願した。
ノーゲームなんて…。日ごろはクールなグライシンガーが、やるせない心中を激白した。
「試合前から雨は降っていた。それが分かってやると決めたなら、もう少しやってほしかった。35球は長いブルペンのようなもの。身体的、肉体的に準備はできている」
一、二回は走者を出しながら、雨に集中力を乱されることなく無失点。グライシンガーにとっては、まさに不完全燃焼なノーゲームとなった。
原監督は「(雨天中止は)致し方ないというところです。(30日の先発は)詮索してください」と恨み言も口にせず、グライシンガーのスライド登板にも含みを残した。
30日の先発はグライシンガー、西村、高木の中から状態を見て決めるつもりだが、助っ人の熱意には感じるものがあったようだ。


好投の巨人グライシンガー、ノーゲームに悔しさ
降りしきる雨の中でロッテ戦に先発した巨人のグライシンガーは、2回まで1安打4奪三振の好投。35球を投げてのノーゲームに、「最初から雨が降っていたので、もう少しやってほしかった」と悔しさをにじませた。
試合は30日に振り替えられ、グライシンガーが再度先発する可能性について、「当日決めてもいい。本人が投げたいというかも」と川口投手総合コーチ。右腕も「35球は長いブルペンを投げたようなもの。(30日も)投げるつもりで準備していく」と連投に意欲を見せた。


G・グラ“連投”先発に前向き「問題ない」
巨人のグライシンガーは、2回無失点とまずまずの立ち上がりだった。降雨ノーゲームの決定については「雨は最初から分かっていたのだから、もう少しやってほしかった」と不満をのぞかせた。
球数は35。「ブルペンで長めに投げたような感じ。体調的には問題ない」と“連投”となる30日の先発にも前向きだった。川口投手コーチは「明日(30日)の状態を見て決める」と話した。






脇谷まさかの落球に原監督あきれた
降雨ノーゲームとなった後のベンチ裏、原監督の表情は冴(さ)えなかった。中断する3回表2死までに1点勝っていたから、ではない。今季、大きな期待をかけている脇谷の、1つのミスに対してだった。記者の質問に「どうぞ本人に聞いてください。その答えを僕に教えてください」と半ば、あきれ返った顔だった。
場面は初回2死二塁での守備だ。福浦の打球が三塁ファウルゾーンに上がった。脇谷は余裕を持って落下地点に入った。が、ボールをグラブの土手に当て、まさかの落球。指揮官は上体を後ろにそらし、顔をしかめた。
直後、先発のグライシンガーがその福浦に死球を与え、動揺を見せた。続く里崎を空振り三振に仕留め、何とか脱したが、取り返しのつかないワンプレーになるところだった。脇谷は「(風が)頭に入っていたんですけどね」と猛省した。
試合前から大粒の雨が降り続いていた。両チームとも5回コールドゲームを想定し、細かくつないで、目先の1点を奪いにいった。だからこそ、命取りになりかねないミスだった。打線は最近5試合で計6得点。打てない時は守るしかない。原監督はそれを強調したかった。






大田に“居残り練習”ヘッドスライディングで豪快水しぶき
悪天候のなか試合に臨んだが、巨人は3回2死まで1点をリード。先発グライシンガーも2回4Kと快調に飛ばしたものの、28分間の中断後、降雨ノーゲームとなった。
思わぬ「居残り練習」が待っていた。ノーゲーム決定後、大田が苦笑いを浮かべながら三塁ベンチから本塁に向かった。一塁に全力疾走すると、シートの上にヘッドスライディング。「阿部さんに言われました。ドキドキしました」
さらに、一塁から本塁まで激走。最後も頭から飛び込み、豪快に水しぶきを飛ばした。ロッテの背番号「55」神戸と、ベースランニングのパフォーマンスで共演。中止に肩を落とすファンを沸かせた。
試合前には、1軍昇格後、初めて攻守で指揮官の直接指導を受けた。前日(28日)は唐川に対して3打数無安打2三振。「昨日は空回りしてボールが見えていなかった。しっかり踏み込めなかった」。低めの変化球を振らされた反省から、ティー打撃では軸足に体重を残して引きつけて打つ練習を繰り返した。原監督は「個人レッスンパート1です。昨日の反省も含めてですね。いかに自分の打撃をできるかが、一番難しい。それを伝えました」と明かした。
初球からフルスイングする思い切りのいい打撃で結果を残し、前日までは相手先発の左右を問わず3試合連続スタメンで起用されていた。この日は4試合ぶりにベンチスタート。「しっかり結果を残して1軍に残れるようにしたいです」。指揮官の教えを胸に、次はバットで球場を盛り上げる。


