ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

備忘録【2/15】

2023年02月16日 07時03分37秒 | マリーンズ2023
≪2023/2/15≫

【 練習試合   ロッテ6-4ヤクルト ( 2023年2月15日    糸満 )】

 3月のWBCに出場するロッテ・佐々木朗希投手(21)が15日、ヤクルトとの練習試合(糸満)に先発。2回1安打無失点、4者連続を含む5奪三振と完璧な仕上がりを見せた。侍ジャパンで同僚となるヤクルト・村上宗隆内野手(23)との侍対決では、この日の最速160キロで空振り三振。WBC使用球での制球も問題なく、万全の状態であす17日から宮崎強化合宿に臨む。

 糸満の空にうなり声が響いた。「ウオッ!」。佐々木朗の1ボール2ストライクからの4球目。昨季、プロ野球界を震撼(しんかん)させた「村神様」の膝元へ、白球がグンッと伸びる。160キロ。村上のバットは空を切った。

 「最後はいいところにいってくれました。しっかりあそこのラインに投げられてよかった」

 17日からの侍ジャパン強化合宿を控え、今季初の実戦登板。圧巻だった。初回先頭の丸山和から3者連続三振。3人目の内山への3球目は、この日最速の160キロをマークした。最大の注目は2回先頭の村上との侍対決。初球、159キロ直球はボールも、フォーク2球で追い込むと、この日2度目の大台160キロで空振り三振を奪い、4者連続三振となった。これまで21年交流戦でプロ初被弾、22年球宴では161キロを中前打など通算3打数2安打1四球。「練習試合とはいえ、本塁打は打たれたくなかったので、結果として抑えられて良かったなとは思います」と雪辱に手応えを口にした。

 初出場のWBCへ進化を遂げている。この日は「左打者にフォーク、右打者にスライダーを軸として投げる」がテーマ。全29球のうち、昨季全投球の5.3%のスライダーを2人の右打者に5球投じ、侍メンバーの中村から空振り三振も奪った。滑りやすいとされるWBC使用球でも、抜け球はほぼなし。「最初は力が入ったりとかもあったが、今は普通に投げられているというか、握れている」。この日計測できた直球の平均球速は昨季の158キロに迫る157.9キロ。侍ジャパン投手コーチも務める吉井監督も「順調ですね」と笑みがこぼれた。

 宮崎合宿前の大勝負を終え「(村上は)打席で本当に大きい。凄く頼りになる。たくさん点を取ってくれると思うので、思い切って投げたい」と佐々木朗。「怪物」と「神様」が、世界一の戦いへ手を取り合う。(横市 勇)

 
 ロッテ・佐々木朗希投手(21)が15日、練習試合・ヤクルト戦(糸満)に先発。直球の最速は160キロを計測。2回1安打無失点、4連続を含む5奪三振の内容で今季初の実戦登板を終えた。

 順調な調整ぶりを示した。初回は丸山をフォークボール、中村をスライダー、内山をまたしてもフォークで3者連続の空振り三振。2回1死、ともにワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の侍ジャパンに選出されているヤクルト・村上宗隆内野手(22)も160キロ直球で空振り三振に仕留め、連続三振を4まで続けた。今月9日、初実戦形式となったライブBP(シート打撃)では、早くも自己最速に4キロに迫る160キロを計測し、今季初実戦となったこの日も160キロ。WBCに向け、急ピッチで状態を上げてきた。

 世界一の座を争う真剣勝負の国際舞台。「今は優勝に向けて自分のできることをやらなきゃなという思いです」と話していた佐々木朗が確実に現段階での「できること」を遂行した。


 “侍対決”は令和の怪物に軍配が上がった。ロッテ・佐々木朗希投手(21)が15日、練習試合・ヤクルト戦(糸満)に先発。ともにワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の侍ジャパンに選出されているヤクルト・村上宗隆内野手(23)を160キロ直球で空振り三振に仕留めるなど、2回1安打5奪三振の好内容で今季の初実戦を終えた。

 力で挑んだ。0-0の2回無死、打席に村上を迎えると、初球は159キロ直球を投球。カウント1-0から変化球でカウントを整え、最後は真ん中やや高めの160キロ直球で空振り三振を奪った。「最後はいいところに行ってくれたので良かった。練習試合とはいえ、ホームランを打たれたくなかったので、抑えられて良かった」と対決を振り返る。初回先頭の丸山和から村上まで4者連続の奪三振。直球、フォークボール、スライダーで投球の組み立てに「初戦としてはバランスよく、変化球を含めて投げられたと思う」と手応えを口にした。

