暑い暑い!
この日も朝から真夏の日差しが照り付ける7月22日。でも、頑張って行ってきました。
近江神宮へ___全国の高校生たちが集う、リアル千早たちの青春を賭けた「かるた選手権大会」へ。
さ「はい。今日はここからスタートです」
美「ここは何処ですか?」
さ「琵琶湖浜大津だよ」
美「雄大な琵琶湖と夏空が素敵な風景ですね」
さ「では、目的地の近江神宮に向かいましょう」
美「まさか、子供料金で乗車してないですよね?」
さ「そんな事しないよ~。みっちゃんの後ろにくっついて通るから」
美「それもダメでしょ」
さ「ってことで、近江神宮前駅に到着です」
美「何もしてないのに汗が凄いです」
さ「これがウワサの…」
美「え?いきなりですか。ウワサの…」
さ「歩行者用推しボタンです」
美「推しの漢字が違ってますよ」
さ「さ!次、行くよ~」
一の鳥居から参道を覆う林の中に入ると一気に空気が変わります。ひんやりとした空間が少し神秘的。更に石段を登っていくと…
さ「やっぱりここからの撮影は鉄板だよね」
美「石段と木造建造物。鉄板など見当たりませんよ」
さ「あ~、ごめんね」(面倒くさ~)
先ずは、本殿にお参りです。
今年は、結構な数の学生さんたちの姿が見て取れます。
みんな、それぞれの思いを胸にお参りをしているようですね。
拝殿の厳かな雰囲気とは裏腹に、気持ちはメイン会場となる近江勧学館へと歩く速度もあがります。
玄関前広場には物販や休憩所、大会本部のテントが立ち並びます。
毎年恒例のウチワの無料配布はJoshinさんから学習塾へと代わりました。スポーツタオルとポカリスェットも無料!太っ腹~!!
アニメキャラクターのスタンドは、今回は1箇所に並んでいます。
参加校数は年々、増え続け、入場制限も解除された今回の大会。しかも午前中。
想像以上に会館内はもぅ、足の踏み場もありません。
ホールの奥からは時折、聴こえる読手の声と一斉に畳を叩く音が瞬間的に緊張を高めます。
その雄姿は視界に収める事は出来ないのですが、それでも、その熱戦を簡単に想像できるのが嬉しいですね。
今回は観戦を諦めて、物販テントで買い物を進めました。
定番の「かるた煎餅」は必須。
遅くなると売り切れ必至の「百人一首さぶれ」は、今回は無事に買えました。
今年の公式Tシャツはオレンジをチョイス。と言うか、実は既にピンク、ブルーともにLLサイズが売り切れ状態。ま、3色選べたとしてもオレンジにしていましたが。
ファン交流ノート「机くんノート」にご挨拶の書き込みをさせて頂きました。「ちはやふる」の原作者・末次由紀先生の書き込みが素晴らしいです。
一応の買い物も出来たし、このまま居残っても仕方ないので一旦、近江神宮を離れることにしました。(と言うか、予定通りの行動なのですけどね)
果たして、どこで何をしていたのかは後日のブログにて___
お楽しみに♪
そして、午後2時過ぎ。
再び、近江神宮に舞い戻った自分です。この日の団体戦も午後3時前からのトーナメント準々決勝を控え、休憩時間となっていました。
境内から勧学館内外は学生さんたちの姿で賑わっています。そんな中、自分は館内2階へと向かったのですが、会場の畳の間には上がれませんでした。どうやら観衆は廊下からの観戦になっているようです。
「なるほど!どうりで込み合うわけだ」
会場では準々決勝に向けたメディアの調整が進んでいます。
再び、舞い戻ってきた自分は既に体力もかなり削られていて、人混みの立ち見観戦をする気力は残っていませんでした。
白熱する試合を観られなかった事は残念なのですが、それでもリアルの「ちはやふる」の世界を肌に感じ取れたことに満足せざるを得ませんでした。
青い空に沸き立つ白い雲。琵琶湖の雄大な景色。そして、二次元と三次元の境界が曖昧になる真夏の神の領域。
「来年は時間の制限をなくして、また来たいな」
峠を超える京津線の車窓から。
急こう配の急カーブを曲がる電車に揺られ、夢見心地の自分です。
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