芋焼酎のつぶやき、バラとの戯れ & HbA1c・血糖値を下げる新しい糖尿病食事療法『糖質制限食』実践記録

A Days of Wine and Roses.酒とバラとイバラの日々。芋焼酎好きアラ還-バラ栽培と糖質制限に挑戦です

東日本大震災(平成の大地震) - その109 備忘録

2011年09月09日 | 大地震
■9月9日(金、183日目)
・晴。本日の最大供給能力は5,300万キロワット。

・協同通信---『経産相、原発周辺は「死の町」 福島視察の感想に批判も』
『鉢呂吉雄経産相は9日の閣議後の記者会見で、前日に視察した福島県の東京電力福島第1原発などについて感想を述べ、「残念ながら周辺市町村の市街地は人っ子一人いない『死の町』だった」と語った。「死の町」との表現に配慮を欠くとの批判も出そうだ。』
→政治家としてもっと言葉の使い方を訓練して欲しいものだ。その悲惨さは解るが、被災者は目に入ってないのではないか。

・京都新聞---『土壌汚染「チェルノブイリ強制移住」以上 京大助教試算』
『東京電力福島第1原発の事故で、高濃度の放射性物質が土壌などから確認された福島県飯館村の汚染レベルが、チェルノブイリ原発事故による強制移住レベルを超えているとの試算を、京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子炉工学)がまとめた。
飯館村は原発から北西約40キロ。今中助教は、原発の状況が分からず被災地各自の事情もあるとした上で「避難を考えた方がいいレベルの汚染。ヨウ素やセシウム以外の放射性物質も調べる必要がある」として、飯館村で土壌汚染を調査する方針だ。
文部科学省の調査で20日に採取した土壌から放射性のヨウ素1キログラム当たり117万ベクレル、セシウム16万3千ベクレル、雑草からヨウ素254万ベクレル、セシウム265万ベクレルが確認された。土壌中のセシウムは通常の1600倍以上だった。
今中助教は、土壌のセシウムで汚染の程度を評価した。汚染土を表面2センチの土と仮定すると1平方メートル当たり326万ベクレルで、1986年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故で強制移住対象とした148万ベクレルの2倍超、90年にベラルーシが決めた移住対象レベルの55万5千ベクレルの約6倍だった。
今中助教は「国は原発周辺の放射性物質を詳細に調べて分析し、ただちにデータを公開すべきだ」と話している。セシウムは半減期がヨウ素(8日)と比べ30年と長く、汚染の長期化が懸念されている。』


・ZAKZAK---『東京で大異変…ヨウ素が急上昇!何が起きているのか』
『福島第1原発から約180キロ離れた岩手県奥州市で、同市が管理する前沢下水浄化センターの汚泥から、食品の暫定基準値を大きく上回る高濃度の放射性物質「ヨウ素131」が検出されていたことが9日、分かった。ヨウ素131はウランの核分裂で生まれ、半減期が8日と短いことから、検出日の直前に何かが起きた可能性があり、動揺が広がっている。
奥州市下水道課によると、7月から8月11日まで汚泥採取を計5回行い、5回ともヨウ素131は「不検出」だった。だが、8月25日の採取分で、2300ベクレルを検出。31日は590ベクレル、9月6日も480ベクレルを検出した。厚生労働省が示す食品、飲用水などの暫定規制値は、乳児で1キロ当たり100ベクレル、成人は2000ベクレルで、それをはるかに超える数値が出たことになる。
同市下水道課では「原発関係とは思いますが、原因は分かりません。いまは数値が下がるのを待つしかない状況です。市民から不安の声も寄せられ、取り急ぎ、肥料原料の出荷をストップし、最新の調査結果を待っています」と話す。次回は12日に採取し、14~15日に結果を公表するという。
実は、同原発から200キロ以上離れた東京都でも数値が急上昇した。8月15日~16日にかけて、各地の下水処理施設で採取された汚泥に含まれるヨウ素131の濃度が上がり、東部スラッジプラント(江東区新砂)や清瀬水再生センター(清瀬市下宿)では150ベクレルを記録した。直近では不検出か微量の検出にとどまっていた。
都下水道局では「原因は分からない。2週に1回のペースで調査を続けており、数値の推移を注視している」(広報サービス課)。8月下旬に採取した汚泥の調査結果は、9月9日に公表するという。
原発事故から半年近くたったいま、なぜこのような現象が起きたのか。元立正大学長で水環境科学が専門の高村弘毅氏は「ヨウ素131はウラン235の核分裂反応で生じ、半減期が短い。それが検出されたということは、その時期に新たに生成されたと考えるのが自然」と説明する。
福島第1原発から排出された放射性物質が、ピンポイントで降り注いだ可能性も「ゼロではない」としながらも、「そうした事実が東電から発表されていない以上、明確な説明はつかない」と語る。
夕刊フジの取材に対し、東京電力では「(原発敷地内の)モニタリングポストの値が排出限界値を超えた記録はなく、新たに放射性物質を排出した事実はありません」(広報部)とコメントしている。』