“役者やの~”大田、あっ三本間で挟まれた!?
雨天中止の球場を巨人・大田が沸かせた。降雨ノーゲームが決まると、ロッテで同じ背番号55を背負う神戸とともに初体験のベースランニングを敢行。三本間で挟まれた演技まで入れ、最後はお決まりのヘッドスライディングで決めた。
笑いと拍手に包まれた大田は「たくさんのお客さんが来てくれていた。僕は試合にも出ていなかったですし」と笑顔を返した。試合前練習では原監督からマンツーマン指導を受け「いつも言われていること。ポイントを近めにしてやっています」と話していた。


G・大田「一番若いので」スプラッシュスラ
ロッテ-巨人2回戦(QVCマリン)は、三回途中、雨のためノーゲームとなった。
巨人・大田がパフォーマンスでファンを沸かせた。降雨ノーゲームが決まると、阿部主将の指示でロッテの神戸、的場とともにグラウンドへ飛び出してベースランニング。三本間で挟まれる“演技”も見せ、最後は水しぶきを上げながら本塁にヘッドスライディングした。喝采を浴びた20歳は「(1軍で)一番若いので、こういうこともしないといけない」とまんざらでもなさそうだった。


【巨人】大田、雨のヘッドパフォーマンス
巨人大田泰示内野手(20)が、雨中のヘッドスライディングでスタジアムを盛り上げた。3回途中で降雨ノーゲームとなった後、ロッテ神戸拓光外野手(26)とともに本塁付近へ。一塁上のシートにヘッドスライディングし、ベースランニング。三本間に挟まれるふりをするなど演技派ぶりを見せ、中止にがっかりしていた観客を喜ばせた。大田は「キャプテン(阿部)に言われました。雨の中、大勢の方が見に来てくれていたので、僕は(試合に)出ていないし、いちばん若いので、こういうことをしなきゃと思いました」と語った。




【気になる記事】


ついに勝った!武田勝、1点援護で十分3勝目
日本ハムの武田勝投手(32)が29日の広島戦で、ついに白星を挙げた。先発した試合は5試合連続でチームが零敗していたが、5回に今浪隆博内野手(26)の中前適時打で、待望の援護点をもらった。6試合ぶりに背負った1点。それで十分だった。7回5安打無失点で今季3勝目(5敗)。防御率1・64の左腕は、ようやく悪い夢から抜け出した。
クールな武田勝が珍しく吠えた。1点リードの7回2死二塁。会沢を1ボール2ストライクから119キロチェンジアップで空振り三振に斬るとグラブをポンと叩くガッツポーズをつくった。
お立ち台では「とりあえずお久しぶりです。今浪さんありがとうございました。胃が痛いですけど…」と笑いを誘うと、すぐ冷静さを取り戻した。
「1球の重み、1点の大切さを感じながらここ5、6試合一生懸命投げた。でも自分の投球ができていたのでいつかは勝てるとね」
7回5安打無失点。4月27日のソフトバンク戦(札幌ドーム)以降、登板した5試合連続でチームは零敗と、43年の内藤幸三(朝日)以来68年ぶり2人目の悲運に泣かされてきた。5回の得点は、自身が登板していたイニングでは41回ぶりの援護点だった。「やっと(ナイン)全員が解放されたんじゃないですか。僕も好きな野球をやっているんだから深く悩んでもしようがない」。打者の内側に切れ込むスライダー、同じ軌道で沈むチェンジアップに130キロ台でも勝負球に使う投球同様、淡々と振り返った。
震災直後の3月下旬、どうしても実戦が減る中でダルビッシュや斎藤、外国人投手に登板機会を譲り、自らは千葉県鎌ケ谷市の2軍施設で調整を続けた。4月21日のオリックス戦(京セラドーム)から中5日と中6日登板を繰り返すことで、他投手の登板間隔は安定した。無援試合が続いても、周囲を気遣わせないよう普段と変わらない態度を貫いた。
チームは2試合連続「1―0」完封勝ち。貯金も今季最多の9。耐えてつかんだ大きな白星に梨田監督は最敬礼だ。「勝は1点もやれない状況で自分の仕事をしてくれた。(5回は)きのうのサヨナラヒットみたいにベンチが沸いた。野手にとって1点が重かった」
既に気持ちは次回登板予定の巨人戦に切り替えている。「きょうの投球を次も続けられるようにしたい」。通算49個目のウイニングボールは持たず連敗中も変えなかった道順で、左腕は帰路に就いた。
 ▼日本ハム・武田久(9回の1イニングを無失点で12セーブ目)僕も必死でした。勝が勝って、こういうゲームを取れたのは良いこと。
 ▼日本ハム・吉井投手コーチ(武田勝について)球界のエースになっていくため壁を一つ越えてくれた。
 ≪47年ぶり!5月までに7完封≫日本ハムは前日に続く1―0完封勝利。チームの2試合連続1―0完封は07年8月21、22日のオリックス戦以来だ。これで、完封勝利は今季7度目となりヤクルトと並んで両リーグ最多。日本ハムで5月までに7完封は53年の8完封(当時東急)、56、64年の各7完封(当時東映)に次いで47年ぶり4度目。