 村上とは2021年6月10日の試合(ZOZOマリン)で初対戦。プロ初被弾を喫し、昨年の球宴では161キロを中前打された。まだ2月の段階ではあるが、大きな「壁」を超えることで、世界一に向けての弾みをつけた形だ。

 急ピッチで状態を上げてきた。今月9日、初実戦形式となったライブBP(シート打撃)では、早くも自己最速に4キロに迫る160キロを計測。その後も複数回のブルペン投球をこなすなど、確実に段階を踏んだ。14日には初実戦を前に「今年初めての対外試合、初めての糸満での試合、ファンの皆さんに楽しんでもらえるように精いっぱい投げたい」とコメント。言葉通りの投球をマウンド上で示してみせた。春季キャンプ、そして今季初実戦で得た自信と手ごたえを胸に、17日からの強化合宿に臨む。


 【CHECK!有藤通世】「戦闘モード」の佐々木朗と「調整モード」の村上。2回の侍対決では、その差が鮮明に出たと思う。

 佐々木朗はWBCに向けて既に完全な戦闘モードに入り、初回から「一球の隙も見せない」という投球スタイルだった。村上にはカウントを取るフォークと空振りを取るフォークで追い込み、最後は160キロの直球。日本一の打者に対して強気に内角に投げ込み、どう反応するかを見たかったはず。大いに手応えを得た一球だった。

 フォークで追い込まれた村上は、最後も変化球が頭にあっただろう。直球に完全に振り遅れたが、WBCへ向けてまだ調整モードに見えた。その段階で切れ味満点だった令和の怪物を打つのは至難の業だ。佐々木朗にしてみれば、WBCで外国人選手を相手に変化球で追い込み、直球で仕留める配球も思い描くことができる。

 昨季に比べても直球、フォーク、スライダーとどの球種でもフォームが安定し、バランスが一切崩れない。WBCはもちろん、シーズンでもどれだけ勝ち星を伸ばすのか。大いに期待を持たせてくれる29球だった。


 ロッテ5年目の山口が2打席連発と気を吐いた。初回1死一塁で高梨の直球を左中間へ先制2ラン。3回は高橋の直球を、バックスクリーン左へ2ランとした。チームにとっても対外試合4戦目での初アーチ。「(フォローの)風が吹いていたので入ると思った。チームで一番最初に打ちたかった」。佐々木朗には「今日も素晴らしい球を投げていた。日本の力になれるように、チームのみんなで応援したい」とエールを送った。


 ロッテは15日、自家用車を使ってマリーンズを応援する「DRIVER’S CREW(応援ドライバー)」と題したファン参加型の応援キャンペーンを開始した。

 スマートフォンアプリ「チアドライブ」を用いて行うファン参加型の応援キャンペーンで、アプリを登録し、キャンペーンに申し込むとリアガラス一面に貼ることができる巨大オリジナルリアステッカーが郵送される。それをを自家用車に貼り、3月1日~4月16日までの期間に走行すると、走行距離に応じた特典として「限定オリジナルTシャツや」、抽選で「選手直筆サインボール」が当たる内容となっている。ステッカーは3種類のデザインから選択可能。

 参加資格は球団公式ファンクラブ「TEAM26」会員が対象で、無料会員も参加可能。申し込み期間は15日午前10時から3月10日午後11時59分まで。応援走行期間は3月1日から4月16日までで、参加台数の上限はない。キャンペーン参加費は5000円(税込み)となっている。
(以上 スポニチ)



「朗希VS村神様」は、WBCで理想とする160キロの内角ストレートが圧倒した。侍ジャパンのロッテ佐々木朗希投手(21)が15日、沖縄・糸満市西崎球場での練習試合ヤクルト戦に今季対外試合初登板初先発。3月のWBCでともに主力として戦う村上宗隆内野手(23)を空振り三振に斬るなど、4者連続を含む2回5奪三振と快投。WBC球での自身最速タイ160キロを2度計測し、変化球の精度も納得の表情。17日から始まる侍ジャパン宮崎合宿に向け、順調そのものだ。
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佐々木朗にとっては予告奪三振だった。村上を1-2と追い込んだ4球目。160キロの内角低め直球で空振り三振。「最後は良いところにいってくれた。練習試合とはいえ、ホームランは打たれたくなかったので、抑えられて良かった」。試合前、捕手の松川に「インコースのまっすぐで三振をとりたい」と宣言。村上との対決は、WBCに向けた準備の成否を測る指標でもあった。

