ミセスローゼンの富士日記

チェリストのナサニエル・ローゼンと日本に住んで八年。音楽仲間と富士山麓に暮し、俳都松山へ通う日々。

坂の上冬雲集ふ庵かな

2019-01-16 09:11:13 | 日記


丸裏の優勝景品!重いけん持って帰れなんだら、兼光さんが即送ってくれた。夏井いつきサイン入り天辺米(烏さんが石鎚山天空の畑で育てた愛媛米)、(神戸の海軍カレー)、愛媛の誇る砥部焼の皿、そして、俳句甲子園に寄付をするともれなく付いて来るTシャーツ。ビール券は鯛飯さんに謹呈。チーム両手に花のリーダーお疲れさんでした!

「勝った朗善(今だけ)言いたい放題」
夏井いつきあっての「いつき組」。いつき出さずに「いつき組」イベント有り得へん。変化おおいに結構、でも基本忘れたらあかんよ。若い俳人から刺激をもらって新しい俳句をベテランが詠む、大いに結構。若い俳人はベテランから学んで伝統を守っていったらいいやん。
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湖へぱつと吹かるるみそさゞゐ

2019-01-14 07:49:00 | 日記


伊月庵の冬雲

棺桶(死ぬまでにやりたい事)リスト中、「富士登山」の上、「スペインの闘牛を見る」の下くらいに位置していた「丸裏俳句甲子園優勝」をクリア出来た。一、二回戦の席題「鷦鷯(みそさざい)」「固有名詞」が守備範囲であった事や、鯛飯さん・恋衣さんとのチームワークや、対戦チームとの相性など、様々の要因に恵まれたと思う。勝者としてなすべき事、本家俳句甲子園への寄付を、いつもの二倍した。景品の天辺米抱いて満足。



予選の席題は「数の入った句」。お題が簡単だとレベルの高い激戦となる。いいなあと思う句がたくさん登場した。句会ライブが楽しみだ、自分の句はどのくらい点数いくだろう、とドキドキしながら待っていた。



したら句会ライブが無かった! 唖然。後半の闘いを観戦するのも面白いが、あの場で辛口先生の句会ライブを経験できるのと出来ないのでは、来年また見に来ようという意欲が違って来るのでは無いだろうか。



私の率いる山梨かたつむり句会からも今回参加者(写真のご夫妻)があった。いつも自慢している句会ライブの面白さを体験して貰いたかったので、心底がっかりした。それでも尚、(スパルタ俳句指導をやっている手前、)かっこ悪いとこは見せられないぞ、というモチベで今回は勝てた。来年は他のメンバーも来てくれるかもしれない。彼女らの為にも、まだ句会ライブを見た事のない方々の為にも、是非とも俳都松山の誇る「夏井いつきの句会ライブ」を復活させて欲しい。
俳句甲子園の宣伝と募金を兼ねて催される大人バージョンの俳句エキシビションマッチは本当に素晴らしい。だからこそ毎年松山に見に来たくなるクォリティを保つ事が大事。自分達の見せたい物より、観客の見たい物を!


台湾からの留学生シンギさん。俳句王国へようこそ!

北海道や群馬や山梨という関東以北からの参加も徐々に増えて来た。テレビでしか見た事の無かった生組長を見に来て、松山観光と温泉と俳句を楽しんでくれた。打ち上げとカラオケで盛り上がりながらも、日本列島の季節の多様性、季語(特に決勝の「雪」)の感じ方の地域性について句友と語り明かせた事は、忘れられぬ思い出となった。
長い目で、大きな視点で未来を見て、チーム裾野が一丸となって、「俳句の種まき」という志を高く持てるリーダーをサポートし、俳句の素晴らしさを国内外へアピールしてゆく事しかないと、昨日私は痛感した。

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霜の道足の汚れし犬歩く

2019-01-11 13:18:31 | 日記


菌類に生まれ変わるなら、私がなりたい白舞茸。

書きたい事がありすぎ、紙に箇条書きにメモしといて暇な日に書こう、と思うが、書いた試しが無い。

「新春会談」
ニックの車にオイルを入れに行き、車社長手ずから入れる旨い緑茶を頂きながら、車社長とニックの会話を通訳する。お互いに相手の言う事はあまり聞いてない。言いたいことだけ言う。なのに意気投合する二人。会話というより会談。日米の代表者会談のパロディ見てるみたい。私は通訳者気分で楽しむ。

