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ミセスローゼンの上人坂日記

日に月に雪解雫の穿つ穴

指揮者のジョージ・メスターが日本に来てたんで、ガールフレンドと四人でご飯たべて、リハーサルを見に行った。
ジョージとニックは長い付き合い。ニックが昔ロサンゼルスで、ブラームスダブル(バイオリンとチェロの二重奏+オーケストラ)コンチェルトを弾いた時、ジョージが指揮者だった。
ロスはニックの故郷なんで、親戚全員が見に来た。その内の一人、ニックの大おじさんが、コンサート終演後、ごきげんで家に帰り、パジャマ着てベッドに入り、翌朝亡くなってた。お葬式の時に親戚中から、「ニッキー、お前が伯父さんを殺したんだ」と文句を言われ、名誉に感じたそうだ。
去年の夏、香港のチェロコンクールでニックが審査員した時、ジョージが審査員長だった。主に二人の力で、ジュリアン・シュワルツという才能豊かな若いチェリストを世に送り出した。彼が弾いた課題曲は素晴らしかった。
それはともかく、ジョージとニックはつるんで遊ぶという言葉がぴったりの友人同士、会話を聞いてると小学生みたい。年は離れてるけど。

ジョージ「asshole(ケツの穴)は日本語で何と言うんだ?」
ニック「ああそれは、バカタレって言うんだよ。」
ジョージ「バキャタリ?」
ニック「バカタレ」
ジョージ「バカタレ」
ニック「そうだ。黒澤映画で三船敏郎がバカタレって言う時、字幕にassholeと出るから間違いない。」
ジョージ「そりゃ間違いない。よし覚えるぞ。バターレ、バタカーレ」
ニック「違うっ。バカタレッ。」
ジョージ「バカターレッ」
ニック「もう一度!」
ジョージ「バタカレ」
ニック「惜しい。」
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