ヴォルガ・ドニエプル航空 Il-76/78/82

昨年、11月30日に新千歳空港で撮影した　ヴォルガ・ドニエプル航空　Il-76TD　RA-76952機　です

ミャンマーからの飛来機で、昨年12月1日のブログで出した時の機体です

着陸用の滑走路に飛来着陸した機影が、変な機体でどう観ても軍用の輸送機で…変だなと…

近くの第7師団の基地の連山(海軍の陸攻です)滑走路(現在使われていない)に、昔、民間機が間違えて着陸したということを知っていたので、まさかと…

じっくり観ると機体が派手なので、民間機のような雰囲気を醸していて、写真を投稿したら民間機と判明

こんな軍用輸送機として開発された機体の民間型、あるんですね…おそロシア…です…

1960年代後半から旧ソ連が開発して、1971年に初飛行したイリューシン設計局の輸送機です

高翼で胴体にギアが並び、垂直尾翼がT字翼、オーソドックスな軍用輸送機の形態をしていて、どう観ても輸送機です

高翼が機体胴体の上に乗せられるように造られていて、胴体の荷物の積載空間を確保しているのが見て取れます

さらに今の民間機では珍しい4発機なので、重量物を運ぶパワーを感じさせて、この型は48tの荷物を運べます

戦車が50tクラスですから、1台積めるみたいです、日本にも何度も飛来していて、B787　の部品をアメリカに輸送したりしているようです

ミャンマーからの飛来ですから、土木や発電所関係の大型部材を製造国から輸送した帰路なのでしょうか

おまけ、中日本航空の機体、この日、偶然に機影を撮影しました、主翼が低翼の直線テーパー翼で　桜花　を思わせます