「師の音を継ぐ」
上海の弟子も相当頑張って粘って成長しているが、スカイプでニックの音を聞くしかないハンディが気の毒だ。日本でニックの音を直接聞ける日本の弟子達の上達はめざましい。先日理さんとニックのリハを聞いたら、ビブラートとボウイングが(最初に聞いた頃に比べ)劇的に変わってた。ほんの短いスライドやピアニシモの音色がニックになって来てる。ああ。これぞ私が苦労して日本にニックを連れ帰って以来、最も聞きたかった音。この前聞いたアンジーのラロも、まさに小ニックであった! ピアティゴルスキー先生が彼らを聴いたらどんなに喜ばれるか。今回のポッパー組曲の共演は、ピアティゴルスキー直伝の奏法を師弟で、兄弟チェロで聞ける、という醍醐味がある。



「ポッパーとクンマー」
今回ポッパーデュオを本番に、クンマーデュオをアンコール(時間の都合で無かったらごめん。)に弾く予定だが、私は断然クンマーが好き。
私「クンマーをなぜ本番に弾かないの?クンマーの方が名曲なのに!」
ニック「お前がクンマーを好きなのは知ってる。娘達のどちらとも毎回クンマーを弾いたからな。どちらも名曲だが、ポッパーデュオの欠点は曲が難し過ぎる事で、クンマーデュオの欠点は曲が難しくなさ過ぎる事さ。プロならどっちをコンサートで弾きたいか、初歩的な事だよ。」




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木の影の中にも霜の光かな

2019-01-09 11:06:08 | 日記


上海の弟子のスカイプレッスンが復活したので、久しぶりに横で聞いた。スケールとエチュードに続く数曲の中でも、フォーレのエレジー(悲歌)が興味深かった。

君の師匠が死んだ際のメモリアルコンサートのように弾け。心を込めて弾くとは、悲しみに身を任せる事ではない。例えばこの最大の山場のこの一音、大きな音で弾きたくなる衝動に身を任せてはならない。出来うる限り長く弾く事、出来うる限り最高のビブラートと完璧なストレートボウで弾く事に集中するのだ。悲しみの感情は何の助けにもならない。具体的なイメージを思い描け。偉大なマスターが灰になり、それを胸に抱いて歩む君。遺灰の質感を思い描け。道に落ちた君の影を思い描け。その影の中にある光を思い描け。楽しいパートでは、先生と談笑した思い出を想起せよ。先生がどんなに寛容だったか。どんな暖かい言葉で君を励ましたか。具体的なイメージはいつも助けになる。最大の場面では冷静にテクニックに集中するのだ。



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待ちきれぬ事多き日々福笑

2019-01-06 11:52:56 | 日記


富士五湖はこうなっている。富士山を時計と反対回りに右から、山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖。



山中湖は鯨の形。

青い丸は絶景カフェ・ノアの位置を示す。ここから右に少し戻ると、ダイヤモンド富士ポイント。我らは時計と逆周りにサイクリングする。サイクリングコースは、旭ヶ丘(鯨のおなか部分)の一部途切れる以外ほぼ一周していて、トイレ休憩入れて45分かかる。ウォーキングだとほぼ4時間半かかるらしい。

「犬に利き足?」
我が家の番犬かぼちゃんは、オシッコかける時、必ず右足を上げる。左側で匂いを嗅いでても、いざマーキングとなるとくるっと向きを変え、右足を上げる。右が利き足なのだろうか?



生後4か月のかぼちゃん。



山口洋祐画伯に描かれた(?)かぼちゃん。

「今年の大楽しみ・小楽しみ」
ニックがスキーに行ってる間に、新春小掃除(新早口言葉「しんしゅんしょうそうじ」)をやり終える。我が家は「春の大掃除」と(ニックが)称して、五月頃大掃除をやる。俳人としては非常に困りものである。季語「煤掃」「煤ごもり」をやれない、「五月」は春じゃない初夏、新春なのに「冬来たる!」と張り切る。冬来たる、と言えば「GOT(ゲーム・オブ・スローンズ)」シーズン8が今年放映待ちきれない。待ちきれないと言えば、エマ・ワトスンがメグ役をやる「若草物語」今年の冬公開待ちきれない。今年の冬といえば、ナサニエル・ローゼン大阪公演(12/5)待ちきれない。姉妹本第二弾新しい挿絵見んのも待ちきれん。




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