左打者の内角低め直球であり、右打者の外角低め。佐々木朗はバッターボックスのラインに捕手に構えてもらい、そこに投げ込むことを重視してきた。昨年11月の強化試合ではWBC球に対応できず、抜け球も目立った。基本に戻り、自身の力がもっとも伝わるコース。そこに制球できることは指にしっかりかかった証拠にもなる。変化球も右打者にはスライダー、フォークも交ぜるが、左打者にはフォーク偏重になって球種が少なくなることから、WBCで対戦する左の強打者対策も「内角直球」が生命線になると考えている。「(バッターボックスの)ラインに投げられたのは良かったし、継続していきたい」。手応えをつかんだ1球でもあった。

昨日の敵は、今日の友-。村上の存在には「一緒に戦っていく中で頼りになりますし、たくさん頼っていく気持ち。点をとってくれると思って、思いきり投げられるかなと思います」。投打の主力として信頼しあうからこそ、この日の結果が自信にもつながった。

村上以外からは新しい握りも試すスライダーやフォークで、初回先頭から4者連続を含む2回で5奪三振。「空振りをとれたんですけれど、これで良しというわけではない。たくさん投げていく中で仕上がっていければ」。まだまだ精度を高める努力を重ねる。すべての球種で「今は自分の中で普通に投げられているというか、握れている」と断言。あとはケガなく。世界の猛者を斬る準備は、さらに1段階進んだ。【鎌田直秀】


WBC日本代表のロッテ佐々木朗希投手(21)が、練習試合ヤクルト戦に今季対外試合初登板し、2回29球を投げ1安打無失点と好投。2回で5三振を奪う圧巻の内容だった。

いきなり丸山和から145キロのフォークで空振り三振を奪うと、侍ジャパンの中村にも143キロのスライダーで空振り三振。内山には145キロのフォークで3者連続空振り三振でスタートした。

2回の先頭は侍ジャパンでも主軸を担う村上宗隆内野手(23)と対戦した。フォーク2球で追い込むと、最後はインコースに160キロの直球をズバッと決めて空振りを奪い、4者連続三振。「最後は良いところにいってくれて良かった。練習試合とはいえ、ホームランは打たれたくなかったので、抑えられて良かったなと思います」と納得の表情だった。

佐々木朗にとっては左打者の内角直球の勢いや制球を重要視し続けてきただけに「(バッターボックスの)ラインに投げられたのは良かったと思うし、継続していきたい」と直球への手応えをつかんだ1球でもあった。

右打者へのスライダー、左打者へのフォークもテーマの1つだったが、「軸として投げられるかなと思いました。空振りはとれたんですけれど、だから良しというわけではない。投げ続けて仕上げていくしかない」。滑りやすいとされるWBC使用球にも「いまは自分の中では普通に投げられたり、握れていると思う。変化球を含めてバランス良く投げられた」と強調した。

ともにWBCでも投打の軸として期待される2人だ。佐々木朗は村上の存在について「一緒に戦っていく中で頼りになりますし、たくさん頼っていく気持ちで思いきり投げられるかなと思います」。打席での印象は「すごく大きくて…。すごいなと思いました」と心強い味方となることに感謝した。

16日には沖縄・糸満を離れ、侍ジャパン投手コーチを兼務する吉井理人監督(57)と一緒に合宿地の宮崎入りする予定だ。「本番に向けて、これまで良い準備が出来ている」。17日から始まる合宿前の上々の準備を証明した29球だった。【鎌田直秀】


侍ジャパン投手コーチを兼務するロッテ吉井監督が佐々木朗希投手の直球に「しっかり投げられているかなと見ています」と太鼓判を押した。

「プー」と表現してきたスライダーには「まだ分からない」と慎重。今オフから新しい握りで成熟を目指してきたが「朗希に『こうしたほうがいい』とは言っていない。(米国で)いろいろな人のスライダーを聞いてきたので『こんな投げ方をしているよ』ということを話した」とヒントを与えたことを明かした。


ロッテが「3番左翼」で先発出場した山口航輝外野手(22)の2打席連続2ランなどでヤクルトに快勝した。

山口は1回裏1死一塁から左中間に先制2点適時本塁打を放った。今季の対外試合チーム初弾に「みんながまだ打っていないのは分かっていたので、最初に打ちたいと思っていた。良かった」と笑顔を見せた。

