面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

自民党は茨城県議選で「敗北」したが

2022-12-12 18:43:04 | 政治
~~引用ここから~~
自民が保守王国・茨城の県議選で苦戦 県連幹事長ら現職10人が落選:朝日新聞デジタル

自民が保守王国・茨城の県議選で苦戦 県連幹事長ら現職10人が落選:朝日新聞デジタル

 茨城県議会議員選挙(定数62)は11日、投開票され、最大会派の自民党は公認候補35人(現有44議席)が当選した。日本維新の会と、地域政党のつくば・市民ネットワークが初...

朝日新聞デジタル

 


 茨城県議会議員選挙(定数62)は11日、投開票され、最大会派の自民党は公認候補35人(現有44議席)が当選した。日本維新の会と、地域政党のつくば・市民ネットワークが初めて議席を獲得。同県議選は、各党が来春の統一地方選に向けた試金石と位置づけており、結果が注目されていた。投票率は38・54%で、過去最低だった前回の41・86%を下回った。

 茨城は「保守王国」と言われ、県議会では自民会派の県議が7割を占める。自民は、公認35人のほか、推薦の2人が当選。推薦を含めても現有議席から7議席減らした形だが、保守系無所属の候補が当選した選挙区も多い。今後、自民会派入りする当選者の数によっては、県議会の新勢力は、大きく変わらない可能性がある。

 62人の当選者の内訳は、自民35人(現有44議席)、立憲民主党2人(同2議席)、日本維新の会1人(同0議席)、公明党4人(同4議席)、共産党1人(同2議席)、国民民主党3人(同3議席)、つくば・市民ネットワーク1人(同0議席)、無所属15人(同3議席)だった。

 自民は、現職44人と前職1人の計45人を公認したが、そのうち現職10人が落選し、苦戦した。保守系同士の争いで、現職が新顔に敗れる選挙区も目立った。神栖市(定数2)では、9選をめざした自民党県連の西條昌良幹事長(68)が落選した。西條氏は「(落選は)想定していなかった。みなさんが世代交代を望んだのだろうと思う」と振り返った。

 自民は、国会で世界平和統一…(以下有料)
~~引用ここまで~~


昨日投開票が行われた茨城県議選は自民党が公認した現職10人が落選するなど自民党の「敗北」と評して良い結果に終わった。公認した候補だけで茨城県議会の過半数を占めるので「敗北」とは言えないとする向きもあるだろう。

しかし野党はろくに候補者を擁立できなかったのだ。現職10人が落選すれば「敗北」と評価するしかあるまい。

しかも自民党茨城県連の幹事長や議長経験者も落選している。「世代交代」を望む民意があったことは明らかだ。統一教会問題で自民党に投票したくなかった国民が少なくなかったことも疑いない。

しかし野党はその受け皿を用意できなかった。ろくに候補者を擁立もできなかったのだ。それが過去最低の投票率に繋がった。

保守系無所属が15人も当選したが、その内何人が自民党に入るのか。自民党は早くも皮算用しているし、マスコミもそれを予測している。保守系無所属といっても自民党に公認されなかった自民党予備軍なのだ。

自民党候補に投票しなくても保守系無所属が自民党に入れば同じことだ。その莫迦莫迦しさからも投票率が過去最低になったのだろう。

自民党の森山裕選対委員長は「保守系無所属が自民党に入れば前回と同様の勢力を維持できる」と発言した。本気でそう考えているのか、強がりなのかはわからない。

だがそれが自民党現職を10人落選させても自民党の勢力が減らない莫迦莫迦しさなのだ。詐欺に近い。

茨城県議選は各党が来春の統一地方選の試金石として位置付けている。自民党の得票数が落ちたことは間違いない。統一教会と癒着している自民党に投票したくないからだ。統一地方選でも自民党は議席を減らすだろう。

さらに岸田文雄が何を勘違いしたのか防衛費の財源に増税を画策している。絶対に引かないと強気のようだ。支持率はさらに下がるしかない。

統一地方選で自民党を惨敗させて岸田文雄を総辞職に追い込むしかなさそうだ。せっかく自民党現職が落ちても保守系無所属が自民党に入れば意味がない。

統一地方選では野党に頑張って貰いせめて候補者を擁立して欲しいものだ。左派政党が地方議会の過半数を占めることは問題だが、自民党が過半数を占めていても外国人地方参政権賛成の決議などをするのだ。

たとえ一時的に不利益を被ろうとも自民党を退場させるしかない。まずは防衛増税を画策する岸田文雄からだ。統一教会問題と併せて消えて貰おう。

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