9月21日に新千歳空港で撮影した スーパーマリン・スピットファイヤー(Supermarine Spitfire) です
飛来する情報は有ったようですが、私は知りませんでした、レシプロ機の音がしたのでレンズを向けたら信じられない機体が…
伝統の鶴丸 とのツーショットです、夢中でシャッターを押しながら、私の頭の中ではこの機体がスピットファイヤーであることが、どうしても理解できませんでした
スポットファイヤー戦闘機は、ライバルのBf109と同様に航続距離が短いので、新千歳空港に飛来するにしても日本海を横断など出来ないですし…
後で地図を見たら、サハリンからはギリギリで飛んでこれるのですね、重たい機銃なども降ろしていますし
スピットファイヤーの特徴の一つである、美しい楕円翼と、主脚の引き込み方がこの写真でも出ていますね
この機体はイギリス企業の所有の民間機で、世界一周の途中らしく、主翼に機銃などの武装はないですし、塗装スピットファイヤーらしくないです
RAFの迷彩で蛇の目の国籍マークがないと決まらないですが、それでも確かにスピットファイヤー戦闘機ですよね
この日は何気なく新千歳空港に旅客機の写真を撮影に行ったのですが、撮影終盤の最後に、こんな大物が飛来するとは思ってもみませんでした
零式艦上戦闘機 や P-51マスタング は飛んでいる姿を観たことがあるのですが、日本でスピットファイヤーを観ることができるとは思ってもみませんでした
普段は、B777 や A350 等が使用する滑走路・誘導路をスピットファイヤーが使用しているのは、現実離れしていて不思議な雰囲気です
この頃の戦闘機の特徴として尾輪式なので、前方の視界が悪い為かパイロットが横に乗り出しながら誘導路を進んでいるのが判ります
この次の日、直ぐに本州へ飛行していったようです、この日の新千歳の展望デッキ、何時もよりも人が多かったです
誘導路を通って国際線ターミナルの方へと向かって行きました、外国の機体の定番の移動です
エア・ドゥが利用する駐機場に、エネオスの給油車が居るのでやっぱり新千歳空港で間違いないですね
ANA の タラップもありますし…でも確かにスピットファイヤー戦闘機です、私が初めて観たイギリスの戦闘機です