2打席目は3回裏1死一塁。WBCの侍ジャパン左腕・高橋奎二投手(25)の直球をフルスイングし、中越え場外2ランで約4000人の観衆を驚かせた。「自分が理想としている、力だけでなく下半身を使ってバランス良く打てた。完璧に捉えました。球界を代表するピッチャーから打てたことは、今後の自信につながると思います」。16日のDeNA戦(宜野湾)などの練習試合やシーズンへの手応えにもなった。

2回5奪三振無失点でWBCに向けた上々の投球を披露した佐々木朗希投手(21)へのエール弾でもあった。「素晴らしいピストルのような球を投げていましたし、代表にいっても日本の力になってほしい。チームのみんなも応援している」と期待を寄せた。【鎌田直秀】


ロッテは15日、西野勇士投手(31)が16日に行われるDeNAとの練習試合(午後1時開始、宜野湾)に先発登板することを発表した。

糸満市西崎球場で練習した西野は「今年初めての対外試合となるので、自分の現状を確認しながら投げたいと思います」と話した。
西野は昨季、リリーフとして37試合に登板。36回1/3を投げ、3勝3敗15ホールド、防御率1.73の成績を残している。


ロッテは14日、3月19日の西武とのオープン戦(午後1時開始、ZOZOマリン)終了後に「2023プレシーズントークショー」を開催することを発表した。選手によるトークショーと写真撮影を予定。参加選手は決定次第、球団公式サイトで発表する。

当日は、観戦者全員が座席から観覧が可能。事前に抽選で選ばれた900人のシーズンシートオーナーは、グラウンドでイベントに参加することが可能だ。


ロッテは15日、自家用車でロッテを応援する「DRIVER'S CREW(応援ドライバー)」と題したファン参加型応援キャンペーンを開始したことを発表した。

スマートフォンアプリ「チアドライブ」を用いるキャンペーン。アプリを登録して申し込むと、リアガラス一面に貼ることが出来る巨大オリジナルリアステッカーが郵送される。ステッカーは3種類のデザインから選択可能。応援走行期間中の3月1日から4月16日までの間、自家用車に貼って走行すると、走行距離に応じた特典として「限定オリジナルTシャツ」や抽選で「選手直筆サインボール」が当たる。参加資格は球団公式ファンクラブ「TEAM26(チームニジュウロク)」会員が対象。無料会員も参加可能だ。詳細は株式会社チアドライブ公式ホームページにて。
(以上 日刊)



 ロッテの佐々木朗希投手(21)が15日、ヤクルト・村上宗隆内野手(23)との侍対決を制し、順調な仕上がりを見せつけた。今季初実戦となったヤクルトとの練習試合(糸満)で、村上をこの日最速160キロの直球で空振り三振。初回先頭から4者連続三振を奪うなど、2回1安打無失点、5奪三振と圧倒。習得中の新型スライダーでも三振を奪うなど、最高の状態で17日から始まるWBCへ向けた侍ジャパンの強化合宿へ乗り込む。

 左膝を高く上げ、佐々木朗は強く右腕を振った。狙い通りのインコース160キロ。村上のバットが空を切り、松川のミットが乾いた音を響かせると、外野席まで開放されたスタンドが歓声に包まれた。2回先頭で実現した、完全男と3冠王の直接対決。佐々木朗は「最後はいいところにいってくれた。ホームランは打たれたくなかったので、抑えられてよかったなと思います」と控えめに喜んだ。

 立ち上がりから圧倒的だった。初回は3者連続空振り三振。村上まで4者連続三振だった。長岡に左前打こそ許したが、2回1安打無失点、5奪三振。その中でも村上の打席は、配球も特別だった。他の4つは全て変化球が決め球だったが、村上に対してはフォークで追い込み、内角直球で勝負。松川は「指にかかったいい真っすぐで三振が取れた。話していた通り配球もできましたし、インコース真っすぐで三振を取りたいと言っていたので、気持ちよかったですね」と明かした。

 握りを変え、斜めに落ちるように鋭く曲がる新型スライダーにも手応えがあった。「今日に限っては左バッターにフォーク、右にスライダーを軸として投げようと思ってました」とテーマを設定。右の中村に対し、3球スライダーを続けて三振に仕留めるなど、勝負球としても十分に機能した。本人も「改善していかなきゃいけない部分はあると思うけど、ストライクが取れたり、空振りが取れたのはよかった」とうなずいた。

