毎年6月の1週間、袖ヶ浦市書道連盟に加入している団体が集まって展覧会を行っています。お近くにお越しの際は、どうぞお気軽に御覧下さいませ。
会期：平成23年6月5日（日）～6月11日（土）
会場：袖ヶ浦市民会館1階（ホワイエ）
私も雅号「英翔」で出品させていただいております。不思議なもので、何枚書いても最初に書いた作品が一番いいということがよくあります。最初に書くときは、うまく書こうという欲がないのでお手本をよく見ているのですが、慣れてくると欲と邪念に加え、中途半端な技巧が出てきて、その結果暴れた字になってしまいます。お手本に忠実なだけでは個性がないのですが、個性が出すぎてもまずい。そのバランスがなかなか難しいところです。
今回はとりあえず書いてみた・・・という最初の作品を出品することになってしまい、やや不本意なのですが、御覧いただけましたら幸いです。後日同じサークルのメンバーの作品も併せてアップしたいと思っております。
5月22日に札幌で主人の姪の結婚式があるので、19日から北海道へ行ってきました。主人の実家は札幌の隣町の石狩市なのですが、今回はちょっと函館で遊んでいこうということになりました。
函館に行くのはほぼ30年ぶり。3月11日の震災で、ここ函館も被害を受けたそうで、閉鎖していた朝市も復活していましたが、震災以降観光客は激減。どこへ行っても貸し切り状態・・・でした。人の頭ばかりをながめる混雑もうんざりですが、閑古鳥が鳴いている中の観光もいまいち盛り上がりに欠けるものだと実感。はやく以前の活気を取り戻してほしいものです。ちなみに函館観光は手っとり早く定期観光バスを利用しました。お値段もお手ごろで、十分楽しめました.
ところで、北海道はやっぱり広いですね。函館から札幌って東京から横浜くらい？なんて感覚だったのですが、特急列車に乗っても3時間半かかりました。季節を変えてまた訪れたいと思います。
いつものゴールデンウィークは、どこへも出かけず夏花壇の準備をするのですが、今年は仙台の伯母の家に自称お片づけた隊として行ってきました。
幸い伯母宅は被災をしなかったのですが、書斎の本棚が倒れ足の踏み場がないと聞いていたので、早く片付けに行かなくてはと思っていました。やっと新幹線が復旧し、いざ東北へ。
全国的に旅行自粛ムードでしたが、それでも新幹線の指定席は見る間に売れてしまい、予定していた時間より遅い出発、早い帰りの切符になりました。東京駅の新幹線乗り場の近くには東北地方の駅弁売り場が出来ていて、東北を応援しようと駅弁を買い求める人があふれていました。私もその人混みの中、やっとの思いで駅弁をゲット。ちょっとだけ東北を応援した気分になりました。
仙台駅に着くと印象は以前とほとんど変わらず、あの震災が本当にあったのかと信じられない思いでした。街並みも一部しか見ていませんが、震災の爪痕というのは感じられませんでした。でもタクシーの運転手さんから、少し前までは報道関係者、今は保険関係者がタクシーをチャーターしているので、待機しているタクシーが少ないと聞いたり、ボランティア受付所があるのを見ると、やっぱり現実なんだなと思いました。
新幹線の車体に頑張ろう東北！という文字が描かれているのを見て、思わず頑張ろう！！とつぶやいる自分がいました。
