輪廻の沼 3

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【小更新】悩める自作キャロ作り【中国より愛をこめて】

2010年12月24日 13時41分54秒 | ソルト アジング


近況報告
仕事で今年も中国出張・・・。

最近の中国情勢は良くなったもので、パソコンが私的利用ができるようになってきた。んなので、こうやってgooブログも更新できている。仕事により、また中国でハッピーニューイアーを迎えるのは僕の仕事の理由によるがゆえん。

 僕自身は、様々な業種の人と関わる機会が多いので色々な知識やらネタを教えられる事が多いんだけど、仕事が終ると頭の中は10%が家族のことで90%はお魚さんの事を思っている。

 今回は、自作キャロ作りに関して少し考えてみることにしよう・・・。

自作キャロ作りについて
先ず、「人側(読み:じんそく)」と「魚側(読み:ぎょそく)」というキーワードがよく理解できていない人もいると思うので、絵にしてみた・・・。


 人側は、水中に沈んだキャロを陸からアワセを入れるわけだから「あらゆる角度」からのアワセに対して柔軟に対応できなければいけない。その為、人側からラインの吐き出し口には、柔軟性を持たせる事が重要になる

 それに対して魚側ライン口は、魚の上顎にラインがかかるように人側からでるノイズを縦の力学的エネルギーに変換する役割を担っている。

1代目の「反月」で2代目のコンセプトがこの「人側・魚側の役割分担ラインエントランス機構」をより強く反映させたものである。また、水中のフォーリング能力も重要である。

フォーリング能力について・・・
自作キャロ作師であれば、たかがキャロライナといっても利用する際のアクションパターンとして、2つの機能的側面があることに注意すべきだ。

 例えば、キャロライナとスプリットの最大の違いは「遊動式」か「固定式」であるか否かである。この「遊動式」というのがキャロライナの最大の特徴である。勿論、「スプリットリグ」にも「フォーリング」要素はある。しかし、「キャロライナリグ」とは勝手が違う。

 なぜなら、スプリットは、キャロ~JH間の距離が一定だが、「キャロライナリグ」は、キャロ~JH間の距離が、常に変動するからである。したがって、「キャロライナリグ」の最大のメリットは、ライン上を電車のように「遊動」している事に意義があり、ラインの僅かな変化でさえキャロの動き、進行方向に大きな影響を与える。

 「ラインの重心」についても「キャロ」が担っていることになる。JH単体では「ラインの重心」、JHの重さ=竿の張力であるため、単純にカーブフォールさせれば、「ラインの重心」はラインの半分という事になるが、「キャロライナリグ」の場合、「無月」以外のキャロは、「キャロの重さ」>「ラインの重さ」であるため、「ラインの重心」はキャロが担う事になる。

「無月」の能力は、この「ラインの重心」を再び、JH単体と同じく「ライン」に戻す事に意義があったが、その結果としてJH単体よりも「上顎フッキング能力が向上」したのは、前に説明した魚側・人側の役割分担が明確化しているからである。


「キャロライナリグ」の生命線といえるべきものは「ライン」という事になり、「ライン」の「良し」「悪し」は、そのまま釣果に繁栄される。しかし、「ライン」に「命」を吹き込むのも、また「キャロ」なのである。

これを「ライン」と「キャロ」の相互機能と呼び、日々の実釣でも意識している。

全体:ラインの動き
単体:キャロの動き

Mキャロのような「悪いキャロ」を使用すれば理解出来ると思うが、アングラーが意識しているのは「JH」の動きではなく、「キャロ」の動きである。

「高感度」にするというのは、この「キャロライナ」の動きをいかに軽減させるかにあるが、当のTICTでそれを理解している輩はほぼ皆無。

結果、アングラーが操作できるのは、竿角(ロッドアングル)という事になる。竿角によりキャロは大きく動く。

 Mキャロなどは、バックスライドしてしまうので、キャロ~JH間に水中糸フケが発生し、フォールの釣りには不向きなキャロである。Mキャロの装着方向を逆にしてフロントスライド型に変更するというネタが昔あったが、ラインチューブをカットすれば、そこそこ使えなくもないが、それでも体積が大きいので見切られやすいので注意したい。また、Mキャロのフロントスライドはノイズが大きく、キャロに使用される格安チューブがラインに与えるストレスが大きいの注意したい。



 「無月」「反月」「狐月」の三拍子が揃ったとき・・・・・・「世界最強のキャロ」使いは完成するだろう。

帰国前の実釣
ポイントワンへ。先客有りっていうか、無理やりとられた感じ。

自分がポイントワンで実釣に向かう際に、車で駐車禁止のところに停車し、メバリングルートばかりあさるMキャロ使い

最初は、アジを狙っていたのか・・・自分のトレースするコースと被るんだけど、そのうちアジがスレてしまい、代わりにメバルルートを理解して・・・

Mキャロ使い君は、2時間ちょっとでメバルを8匹~9匹ぐらい。やっぱりMキャロショボっと思った。

オイラは、最初から最期までアジルートを探った。

Mキャロのド派手な着水音のせい(飛距離は反月と同じなのにw)で、アジに関して全然・・・散って・・・wんでも、「反月」はこういうシーンでも釣っていきます。しかも、そのMキャロ使い、オイラがアジを釣る度に、再びアジルートにキャストするもんだから。

ボフン!!!

という強烈な着水音を・・・「あ、アジ散ったな・・・」理解していないのは、このMキャロ使い君だけだろう・・・。やっぱりMキャロダメだわ・・同じ飛距離にして着水音が全く違うんだよ?

結果・・・



ガルプ+Mキャロ使い:アジ2匹ぐらいにメバルが9匹ぐらいでしょうか?

オイラは、アジルートで釣ってしまったメバル2匹にアジ4匹。まー悪条件も重なりましたが・・・

アジが本命だったのでこの釣果は良しとしましょう。相手がメバルを釣ってもアジが本命なので、アジばかりを狙う。まーメバルは釣り飽きたというか・・・ww。Mキャロ狩りは達成できたとは言えませんが、「反月ver2.0」の構想が練れたのもこの良い経験のお陰です。

 「弧月」が出来たとき、久しぶりに尺メバルを狙いに行く予定なので、装備が厳重になりますし、何せあの引きですからね。ジョーカーを購入する気になれなかったのは、TICT 大嫌いってのもありますが、尺メバルはとれんだろうっという勝手な憶測です。

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