 スタンドで視察した楽天の長島プロスカウトは「文句なし。この時期にあれだけのボールを投げられたら打てない。腕を振って、フォークもスライダーも操れている」と絶賛。侍でコーチを務める吉井監督も「順調にきてると思います」と評価した。17日からの侍合宿へ向け、16日に宮崎入りする164キロ右腕は「ここまでいい準備ができているので、本戦に向けていい練習、いい準備をして臨めたら」。万全の態勢を整え、世界をねじ伏せる。(山口 泰史)


 ロッテの佐々木朗希投手が15日、今季初の実戦登板。初回先頭から2回先頭の村上まで4者連続三振を奪うなど、2回を投げ1安打無失点、5三振を奪った。球数は29球だった。

 初回、丸山和、中村、内山を3者連続空振り三振。内山への3球目に160キロをマークするなど、力のある直球にフォーク、スライダーも低めにコントロールし、この回バットに当てられたのは中村のボテボテのファウル1球だけ。決め球は全て変化球だった。

 2回先頭で迎えた村上は、変化球で追い込むと160キロの真っすぐで空振り三振。ここまで4者連続三振とした。続く長岡に詰まりながらも左前に落とされ初安打を許すと、続く宮本の打席で二盗。さらに宮本の遊ゴロの間に三塁へ進まれ、2死三塁とピンチを背負ったが、奥村に粘られながらも146キロのフォークで空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。


 ロッテの佐々木朗希投手(21)が15日、ヤクルト・村上宗隆内野手(23)との侍対決を制し、順調な仕上がりを見せつけた。今季初実戦となったヤクルトとの練習試合(糸満)で、村上をこの日最速160キロの直球で空振り三振。初回先頭から4者連続三振を奪うなど、2回1安打無失点、5奪三振と圧倒。習得中の新型スライダーでも三振を奪うなど、最高の状態で17日から始まるWBCへ向けた侍ジャパンの強化合宿へ乗り込む。

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 佐々木朗は変わったな。昨年に比べると明らかに力が抜けた。余計な力が抜けるからボールがほとんどベルトより低めに行っている。そして、ストライクゾーンから低めに落ちるフォーク。あそこに投げられたら、打者はお手上げだよ。

 村上にはフォークを2球続けた後、内角いっぱいへ160キロのストレート。あのコースにあの球を投げられたら村上だけではなく、誰も打てない。シーズン中の村上だって打てないだろう。とにかく佐々木朗が特別なのであって、村上は次の打席で二木の変化球をうまく捉えているから心配は無用だ。

 佐々木朗にあえて注文があるとすれば2点。その村上を三振に取って4連続奪三振とした直後、長岡に初球を左前に打たれた。詰まった当たりだったが、何の気なしに投げたストレート。外国人選手は甘い球なら初球からでもどんどん打ってくる。国際試合では注意する必要がある。

 もう一つ。2回2死三塁、奥村を1ボール2ストライクと追い込んで6、7球目。おそらく三振を取りにいったのだろう。フォークがショートバウンドになって見送られた。力んで投げるとこうなるということだ。

 それにしても、佐々木朗のスケールの大きさはすごい。これだけの球の速さと力があるのだから、WBCでは抑えに使っても面白い。連投に不安があるし、ストッパーは未経験でもあるから実現はしないと思うが、そんな夢も見たくなる。シーズンに入ったら、昨年までの投球数のリミットも外していいのじゃないか。(スポーツ報知評論家・堀内恒夫)
(以上 報知)



160キロで〝村神様〟斬り-。3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表のロッテ・佐々木朗希投手(21)が先発し、2回1安打無失点と圧巻の投球を見せた。日本代表でチームメートの村上宗隆内野手(23)からこの日最速の160キロで空振り三振を奪うなど5奪三振。今季初実戦でWBC使用球の適応に手応えをつかみ、17日から始まる宮崎での強化合宿に合流する。

〝令和の怪物〟と〝令和の怪童〟の対戦に、4000人が詰めかけた糸満市西崎球場の興奮は最高潮に達した。二回、侍ジャパン同士の夢対決が実現。最速164キロを誇る佐々木朗は村上に真っ向勝負を挑んだ。カウント1-2と追い込んでから、この日最速タイとなる160キロの内角直球で空振り三振を奪った。

