ガレージのoff life

体力と根性の無いオイラのOFFタイム

三陸、牡鹿半島 地震災害

2011年03月19日 | Weblog

去年のゴールデンウィークにチャリンコで三陸海岸の旅行に行ってきました。

一関から気仙沼に行ってそこから南下して牡鹿半島を回って松島までの旅でした。

美しい三陸の海岸沿いを潮風を受けながら走り

疲れて立ち寄ったカフェ 建物が断崖に建ってあり足元から海がみえる

素敵なお店でした。

美味しいコーヒーをいただき体も心も癒されました。

志津川では路面で魚や貝を焼いていて匂いに誘われて立ち寄り美味しくいただいてきました。

この魚屋のお母さんも今どうしているのか・ ・ ・ ・ ・

お店の裏が海なのですから    思うと悲しくなります。

 

GWだったので「南三陸潮騒まつり」と言うお祭りをやっていて

太鼓や御囃子が鳴り響いて露店がたくさん出ていて

地域の人たちが楽しんでいました。

鯉のぼりが何十匹も空を泳いでその下では子供たちが楽しく走り回り

日本のどこにでもありそうな穏やかな楽しい風景がそこにありました。

南三陸を過ぎ北上川を渡って牡鹿半島に向かいました。

予約していた民宿「みのる荘」鮎川港の近くで「ホエールランド」のすぐ裏にあります。

牡鹿半島に入ったころにはオイラの体力も結構バテていて

途中チャリのトラブルにも会い真っ暗になってもまだチャリをこいでいました。

あまりにもオイラが来ないので外に出てズット待っていてくれた民宿のおばさん。

寝たきりの母親を看病しながら民宿を運営して時々そばにある自宅に

母親の世話をしに戻りながら宿泊客の仕事をしていました。

寝たきりの家族のいる方は自分だけ逃げるわけにはいかないので

ご家族の方みんな無事に避難できたか心配です。

ニュースでは牡鹿半島のかたは1000人以上亡くなったとあります。

こんな小さな漁村で1000人って大半の人たちでしょうけど

心よりご無事をお祈りしております。

自然災害の冷酷残酷さを痛切に感じ大自然の前では人間はあまりにも無力で

頼りない存在なのです。

人々は豊かさにオゴルことなく一人ひとりが手をとりあって助け合わなければ

この自然に立ち向かっていけない存在であることを痛感しました。