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MSX研究所長の日常

80年代を駆け抜けたオールドパソコンMSXの研究の日々を綴ります。

1チップMSX擬人化画像コンペ

2005年06月27日 00時38分45秒 | MSX
1チップMSX擬人化画像コンペというものを企画された方がいらっしゃいました。この「擬人化」というのはなんちゅうか機械とかのモノを人間に見立てて絵を描き、アクセサリーなどでそれっぽさを打ち出す・・・というネット上にある絵の1ジャンルのようです。主に女の子の絵を描きたい人がテーマとして選択するらしく、ぶっちゃけて言えば研究室的にはどうでもいい世界といえます。

が、今回WindowsでもMSXでもなく1チップMSX限定というところに主催のローブリ国王さんの心意気というか、予約数の集まらない1チップMSXに対するエール、というかMSXAとアスキーとMSXユーザーグループに対する何かを感じましたのでここでご紹介させて頂く次第であります。

募集要項はおろか賞品まで用意しちゃってるあたりに本気を感じます。この手のジャンルはよく分かりませんが、応援はしています!現状で裸基板しか発表されていない物に対してどこまで絵にできるものなのか、そのへんは気になるところです。ハイ。

MSX研究室的 Videogame Baton

2005年06月26日 02時34分05秒 | MSX
罰記。の罰帝さんから来ましたよ、Videogame baton。Musical~よりコチラの方がウチ向けだと思います。というわけで回答させて頂きます。

1.コンピュータに入ってるゲームファイルの容量

7GB。ほぼ「CALL OF DUTY」と「HALF-LIFE2」の容量。MSXのソフトはフロッピーだから、コンピュータには入ってないよねえ。手放したけど「DOOM3」のセーブデータは一本10MB以上になることがありました。恐ろしい時代だ。

2.持っているゲームの本数

手元にあるのは・・・100本ちょっとくらい?MSXが50本、サターン10本、プレステ30本、Winが5本、GB/GBAが20本・・・てなところ。PC-9801のも3~4本あるなあ。

3.今進行中のテレビゲーム

DSの「アナザーコード 二つの記憶」(さっき一周目が終わった)、同じくDS「君のためなら死ねる」。こないだDS買ったばっかなのです。

4.最後に買ったテレビゲーム

DS「アナザーコード」。その前がMSXの「ペイロード」。発売年の差はなんと19年!

5.よく遊ぶ、または特別な思い入れのある 5 作

・「白と黒の伝説」(MSX・1985年~・ソフトスタジオWING(現・スタジオWING)
当初MSXで3作が開発されて未完、後にPC-8801、Windowsと渡り歩いて20年経った今でもまだ未完という凄いシリーズ。シリーズが長くなると開発者が変わってしまうものだが、今でも当初からのスタッフで頑張っています。内容的にもマジメで心に残ります。

・「メタルギア2・ソリッドスネーク」(MSX2・1990年・コナミ)
いわゆる小島監督が作った「メタルギア」の正統な続編。後にPSで発売された「メタルギアソリッド」が大ヒットするまで極めてマイナーな扱いだったが、面白さはMSXの中でも群を抜いていました。とにかくシナリオもゲームシステムもグラフィックもプログラムも音楽も、全てが高い完成度を誇ります。PS版も勿論面白いけど、思い入れの点でコチラ。

・「英雄伝説V・海の檻歌」(Win95・1999年・日本ファルコム
MSX活動がかなり苦しかった時期、他機種で売れていたゲームがどれも自分には面白く感じられなくて「僕はもうダメかも」と思っていた頃に偶然出会った名作。見た目は当時としてもイマイチでしたが、中盤以降のシナリオに引き込まれっ放しとなったRPGでした。「英雄伝説III」から6年かけて一つの物語を完結させたシナリオの方の根性に脱帽。この早川氏は今どこで何をされているのやら。

・「ブラスターバーン」(MSX2・1989~1991年・コンパイル)
かつてPac藤島氏が「ディスクステーション」上で"連載"したシューティングゲーム。それまでの氏が作ったシューティングの総集編的内容で、様々なアイデアや工夫が詰め込まれている。経験値を貯める事でヘタでもいつかはクリアできるようになっていると同時に、その直前でも実力さえ伴えばなんとか勝てるというバランスを見せています。結果的にマニアの占有物になってしまった弾幕シューティングとは全く違う哲学を持った作品。現在は全て揃えて遊ぶのは極めて大変だったけれど、最近になってAmusementCenterで復刻されました。

・「マンハッタン・レクイエム」(MSX2他・1987年・リバーヒルソフト)
推理アドベンチャーゲーム「J.B.ハロルドシリーズ」のうちの一本。こないだやったDSの「アナザーコード」のシナリオを作った鈴木氏の過去の作品で、8ビット時代の中でも人気の高いのがこの「マンハッタン」です。スクリプトがしっかりしているせいか、今でも携帯電話やWindows版に移植されたものが簡単に手に入ります。ただ、雰囲気や操作性でMSX2版をヒイキしています。MSX2版のパッケージを開けたときの衝撃は忘れられません。

6.バトンを渡す5名

Musical~でも書きましたが、知り合いがほとんど書いてしまっているようなので打ち止めということにさせて頂きます。


ではでは。

MSX研究室的 Musical Baton

2005年06月23日 00時49分12秒 | MSX
しょんぼり技研の陣来霧さんより貰ってしまいました。
これは何かというと4つの質問に答えて、かつ5人の人を指定して同じことを書いてもらうという一種のチェーンメールです。まあ「3日以内に渡さないと不幸になる」とか「一週間以内に渡すと幸せになる」という性質のものではないようなので気楽に書かせて頂きます。