「最後(の直球は)いいところにいった。練習試合とはいえ、ホームランは打たれたくなかったので、抑えられて良かった」 

有言実行だ。二回、先頭の村上に対する初球は159キロのボール。鋭く落ちるフォークボール2球でストライクを奪って追い込むと、最後は内角低めへ。捕手の松川は「試合前に『インコースの真っすぐで三振を取りたい』と言っていた。その通りに打ち取れた」とうなずいた。村上との対戦は昨年7月の球宴以来通算3度目(5打席目)。2021年6月10日の初対戦ではプロ初被弾を浴びるなど、これまで3打数2安打。この日は滑りやすいとされるWBC使用球を操り、直球で空振り三振に斬った。 

一回には日本代表の2番・中村からスライダーで空振り三振を奪った。WBC日本代表の投手コーチを兼任する吉井監督が、米国で学んだメジャーリーガーの握りをいくつか教わった中から、自身に合う握りを選んで改良したスライダー。昨季までより縦に鋭く落ちる武器を使いこなし、一回に3者連続三振を奪うなど2回1安打無失点。アウト6つのうち、5つが空振り三振と圧倒的な内容だった。吉井監督は「順調にきていると思います」と仕上がりを高く評価した。

国際大会の日本代表に名を連ねるのは、岩手・大船渡高3年時の2019年のU-18W杯以来。当時は2次リーグの韓国戦に登板したが、右手中指のまめの影響があり、1回で降板。19球しか投げられなかった。先発としての責任を果たせず、チームは4-5で敗戦。奥川(ヤクルト)らと世界一を目指したが、5位に終わった。「力になれないもどかしさがあった。今回はしっかりチームに貢献したい」。昨年11月以降、WBC使用球のみを握って調整するのは強い覚悟の表れだ。

16日に宮崎に移動し、17日からは強化合宿に臨む。「(村上の存在は)一緒に戦っていく中ですごく頼りになる。たくさん頼って、たくさん点を取ってくれると思うので思い切って投げられる」。最強の仲間とともに、世界を舞台に実力を示す。(武田千怜)


ロッテは3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に名を連ねる佐々木朗希投手(21)が先発し、2回1安打無失点、5奪三振に抑えた。一回は丸山和、中村、内山を3者連続三振。内山に対する3球目には160キロを計測した。

二回の先頭は昨季セ・リーグ三冠王に輝いた村上。追い込んでから160キロの直球で空振り三振を奪った。5番の長岡に左前打を浴びたが、続く宮本を遊ゴロ、奥村を空振り三振に斬り、無失点でマウンドを降りた。


3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表のロッテ・佐々木朗希投手(21)が15日、沖縄・糸満キャンプで行われたヤクルトとの練習試合に先発し、2回1安打無失点と圧巻の投球を見せた。一問一答は以下の通り。

--今季初実戦で2回無失点、5奪三振
「初実戦にしてはバランスよく、変化球も含めて、全体的にまとまりのある中で投げられたかなと思います」

--変化球も多く投げていた。感覚は
「まだベストではないですけど、去年の強化試合よりもよくなっていますし、これから投げていけばもっとよくなる」

--石垣島キャンプで念入りに練習してきたスライダーの感触は
「まだ改善しないといけない部分はあるけど、ストライクゾーンに投げたり、空振りを取れたりしたのは、よかった」

--村上に対し、内角低めにいい直球を投げた(この日最速160キロで空振り三振に)
「たまたまだと思うんですけど、しっかりあそこのラインに投げられてよかった。これもしっかり継続していきたい」

--変化球をさらにレベルアップするには
「投げ続けていくしかない。たくさん試合で投げていく中で、仕上がっていけばなと思う」

--滑りやすいといわれるWBC使用球。力の入れ具合は変えているか
「最初は力が入るなどいろいろ違いがあったけど、今は自分の中で普通に投げられている」

--楽天の松井裕はリリースの瞬間に力が入ると言っていた
「最初はそういう感じがあったけど、今は慣れてきて、そういう感じは減ってきた」

--WBC使用球への対応は積み重ねが大事
「一番は慣れだと思います」


中軸候補の山口がヤクルトとの練習試合で2打席連続本塁打を放った。三回の2本目は日本代表の高橋の高めの速球を中堅左の場外まで飛ばし「完璧。理想の形で打てた。自主トレーニングからやってきた下半身を使うということができた一本」と胸を張った。

第1打席は高梨から左中間席へ運んだ。昨季は4番打者も務め、22歳で飛躍を期待され「最初に本塁打を打ちたいと思っていた。これからもチームを引っ張っていける一本を多く打っていきたい」と自覚を口にした。(糸満)


3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表のロッテ・佐々木朗希投手(21)が沖縄・糸満で行われたヤクルトとの練習試合に先発。侍ジャパンで同僚となる村上から160キロの直球で空振り三振を奪うなど、2回1安打無失点、5奪三振と好投した。

