白鴎大学 心温塾～やすらぎじゅく～に行ってきました。
会場は小山の白鴎大学東キャンパス 白鴎ホールです。
今回が第１回目で、１１月中旬までの５回開催の市民講座です。
山本コウタロー 教育学部 教授他著名人が各自の分野でお話をしてくれる人気市民講座で、今年で３回目だそうです。
白鴎ホールはほぼ満席です。
定員５５０名のところ、応募が８００名あり抽選となりました。
老若男女さまざまな人が集まっています。
今日の講座は海原純子教授と山本コーターロー教授による、「環境と健康」です。
最初に山本コータロー教授の環境問題の講座で、地球のしくみから次の世代に何をしてあげられるのかと興味深い話を聞くことが出来ました。
地球のしくみ
１．万有引力がある（モノを引きつける力） 地球からモノは出て行かない。
２．質量保存の法則（形を変えても重さは一定） 紙を燃しても、灰と出た炭酸ガスを合わせると同じ重さになる。
３．エントロピーの法則 あらゆるモノがゴミになる。
大量生産・大量消費・大量流通・大量廃棄の循環から、次の世代のためにリサイクルを各自が考える時であると言うことです。
海原純子教授の環境問題の講座も面白かったです。
今ある空気と体との関係がとても密接に影響していると言うことだそうです。
１０年前からの化学物質過敏症が最たるものとのことです。
５０歳を超えたら、「何をしよう」ではなく、「如何に気分良く過ごすか」を考えた方がいい。
お金のためや人に誉められることよりも、自分にOKをと言える生き方が周りの人に楽しさを分けられるし、楽しさがいい環境作りになるということです。
NK（ナチュラルキラー）細胞と言う、ガンやインフルエンザと戦う細胞があり、自己治癒力にも役に立つそうです。
老衰で亡くなった人にガン細胞があったりするそうですが、NK細胞がガンを封じ込めていたためにガンの表情が出ないですんだりするようで、そんな人たちはご機嫌に過ごした人達だそうです。
鬱になってしまった友人を何とかしてあげたいと言う質問がありました。
海原教授の回答は、「何とか役に立ちたいと言う気持ちを捨てることから始めて欲しい」との言うことでした。
できることは、そばに居て「そうだよね」「その気持ち良く分かるよ」と言ってあげることだそうです。
アドバイスをすることもせず、同じ気持ちにを分け合うことで救われるとのことでした。
聞いてあげることの大切さ、相手を受け止めることがとても大事で、心に対するいい環境づくりが必要であることを知りました。
もうひとつ教授が言ってたことは、「ふと」思ったことをノートに書いておくと良いそうです。
後で「ふと」ノートを見返すといろんな気づきを教えてくれるそうです。
心が温まるから「やすらぎじゅく」なんですね。
今後の講座がとても楽しみになりました。
山本教授、海原教授、ありがとうございました！
心温塾～やすらぎじゅく～はこちら
http://web.hakuoh.ac.jp/yasuragijyuku.html
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