陰証の風邪に桂枝湯+麻黄附子細辛湯 (煎じ薬では桂姜棗草黄辛附湯)を使う方法は
松田邦夫先生にお習いした。松田先生は室賀正三先生からお聞きしたとのこと。
私は初期に教えて頂いたおかげで、早くから使い覚えて陰証の風邪を数え切れない ほど治した。 そもそも陰証という状態を実地で理解したのもこの処方での治療によってでした。
陰証(少陰病)に陥るといつもと違い、顔色が青黒く、表情にも精彩がなく、 だるくものうく寝ていたい状態になります。
風邪の場合なら、華々しい症状がなくて単に元気がないという印象を与えます。
子供でしたら、泣き騒ぎもせず、単に“グッタリして”元気がないだけです。
http://kampozempan-clinic.com/kaze.htm#%E6%BB%8B%E9%99%B0%E9%99%8D%E7%81%AB%E6%B9%AF(3)
※水寒凝滞の邪, 心下に塊物, 肝硬変の腹水, 末期がんの腹水(腎不全)