輪廻の沼 3

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酒と就職氷河期世代、そして女

2018年09月06日 19時40分33秒 | 心理学

酒と就職氷河期世代

酒の良い所は、今すごく悩んでいる事がある。それをどうあがいても手に出来ない事は頭では理解している。しかし、心に信じられないくらいの葛藤を抱えたのが就職氷河期世代だろう。

周りも結婚、出産し、子育てをする。夫婦とも共働きという環境を団塊世代が提供した。物価を押し上げたのは、購買力にも陰りが出始めたらからだ。

団塊世代で終活している人は、驚くほど少ない。それはそうだ、団塊世代は今まで自分のお陰と自己顕示欲が強い。自分が認知症になるだとか、死ぬだとか、そういう意識は乏しい。

だから、糖尿病など患うし、様々な病に挟まれ、気づいた時には時すでに遅しが団塊世代だ。

彼らは、不幸にもコントロールされなかった人が多い。多くの日本人が戦死し、父をもたずに育つ。そうなると法の抜け目で生きる事を覚えようとする。

なぜなら父がいない彼らにとって、WGIPで制定された教育や、GHQが絡む法こそが彼らのルールであり抑圧そのものであるからだ。

しかし、前の日誌にもあるように、人は自分の心の声に蓋をすれば反動形成という別の心理が生まれる。そうやって法によって蓋をされた団塊世代の裏の欲求こそ、裏風俗の構築、パチンコの合法化、ブラック企業の建設であった。

彼らは、犠牲となる世代が必要であった。

犠牲になるとは、人生を犠牲にする事だ。自分の欲望達成のために犠牲になってもらう世代だ。

バブルを弾けさせたのを政治家の責任にしたが、バブルを弾ける事で都合の良い組織は、米国だけではない。

景気に左右されない大企業組織である。

裏風俗には就職難で苦しむ学生や、自暴自棄となった多くの就職氷河期世代が流れこんだ。そして、パチンコを合法化した背景も派手さ好きの団塊世代である。

奴隷達を収容するブラック企業という檻を作れば、あとは奴隷達が勝手に生産性を上げて自分らが一番甘い蜜を吸える。

そういった環境を作るには景気を悪化させ、就職難を作るのが一番だった。翻弄された就職氷河期世代は、まさに奴隷。

副作用として、人生が犠牲にするとは当たり前の事が手に入らない事だ。時間は有限で、有限ある時間の中で効率よく夢を実現するには、必要な行動と資金、環境を持っていないといけない。

就職難を団塊世代が政治コントロールで作れば、お金は就職氷河期世代には流れない。結果、若い世代の結婚、出産、子育てという社会の活力源まで奪う結果になった。

必要な行動とは、自分の心の深い部分にある基本的欲求を満たすための行動である。好きな人と結婚し、人並みの幸せを手にし、子供を産み、育てる。そう当たり前の欲求を国家が、介入し、踏みにじった経験がある。

必要な資金は、就職難やブラック企業の大量創設でカットされる。

必要な環境は、数こそ支配である選挙制度は、圧倒的に数で勝る団塊世代によって就職氷河期に不利な政策や環境が構築された。これほどの大罪にもかかわらず、合法であることも就職氷河期世代にとって劣悪だった以外の何者でもない。


団塊世代の大罪は、就職氷河期から上記の夢、願望を毟りとられた大勢の難民を生み出した事だ。

だから、少子高齢化は常態化し、深刻化した。

それだけなら、まだいい。


肝心なのは、周りが結婚したからと結婚したり、周りに流されながら生きている就職氷河期世代だ。彼ら、彼女らは、子供がいても自分がない。

人様から見たら、羨ましいと言われながら、自分の中にある本当の心の葛藤を抱えた就職氷河期世代だ。

ある人が言った。

不幸な子供とは、親から愛されなかった子供であると。不幸よりも最悪なのは愛されていないのに、愛されていると嘘をつかれて育てられた子供であると。

そのような親に育てられた子供は、親の偽りの愛を信じていながら。


生きるの嫌になっているはずだ。


偽りの人生、偽りの愛、偽りの家族。

仮面人生。

そうなると薬にでも頼りたくなる。

合法なのは酒。


飲酒運転について
就職氷河期の世代には、飲酒運転が多い。

この世代の女にとって老いとは、下がる自分への注目に危機感を持っていった。自分が変わる事に極端な恐怖を持っていた。自分への変化を楽しめず不安になるのが就職氷河期。

就職氷河期世代の心の傷、葛藤、怒りは自分が自分である事も不幸なのである。彼らにとって若い時に若い自分が満たしたかった願望こそが、夢であったからだ。

つまり、歳を重ねた自分では満たす事は叶わない。分かっていても、心は団塊世代に滅茶苦茶にされた昔の記憶がフラッシュバックし、今の自分へ自責を感じたり、自殺企図が生じたり。

とにかく今の自分を拒絶する。

それが結婚しても、出産しても、子育てをしていても、くすぶりだすと、大きな不安や挫折、絶望感に苦しむ事がある。

それが酒によって、不安や怒りから一時的な安堵感を得られるともう止まらない。酒がないと自分が保てなくなる、身体は立っても、心が立っていないと人は彷徨(さまよ)う事になる。

そういう人間は、今までは人を小馬鹿にする事で満たされてきた人間だ。

しかし、自分が無くした物の大きさを心で理解した時に他者を小馬鹿にしても、自分の本当の願望を満たせない事に気づく。

これが自分は自分、人は人という心理の本質だろう。流されない人はここがしっかりしている。

女性は変化が激しい生き物だ。

心も体も、脳みそまで変化が激しい。


劣るという変化に耐えきれない女。

劣るという変化を楽しめる女。

劣るという変化を騙し続ける女。

さて、女たちは自身の変化を
あと10年、20年、30年で
どう、とらえるのか?

大脳皮質が男性よりも薄い層の女性は、
男性よりも本能的に生きれるという。


出産と自殺
信じられない事かもしれないが、
この国では新しいタイプの
自殺が多発している。

妊娠し、妊婦や産後のうつによる自殺だ。
102人がこの自殺に該当する。
92人が産後自殺とし、35歳以上の高齢出産、
初産である事も全体の割合として高い。

35歳とは2018年では就職氷河期に該当する。

絶望の世代が、
夢も愛も団塊世代に
滅茶苦茶にされ。

やっとこさ自分の幸せを
築いていこうにも
厳しい現実に気付かされた。

自分の結婚と子育ては、
人生の墓場とはよく言ったもんだ。
本当に墓場になりかねない世の中なのだから。


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