■9月8日(木、182日目)
・快晴。本日の最大供給能力は5,080万キロワット。

・時事通信---『1万5千テラベクレルが海に流出 東電発表の約3倍』
『東京電力福島第1原発事故で、3月21日から4月30日までに海に流出した放射性物質の量は1万5千テラベクレルに達するとの試算を日本原子力研究開発機構などのグループが8日までにまとめた。
東電は4月1~6日に2号機取水口付近から海に流出した高濃度汚染水に含まれる放射性物質(ヨウ素とセシウム)を4700テラベクレルと発表していた。もとになる期間が異なるが、今回の試算は約3倍に上り、原子力機構の小林卓也研究副主幹は「ほかのルートからも放射性物質が流れ出ていた可能性を示すものだ」と指摘している』

・読売online---『米仏社製の汚染水処理装置、初の稼働率90%超』
『東京電力は7日、福島第一原子力発電所の米・仏社製の汚染水処理装置の週間稼働率が90・6%を記録、6月の導入以来初めて目標の90%を超えたと発表した。
同装置はトラブル続きで、稼働率がなかなか上がらなかった。タービン建屋にたまっている汚染水の水位は、今月中旬にも安全なレベルに下がる可能性が出てきた。
先月導入した東芝製の汚染水処理装置の週間稼働率も91・4%と順調で、両装置の1週間の汚染水処理量は過去最高の1万1450トンとなった。汚染水の水位が地表より1メートル低くなれば、大量の雨水や地下水が急激に流入してもあふれ出す恐れが少なくなるといい、原子炉冷却のための注水量を増やすことを東電は検討している。 』

・東京web---『「フクシマの英雄たち」が受賞 スペイン皇太子賞』
『スペインのアストゥリアス皇太子基金は7日、今年の同皇太子賞の「共存共栄賞」を福島第1原発事故の現場で、事故の拡大を防ぐため献身的な働きをした東京電力やその下請け作業員、消防、自衛隊員らの「フクシマの英雄たち」に授与すると発表した。
同基金は授賞理由を「勇敢で模範的な行為」とし「自らの命を犠牲にしてでも津波による原発の惨禍を避けようと闘った。彼らは人間としての卓越した価値を示してくれた」と評価。
「彼らのなしたことは、日本社会に根付く義務感、逆境での品位、謙虚さ、寛容、勇気のたまものだ」と称揚した。』


■9月7日(水、181日目)
・快晴。本日の最大供給能力は5,150万キロワット。22時過ぎ北海道日高地方で震度5強の地震が

・asahi.com---『福島第二原発、津波被災後の写真公開 浸水激しく』
『東京電力は6日、福島第二原子力発電所が東日本大震災と津波で被災した様子を写した写真を公開した。福島第一原発と違い、メルトダウンは起きなかったが、原子炉建屋周辺は津波で相当浸水していた。
福島第一原発ではタービン建屋内の非常用ディーゼル発電機などが冠水し、使用不能になった。だが、第二原発では、発電機が気密性が高い原子炉建屋内にあり、一部が冠水を逃れた。さらに冷却水を海水で冷やすシステムが正常に働かなくなるトラブルがあったが、外部電源が作動したため大事故には至らなかった。
ただ、タービン建屋の地下や周辺は津波に襲われた。水につかり、機器や配電盤が故障したことがわかっている。』

■9月6日(火、180日目)
・くもり。本日の最大供給能力は5,230万キロワット。

■9月5日(月、179日目)
・くもり。本日の最大供給能力は5,050万キロワット。
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