今日は「あさよろず旅館」からスタートです。
今まで日光街道を歩いてきて思ったのは、我がまち幸手も捨てたものではないというか、がんばっているなぁと思いました。
ずっと住んでいると良くわからないものですね。
「あさよろず旅館」から間もなく、右側に2軒の古い建物があります。
左の家は私の同級生の小島君ちです。
下屋の屋根は鉄板になっていますが、雨戸をちゃんと板戸にしてくれているので、とてもいい風情になっています。
はす向かいには「永文商店」です。
よくテレビに出るお店で、お酒の量り売りもしています。
「永文商店」にはこんなものが残っています。
奥まで線路があって、今でもトロッコが現役でお仕事をしています。
間口の狭さを上手に利用したつくりはとても素晴らしいアイディアです。
子供の頃はこんな風景をたくさん見ながら育ち、同級生の家で良く遊んだ記憶があります。
「平井家」です。
これも私の同級生の家です。
ここは日光街道てくてく旅で四元奈生美さんが取材に入りました。
当時の面影を強く残す、素晴らしい建物で、奥には重厚な蔵もあります。
「本陣知久家跡」は、現在割烹・うなぎの蒲焼き「義語家」です。
「飯村医院」は私の子供の頃の掛かり付けのお医者さんでした。
今は左の建物で開業中ですが、私が子供の頃は木造の建物でした。
建物を壊さずに残してくれているのが素晴らしい。
「らき☆スタ」で有名な、「森田生花店」です。
よくマニアがこの辺で撮影をしています。
「髙濱商事」は現役です。
この建物でしっかりお仕事をしていることに感動すら覚えます。
荒宿交差点を過ぎて、「聖福寺」の脇には「棒屋」です。
今でも農作業に使う道具の棒を原木から作っています。
街道が大きく右にカーブするところに「一里塚跡」があります。
明治の初めまで道路の両側にあったそうです。
今はシュロの木が一里塚の大役を務めているようです。(笑)
境内に「道標」がありました。
「日光道中」を見ると街道歩きをしているなぁと実感します。
暫く歩くと4号国道と合流です。
この先は東北道が出来る前、ドライブインが建ち並び観光バスの休憩所として繁栄した場所です。
大学生になったとき都内の同級生が幸手をドライブインで覚えていてくれたことを思い出します。
「権現堂桜堤」は青葉でとてもいい散歩道になっています。
6月6日(土)から7月5日(日)まで、あじさいまつりが開催されます。
現在のあじさいはまだまだ青い状態です。
「権現堂堤」のところはちょうど50kmポストがあります。
古河宿まで14kmです。
その先は「行幸橋」があります。
「行幸橋」を渡ると、街道は左に曲がり、現在の4号国道と平行に歩くことになります。
ここから先は車から離れて、しばらく静かな街道歩きになります。
何かホッとします。
しばらく歩くと「外国府間の道標」がありました。
右つくば道・左日光道と刻まれています。
街道歩きが楽しく感じる瞬間です。
日光街道沿いに酒屋さんがありました。
宿の途中で風情のある建物に出会うのは初めてです。
何か寄り道したくなります。
細い街道の突き当たりには「雷電神社」です。
300年前からあった神社が平成13年に不審火で焼失し、翌年再建されたそうです。
暫く歩くと道路下をくぐるトンネルがあります。
この辺から栗橋町に入ります。
「小右衛門の一里塚」です。
江戸から14番目の一里塚と言うことは今で言う56kmポストですね。
権現堂川から移築された弁財天堂が建てられています。
ずっと国道の脇の下道を歩いてきましたが、ここで一旦合流です。
でも、すぐ左の方に日光街道は続きます。
旧道がまた国道に合流する手前にあるのが「会津見送稲荷」です。
民家に庭先にあります。
会津藩の武士が街道に迷ったのを道案内してくれた老人が狐の化身とわかり稲荷様として祭ったものだそうです。
国道125号線の下をくぐって少し歩くと「栗橋宿」に到着です。
地元と言うことでちょっと依怙贔屓気味にレポートしてしまったので、とりあえずここで終了にします。
Your Happy My Happy !
どんな人生を歩んできたのか?
どんなライフスタイルをしているのか?
そう言うことが住まいに反映されると思います。
素材感を大切にした木の家(木造住宅)をつくることの歓びを体感したい。
そんな気持ちを形にする応援をしたい。
ハウスメーカーの家や大工さんがつくった家とも違う、設計事務所らしいアトリエ系工務店を目指しています。
自然然素材でつくる木の家
太陽の恵みと暮らす--ハイブリッドソーラーハウス--
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