ミセスローゼンの富士日記

チェリストのナサニエル・ローゼンと日本に住んで八年。音楽仲間と富士山麓に暮し、俳都松山へ通う日々。

雪解や鶴連れ立ちて歩く町

2019-02-18 07:32:39 | 日記


今度ニセコで読もうと、楽しみにとっとくつもりがもう半分読んでしまった。半分読んで初めて裏を見たら、裏の帯もすごかった。一頁ごとにインスパイアされ、今書いてる短編と違うやつを書出した。毎年この時期、ただでさえ筆が進むのに。なぜかと言うと、確定申告をするのが面倒で、現実逃避しまうから。



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梅咲いて夫はヨガに明け暮れぬ

2019-02-14 07:48:07 | 朗善先生語録



帯の文句すごい。買ってしまった。

ニックの大阪コンサートのプログラム用に、ニック自身が書き下ろしたプログラムノート(曲目解説)が素晴らしい。今すぐ生徒に読ませたいが、12月5日当日まではむろん公表出来ない。と言うと、お、ローゼンそんなの書いてくれるの?とか、こっちの時はやってくれんかったじゃんけ、と思う人も居るかもしれぬが、それは時の運。つまりタイミングの問題である。どう言うことかと言うと、ニックに物を頼む時は、交換条件が必須なのだ。ニックは元々コンサートで曲目解説を喋らない、プログラムも一切書かない。

「私の曲に対するメッセージは、全て私の演奏の中にある。いかなる先入観も無しに、あなたの心で受け取って欲しい。あなた一人の為に全てを賭けて弾いているのだから。」

またこうも言う。

「コンサートにたった一人しかお客さんが来なくても、その一人の為に僕の持てる全てを捧げる。今宵の観客の一人一人を、そのたった一人だと思って弾く。」

「ボクシングの選手がボクシングの歴史や、自分の技や、どれだけいいグローブをはめているか、なんて解説を戦う前にしないのと同じこと。これは真剣勝負なんだ。」

と言うわけで、よほどの交換条件がない代わり、解説をやらす事は普通はできん。が、今回はたまたま交換条件があった。それはどんな事かと言うと、ニックの憧れる若いイタリア美人のスキーティーチャーから、「富士山が見てみたい。あなたの山小屋に泊まりに行ってもいい?詩人の奥様とも日本の自然や日本文化について語りたいわ!」とニックが頼まれてたから。これをOKする代わりに、解説書いてくれる? と持ちかけたら、ニックは即書いた。それが素晴らしい出来なのである。



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冬土用明けて鰻の皮甘し

2019-02-11 12:18:14 | 日記


道後猫の居た店でラーメン食べた。



藍生の句会に行ってきた。先生にご挨拶したら、「あなた日経取ってないでしょ?」と、私の句が掲載されたページを下さった。その通り、私は新聞を買わず、羽田のホテルのロビーにあった新聞を写メってたので、とっても嬉しかった。しかも句会で二句選んで下さった。少しずつ貯金が貯まるように句が増えてゆく。400句くらいになったら句集が出せるようにがんばらう。

今年冬のニックの中之島コンサートの打ち合わせを松山でさせて頂いた。大阪からはるばる松山まで来て下さったのだ。黒田先生ご夫妻の前で畳の上でチェロを弾かせて貰って以来、久しぶりの七楽で、久しぶりの鰻を食べた。もんのすごく美味しかった。わたしは魚の皮は大抵苦手だが、鰻はあまりに味が好きなので皮まで食べる。鰻を食べる時、漱石が書いた子規の鰻の話を思い出す。思い出すといっそう鰻が美味しく感ずる。

以下抜粋。

其から大将は昼になると蒲焼を取り寄せて、御承知の通りぴちゃぴちゃと音をさせて食う。それも相談も無く自分で勝手に命じて勝手に食う。まだ他の御馳走も取寄せて食ったようであったが、僕は蒲焼の事を一番よく覚えて居る。それから東京へ帰る時分に、君払って呉れ玉えといって澄まして帰って行った。僕もこれには驚いた。



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折紙を開きしやうなシクラメン

2019-02-09 15:19:45 | 日記


二年目のシクラメンが花を付けてくれた!ありがとう!

今年の目標その1「ニックのウェブサイト制作」がいよいよスタートだ。山中湖在住のウェブデザイナー高村さんが我が家に度々足を運んで下さり、ニックを交えて打ち合わせを行っている。ニックもやる気を出し、写真撮影の後で、自らプロフィールを書き直してくれた。それに従って日本語の分も書き直した。トップの写真とプロフィールが決まれば、後はCD情報などの細かい作業になる。ニックは門外不出のお宝音源も持っているので、ウェブサイトの中で紹介していければ嬉しい。またレッスン申し込みの正式な窓口が出来ると、もっと日本の生徒さんのお役に立てるだろう。

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冬霧の丘に浮かびし観覧車

2019-02-08 06:17:45 | 日記


去年、『残穢』という小野不由美傑作ホラーを読み、竹内結子主演の映画化を見、さらにこれ、"事故物件に住みます芸人" 松原タニシ作『恐い間取り』を読んで以来、事故物件サイト閲覧中毒となっている。私は絶対住めない。間取りを見てるだけで満足である。友達が事故物件に住んでたら、ちょっとお邪魔して見たい。



そしてさらに、遂に!!
『事故物件』が海外へ紹介された!

「空き家バンクにリストアップされているその他の物件、自殺や殺人事件や孤独死などの悲劇に関わった、日本文化で縁起が悪いとされる物件は、迷信深い買い手に敬遠される傾向にある。」だって。将来、「事故物件に住みます外人」が出て来るかもね。ニックに事故物件の話をして、もし、ただで家が貰えるならどう? と聞いたら、「僕はまったく気にしないよ。そんな家がこの辺にあるなら住もう!」と言う。やはり外国人は験を担がないのだ!



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