この「baton」とやらはここ数日で大量に見かけるようになったので、もう渡す相手がおりませぬ。というわけでとりあえず書き逃げです。


1.今コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量

とりあえずいわゆるPC(Windows)に限定すると・・・18MB。中途半端なのはKBMediaPlayer用のデータしか入ってないから。6月の始めに再インストールしたんでその時にCDから取り込んだWMVを消しちゃったんですわ。

2. 今聴いている曲

なし。普段はもちろん、物を書くときは特に静かでないと集中できないタチなので一切かけません。実家がイナカだったからすっごい静かだったということを引っ越しして知りました。

3. 最後に買ったCD

ARAKI KENTA「MSX TYPHOON」。ヤラセくさいですが本当です。狙いすましたようにMSXバカっぷりを披露していてすみません。ちょっと前なら「オリジナルサウンドトラック・英雄伝説 空の軌跡」だったんですが。

4. よく聞く、または特別な思い入れのある5曲

思い入れは抜きにして、よく聞く5曲のみチョイスしました。

「THEME OF SOLID SNAKE」・・・MSX2版「メタルギア2 ソリッドスネーク」のオープニング。カッチョいいので時々聴きます。
「THEME OF JUNKER」・・・やはりMSX2版「スナッチャー」より、終盤に流れる曲。携帯電話の目覚ましに使っています。
「イリュージョンテーマA」・・・MSXturboR版「幻影都市」より、オープニング後半の曲。MSXのOPLL版が最高(ゲームは最低)。98版もあるけどあちらはOPN、FM3音なのでヘボいです。LA音源のMIDI版はまあまあ。
「FORTRESS」・・・PC-9801版「ブランディッシュ」より、最終ステージの曲。
「HA! HA!」・・・PC-8801(サウンドボードII版)「スキーム」より。どこの曲だったのか、遊んだけど忘れた。

一応、こういうことにしておきます。ゲームミュージックばっかりです。かなりダメっぽさが漂います。

以前何かの間違いで買ってしまったデペッシュモードの「Leave in Silence」とか、ザバダックの何やらいう曲も好きなんですが、実家に忘れてきて以来聴いてません。

他にもあったような気がするけど見ないと思い出せないや。全般的に音楽に対するコダワリというのがまるでありません。ていうか、作業をする時は音楽を流していても全然聞こえないのですよ。気がついたらCDが終わってた、みたいな感じで・・・。人生において損をしているような気もするんですが、悩んでも仕方ないのでこのまま生きることにします。

「ペイロード」レビュー

2005年06月22日 23時00分22秒 | MSX
ちょっと前に高くて手に入らないヨーとか書いた「ペイロード」がひょんなことから手に入りました。というわけで久々にサイトのレビューに追加です。

「頑張れトラックボーイ・ペイロード」ゲームレビュー

知ってる人が多いわりにちゃんとしたレビューのなかったゲームなんですよね、コレ。僕も友達に裸ROMだけ貰って遊んだので、今回マニュアルから読み取れた新情報がいくつもありました。

唐突MSX会談

2005年06月21日 02時36分25秒 | MSX
MSXAの中の人に唐突に呼ばれて、ブルボン小林氏やらAmusementCenterの中の人やらMSX WORLD 2005でヴァリスのコスプレをして(させられて)いたモデルの女の子やらと話をするハメになってしまいました。あくまで飲み会的な柔らかい席ということで好き勝手に話をして参りました。

ACの中の人とモデルの子はさておき(おくのか)、ブルボン氏はMSX WORLD 2005での対談で見せた以上にMSX全般に造詣が深い方でございました。質問が極めて鋭いのでなかなか油断もできません。

例えば「カ○オのゲームを全部揃えようとしているんですよ」と言うと「カシ○のオリジナルって何本あったっけ」と、「他社のOEM版が少なからずあった」ということを知らないとできないイイ質問で返されました。そういえばきちんと数えたことがありません。さすがです。さらには「エグゾイドZエグゾイドZ・エリア5ではどちらがレアか」などという話にきちんとついてこれる人など滅多におりません。

いわゆるマニアというのは意外と雑誌情報に強い影響を受けていて、自分の遊んだことのあるソフトの感想も雑誌の文章そのまんまだったりすることは多くあります。特にMSXはファミコンなどに比べると情報が乏しいので仕方ない面はあるのですが、最悪の場合みんな言うことが一緒だったりするんですね。単に懐かしがりたい人の場合、むしろそうやって共有済みの過去の記憶に浸るほうがむしろ心地よいらしいのですが、しかしその行き着く先は若い人を寄せつけないオヤジ同士の寄り合い話であることに最近気がつきました。

さてブルボン小林氏は本業が作家ですから言うことが一味違うのは当然ではありますが、そこにMSXに関する厚い知識が土台としてあるわけです。多少のマニアではついてこれないハイレベル、かつ独創的ななお話を堪能して帰って参りました。ただマニア的であるだけでなく、分かりにくいところを同席の人に随時解説しつつ進行させる気配りを見せるブルボン氏の姿は、30過ぎたマニアは紳士たるべし、と思わせるものがありました。男女問わず人気があるわけです。