今季初実戦で仕上がりの順調さをうかがわせ、慣れないWBC球での投球にも不安のない佐々木に対し、早くも韓国メディアが警戒を強めている。1次リーグB組の日本と韓国は3月10日の第2戦(東京ドーム)で激突する。中央日報は佐々木の投球内容をいち早く速報し、「最年少で完全試合を達成した佐々木は韓国戦の先発候補のひとりに挙がっている」と警戒を強めた。


沖縄本島の最南端、糸満市でプロ野球の試合が行われるのは約30年ぶり。ロッテ・佐々木朗希VSヤクルト・村上宗隆の「夢の侍ジャパン対決」を見ようと4000人が球場に駆け付けた。

市の職員は「大きな声では言えませんが、やっぱり興味があるみたいで、学校を休んできた子もたくさんいるようです」と明かした。少年野球チームに所属する小学4年生の孫とともに観戦に訪れた糸満市在住の金城正吾さんは「佐々木選手や村上選手を見ることができて最高です。孫も喜んでくれた」と目尻を下げた。
(以上 サンスポ)



 侍対決を制した。3月のWBCに出場する侍ジャパンのロッテ・佐々木朗希投手(21)が15日、練習試合・ヤクルト戦(糸満)で今年初の対外試合に登板した。先発して2回無失点で5奪三振。日本代表でチームメートの村上から4者連続となる空振り三振を奪うなど圧巻の投球だった。

 二回無死。“令和の怪物”と“村神様”対決に、観客席を埋め尽くす4000人の視線が一点に集まった。初球は外角低めの159キロはボール。それでも2球連続のフォークで追い込む。4球目。この日最速タイの160キロの内角直球で振り遅れ気味の空振り三振に仕留めた。「練習試合とはいえホームランを打たれたくなかった。抑えられたのでよかった」と冷静に話した。

 試合前には、バッテリーを組んだ松川と「インコース真っすぐで三振を取りたい」と話していた。21年6月10日の公式戦初対戦でプロ初被弾を喫したが、今年初対戦は“予告通り”にバットで空を切らせた。

 村上以外にも付け入る隙を見せなかった。初回は3者連続三振。3番・内山の3球目には160キロを計測した。WBC公式球で29球を投げて打者7人に1安打しか許さず、中日・吉原編成イースタン担当は「一つ一つのボールの精度がずぬけている」と目を見張った。

 佐々木朗は「初実戦にしてはバランスよく、変化球も含めて、まとまりのある中で投げられた」と手応えを得た。17日からは宮崎市での侍ジャパン強化合宿に参加する。「本戦に向けてしっかりいい準備で臨めたら」。不安はない。自信を持って日の丸を背負う。


 ロッテの先発・佐々木朗希投手は、初実戦で2回29球を投げ、1安打無失点だった。この日最速160キロの直球にスライダー、フォークを織り交ぜ5奪三振をマークした。

 初回、丸山和を直球とフォークで空振り三振。侍ジャパンの中村にはスライダーも投じて仕留めた。3番・内山には3球目で160キロを計測。ここでも空振り三振を奪った。テンポよく投げ込み、3者連続三振を奪った。

 二回には、先頭で村上と対決。バットには1度も球を当てさせず、この日最速160キロ直球で空振り三振。続く長岡には中前打を許したが、最後は奥村をフォークで空振り三振と、ヤクルト打線を封じた。

 佐々木朗は村上と、2021年6月10日の交流戦と、昨年7月27日の球宴で2度対戦していた。1度目の対戦では村上にプロ初被弾。2度目の対戦の第1打席目で中前打を浴びていたが、この日は右腕に軍配が上がった。


 ロッテ・山口航輝外野手が2打席連続で本塁打を放った。

 初回1死一塁だ。先発・高梨の7球目を捉え、左中間芝生席へ先制2ラン。試合の流れを作った。

 2-0の二回1死一塁の第2打席でもバットが火を噴いた。「侍ジャパン」に選出されているヤクルトの2番手・高橋が投じた直球を完璧に捉え、左中間芝生席へ。2ランとし、連発でアーチ。歓声に包まれながらダイヤモンドを一周した。

 今季の目標は30本塁打。期待の打撃を見せつけた。
(以上 デイリー)