武田勝「今浪さんありがとうございます」
悪い流れがようやく断ち切れた。登板した試合で5試合連続点を取ってもらえなかった、日本ハム・武田勝が貴重な1点を守り、7回まで広島を5安打無得点に抑え、4月21日以来の3勝目を挙げた。
打線の援護がない時でも「自分の投球を貫き、自分を信じて投げた」。最大のピンチは5回の満塁。「胃に悪いです」と言いながらも、1番梵を捕ゴロに仕留め、先制点を許さなかった。
好投していながら勝ち星が付かなくても黙々と投げる姿に応えたのが、前日に続いてスタメン出場の今浪。ピンチの直後の5回、均衡を破る中前適時打を放った。「勝さんの時に点が取れていないのは知っていたので、どんな形でもいいから点を取りたかった」と前田健から放った一打は今季初安打初打点となった。
2人そろってのお立ち台。6歳年下の今浪に向かって武田勝は「今浪さんありがとうございます」と、礼を言うと、連日の1―0の勝利に札幌ドームは笑いの渦に包まれた。
 ▽梨田監督(今浪の適時打に)「サヨナラ安打みたいで、このまま試合が終わるかと思った。小さいのが大きな仕事をしてくれた」
 ▽日本ハム・吉井投手コーチ(武田勝に)「球界のエースになるために乗り越えなくてはいけない壁を一つ越えてくれた」
 ▽日本ハム・芝草投手コーチ(3投手に)「特別な試合だったと思う。ハートの強さを感じた投手陣だった」
 ▽武田久(12セーブ目)「僕も必死でした。(武田)勝に勝ちが付いて良かった」


梨田監督、6試合ぶりの勝利の武田勝は「すべてを受け止めてすごいね」
北海道日本ハムは29日、札幌ドームで広島と対戦し、1対0で勝利した。5回1死一、三塁の場面から、今浪隆博のタイムリーで先制。投げては、先発の武田勝が7回5安打無失点と好投し、その後は増井浩俊、武田久の継投で逃げ切った。武田勝は4月21日以来、6試合ぶりの勝ち星となる3勝目。一方、広島先発の前田健太は7回1失点で3敗目を喫した。
以下は梨田昌孝監督のコメント。
「1点ですけど、1点でもこうして勝てて前田健太もいいピッチングできてるので決めるのは大変。リリーフもよくしのいでくれました。
(武田勝について)自分の仕事というのを集中してやってくれた。ピンチはあったけど、冷静に、負けが続いてるなかで自分の仕事を淡々としてくれたね。久しぶりにガッツポーズも出たしね。あんまりカッカすることなくすべてを受け止めてすごいね。野手は余計重かったと思う。(今日の)白星は大きいけど、まだ借りがあるので援護したいですね。
(連勝だが?)勝ったという感じがないです。昨日も今日も1点で、逆に疲れた。交流戦はまだホームラン1本しかないんだよ。まぁ、1点でも勝てるという証明はできたけどもうちょっと欲しいね」

勝さん!!本当に良かったですね(*^ー^*)



西岡、実戦復帰に指揮官「うれしい」次は31日
左すねの腓(ひ)骨骨折で故障者リスト入りしているツインズ・西岡が、マイナーの練習試合で「1番・遊撃」で51日ぶりに実戦復帰した。
中前打、適時内野安打と3打数2安打1打点。結果を残したが守備機会はなく、走塁もジョギング程度の速さとあって「まだメジャーに上がる状態ではない。(盗塁も)挑戦してみようかなという気持ちにもならなかった」と話した。報告を受けたロン・ガーデンハイアー監督は「順調に来ている。うれしい限りだ」と話したが、患部には依然として痛みが残っているため、6月前半のメジャー復帰へ向けて今後も慎重に調整を進めていく。休養日を挟んだ30日(日本時間31日)は、5回程度プレーする予定だ。


マルチの西岡「一試合一試合、積み重ねていきたい」
51日ぶりとなる実戦復帰に、西岡は「百パーセントの状況ではないが、明日につながっていく」と手応えを口にした。
打撃は二塁への適時内野安打を含む3打数2安打1打点。守備機会はなく、走塁は控えめ。「全力でプレーできるように一試合一試合、積み重ねていきたい」と復帰への意欲も話した。29日は休養日で、30日には再び練習試合に出場する予定。
本拠地ミネアポリスで報告を受けたガーデンハイアー監督は「順調にきているということ。うれしい限りだ」とほっとした様子だった。
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