輪廻の沼 3

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なぜ団塊世代の孫達は凶悪犯が多いのか?2

2018年06月28日 00時58分18秒 | 心理学
ゆとり教育の生きる力という団塊世代の孫達
つい最近、富山で起きた元自衛官も21歳。

団塊世代の孫世代が、なぜこのような強行犯罪を行うのか?先に断っておくが、これは終わりではない。

終わりではなく、始まりであるから述べるのである。

警察、自衛官などルールや規律の厳しい組織に属した時に「生きる力」は自分の心にあるルール。美徳と本能がいりまじるあやふやな青年期の心理に自律を促すと凶悪な犯罪者を生み出す可能性がある。


何故なら、自己ルールの美徳は常に自分が主観である事だ。「こんな奴、この組織に必要ない」と自己ルールが決めたら上司でも殺す可能性があるからだ。


なぜ、殺人まで犯すのか。彼らは生きる力によって鍛えられた能力とは、国が狙っていた自律の精神などではなく究極のナルシストであるからだ。

彼らは自分がこれが正しいと思えば、とことんまでルールに従う。

これは悲劇である。日本でパラダイムシフトなどの言葉が踊り出しながら、1番その言葉に不適合なのは団塊世代の孫世代だからだ。

彼らは、これこそと考えればとことんまでそのルールを溺愛する。ところが、こういうルールもあるよ?やこういう方法もあるよなど例外が生じると自己ルールを正当化するために、社会のルールよりも自己ルールを優先する。

なぜなら、彼ら団塊世代の孫世代はスマホでLINEやネットに触れてきた世代だからだ。

彼らの居る世界は、簡単に死ねという言葉が使われて、知らないうちに色々な人間から妬みや狂気的な視線、殺気を四六時中、意識してきた世代だ。

彼らは、ネットやニュースで殺意や狂気を信じ、現実世界とネット世界とのリアリズムを失った。学校では自分の良心に従って生きよなど教えられたら、ネットなどのバーチャル世界と自分の良心とが子供の世界で心理的な投影を始める。

さらに、秋葉原連続殺人など大衆を敵対視化した事件も、背景を作り出したブラック企業の副作用という部分は働いた事もない彼らには希薄である。

彼らの好きな言葉に悪魔的なというものがある。これは自己ルールや自己イメージを実現するためには悪魔にでも縋れという団塊世代に似た心理が具現化した言葉だ。


言葉も彼ら歪んだ団塊世代の孫達に、秋葉原の容疑者があたかも自分の心のルールを貫いた者に映ったりする。

国から死刑を受けても、自分の意見を貫いた様に錯覚してしまう。

そのため、新幹線の事件にしても、警察官の殺人事件にしても、ソースとなった秋葉原連続殺人事件とは心理的仕組みが異なる。

おかしな日本社会は、容疑者間の背景や受けてきた教育や文明、人間関係にはクローズアップせずに、ひたすら容疑者の異常性のみを晒してしまう。

その最もな言葉に放送コードがある。

放送コードとは、テレビなどの大衆に影響が大きい表現を規制することだ。しかし、大衆迎合教育を受けてきた日本人にとって放送コードをして、真実を伝えなければ、これほど支配者に支配し易い環境はない。

放送コードは自主規制とされるが、国家の統治のために支配層が何らかの形で関わっている事は間違いないだろう。


大衆誘導を日本メディアがしている点だろう。本当は、日本社会自体に異常性が隠れ、その狂気とも思える様な人格の歪んだ人間らが隣にいること。これが本当のリアリズムである。


秋葉原連続殺人事件は、機能不全家族とブラック企業に魑魅魍魎なモラルハラスメントをする団塊世代の上司らにより容疑者が自己表現できずに、暴走した心理的な反動形成が原因であろう。

社会全体が偽善者に見えた容疑者が、世の中全て敵だと思い、ゲームの世界とリアリティとの乖離が曖昧になった狂気の事件だ。

しかし、今回の団塊世代の孫達はリアリティとの乖離は無いに等しい。

新幹線の殺人事件も、自殺するなど言って殺人をしている。容疑者の背後に抱えるものは孤独であり、誰も死ぬ自分が分からないのかという怒りでもある。

つまり、究極のナルシストである。心理的な意味から言えば投影である。

国の教育で生きる力の究極の目的は、自己実現である。しかし、この生きる力が他者の気持ちや心情を理解する事が希薄になれば、なぜ分からないというもどかしさが生じる。

お前、俺の気持ち分からない?なら死ね!

これが、今回の富山、新幹線、京都の三容疑者の動機ではなかろうか?心理学において、他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と今だけは大前提である。

自分の気持ちが分かる人がいるという事自体が思い込みだ。

長き関係においても、心の深部に理解が及ばないのはある意味、仕方ない事なのかもしれない。

団塊世代と孫の関係



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