 ロッテがホームラン3本の一発攻勢で勝利。侍ジャパンに選出されている佐々木朗希を含む6人の投手による継投で逃げ切った。

 ロッテは初回、「3番・レフト」でスタメン出場した山口航輝の2ランホームランで先制。山口は、続く第2打席にも左中間スタンドにホームランを放ち、2本塁打4打点の活躍をみせた。「8番・二塁」でスタメン出場した池田来翔も、2ランを含む2安打と躍動。

 また、先発マスクをかぶった高卒2年目の松川虎生と、途中出場した育成出身高卒3年目の山本大斗がマルチ安打をマークし、首脳陣への好アピールを見せた。

 投げては、先発の佐々木朗が最速160キロのストレートで村上宗隆を三振に打ち取るなど、2回5奪三振無失点に抑える見事な投球を披露。17日から始まるWBC日本代表合宿に向け、順調な調整ぶりを示した。

 2番手で登板した坂本光士郎も、古巣打線を相手に1イニング2三振を含む三者凡退と好リリーフ。一方で、今季リリーフの一角として期待されている東妻勇輔は、2回2失点と課題の残る内容だった。


侍メンバー村上との対戦も
 WBC日本代表に選出されているロッテの佐々木朗希投手が15日、ヤクルトとの練習試合に先発登板。2回を無失点に抑える好投を披露した。

 初回、佐々木は三者連続三振で完璧な投球を見せ、続く2回には1安打は打たれたものの無失点にまとめ、順調な調整ぶりをアピールした。

 同じく侍ジャパンに選出されている村上宗隆との対戦では、インコースへのストレートで空振り三振。1打席のみの勝負ではあったが、次世代エース候補の佐々木に軍配があがった。

 佐々木はこの後チームを離れ、17日から始まる侍ジャパンの合宿に参加する予定。侍ジャパンはNPBチームとの強化試合を6試合行ってから、東京ドームで行われるWBC本大会に臨む。 


今季は4番として活躍が期待される
 ロッテの山口航輝選手は15日、ヤクルトとの練習試合で2打席連続ホームランを放ち、順調な仕上がりをアピールした。

 「3番・左翼」で先発出場した山口は、初回一死一塁で迎えた第1打席に高梨裕稔の速球をレフトスタンドへ放り込むと、続く第2打席では侍ジャパンに選出されている高橋奎二の初球を左中間スタンドへ。2打席連続2ランで、自主トレから春季キャンプにかけての練習の成果を存分に発揮した。

 山口は、明桜高から2018年ドラフト4位でロッテに入団。昨季は102試合に出場し、打率.237、16本塁打をマークし、5年目の今季はシーズンを通してクリーンアップの一角を担う活躍が期待されている。

 シーズンオフの自主トレでは、西武の山川穂高選手とトレーニングを共にした。昨季2冠王に輝いた山川に弟子入りし、更なる飛躍が期待される今シーズン。本人は30本塁打をシーズン目標に掲げており、飛躍が期待される。 


 ロッテは15日、本日より自家用車を使ってマリーンズをする「DRIVERS CREW (応援ドライバー)」と題したファン参加型の応援キャンペーンを開始したと発表した。

 DRIVERS CREW (応援ドライバー)とはスマートフォンアプリ【チアドライブ】を用いて行うファン参加型の応援キャンペーン。アプリを登録し、キャンペーンに申し込むとリアガラス一面に貼ることが出来る巨大オリジナルリアステッカーが郵送される。ステッカーは3種類のデザインから選択可能。オリジナルリアステッカーを応援走行期間中である3月1日~4月16日までの間、自家用車に貼って走行すると、走行距離に応じた特典として「限定オリジナルTシャツや」、抽選で「選手直筆サインボール」が当たる内容となっている。

 また参加資格は球団公式ファンクラブ「TEAM26(チームニジュウロク)」会員が対象となる。無料会員も参加可能だ。

▼ DRIVERS CREW申し込み詳細
<DRIVERS CREW (応援ドライバー)申し込み詳細>
申し込み期間:2月15日(水)10時00分~3月10日(金)23時59分
応援走行期間:3月1日(水)~4月16日(日)
参加台数:上限なし
参加条件:2023年度公式ファンクラブ「TEAM26」会員
※無料会員も参加可能
キャンペーン参加費:5,000円(税込)
走行特典:参加記念(全員特典):オリジナルリアステッカー、260km走行達成:キャンペーン限定オリジナルTシャツ、610km走行達成:TEAM26有料会員の中から抽選で5名に選手直筆サインボール
※その他詳細に関しては株式会社チアドライブ公式ホームページにて
(以上 ベースボールキング)

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